09/09/05 10:21:39 0
MDMAを使用したとして、麻薬取締法違反で起訴された押尾学(31)。不可解、不思議というしかないのが保釈をめぐるドタバタ劇だ。
8月26日に押尾の弁護人が東京地裁に保釈申請し、2日後に保釈を決定。ところが、東京地検が保釈の執行停止を求める準抗告を
地裁に申し立てたことなどで、押尾が保釈されるまでに5日間もかかった。
薬物事犯は再犯率が高く、保釈が認められないケースがある。だが、検察側が今回、押尾の保釈に断固反対した理由は、それだけでは
なさそうだ。
ひとつ目は現場となった六本木ヒルズの一室で、クラブホステスのAさん(享年30)が変死していること。押尾はAさんの変調後3時間も放置
したことで、保護責任者遺棄致死容疑で再逮捕される可能性が消えたわけではない。
警察出身のジャーナリスト黒木昭雄氏が言う。
「Aさんの遺族は“もっと徹底捜査を”とメディアを通じて訴えていますが、たしかにこの事件には謎が多すぎる。当然、検察は遺族感情を
考慮していると思います」
また、押尾にはMDMA使用だけでなく、コカイン使用による麻薬取締法違反の疑いも浮上している。検察はこちらの解明も進めたかった
のではないか。
もっとも、検察が押尾の保釈に反対した最大の理由はドラッグなどに関する“証拠隠滅”の問題があるからだ。この事件には政財界、
元官僚、音楽関係者などさまざまな人物の名前が取りざたされ、有能な“ブレーン”もいるのだろう。保釈中にすべてツジツマが合うように
叩き込まれ、“真相”が闇に葬られた事件も過去になかったわけではない。
「押尾はすでに麻薬取締法違反で起訴され、地裁はこちらの捜査で証拠隠滅の危険はないと判断したのでしょう。しかし、複雑に絡み
合ったさまざまな事案について、関係者が口裏を合わせて隠匿しようとすることも広い意味で証拠隠滅に当たるはずですが……」(黒木昭雄氏
=前出)
“押尾一匹”の逮捕で済む話ではないのだ。
ソース(ネタりか、日刊ゲンダイ) URLリンク(netallica.yahoo.co.jp)