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日本、中国、韓国の３カ国政府は日中韓首脳会談を中国天津市で１０月８日に
開催する方向で最終調整に入った。複数の日中外交筋が８日、明らかにした。
次期首相就任が確実な民主党の鳩山由紀夫代表、中国の温家宝首相、韓国の
李明博大統領が出席。中国側は、アジア重視を掲げる鳩山氏の新政権と早期に
会談を行い、首脳間の信頼関係を構築する狙いがある。
鳩山氏にとって、首相就任後、初の訪中になる見通し。鳩山氏は会談で東アジア
共同体構想を打ち出したい意向で、３カ国首脳会談の前後に北京で胡錦濤国家
主席とも会談する方針。
関係者によると、中国側は１０月８日開催を日韓に提案し、韓国側は同意。日本
側は新政権発足前のため回答を留保している。会談では北朝鮮の核問題や、
新型インフルエンザ、地球温暖化問題への対策などが議題になる見通し。
中国外務省の姜瑜副報道局長は８日の会見で、首脳会談の日程は「まだ協議
中だ」とした上で、会談については「日中韓の今後の協力関係を協議し、安定と
発展により大きな役割を果たす会議になるだろう」と述べた。KYODO シナNEWS
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