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民主党の鳩山由紀夫代表が、予算、主要政策づくりの中枢として新設する首相
直属の「国家戦略局」をめぐり、党内に戸惑いが広がっている。担当相に菅直人
代表代行を副総理兼務で充てる方針は決まったが、規模や権限、与党との関係な
どがはっきりしないからだ。連立協議中の社民党からは「暴走」への警戒感も上が
る。
「真の政治主導、官邸主導を確立する」。7月下旬の衆院選マニフェスト(政権公
約)発表の記者会見で、鳩山氏は宣言した。戦略局の狙いは政策決定の官邸へ
の「一元化」。党側が力を持って予算、政策の内容や責任があいまいになりがち
だった自民党政権下の「政府、党の二元体制」に対する反省だ。「首相の指導力
発揮には強力なスタッフが必要」と強調する。
これに対し、別の民主党議員は「今や衆院議員だけで308人。戦略局や内閣に
加わらない議員が政策決定にかかわれないとなったら不満がたまる」と指摘する。
衆院選の結果、肥大化した党とどう折り合うかも考慮すべきだとの主張だ。政策ご
との党部門会議の位置付けなどが焦点となるとみられる。(共同)東京新聞
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