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全国知事会の麻生渡会長（福岡県知事）は３日、共同通信のインタビューに
応じ、政府と自治体が対等な立場で話し合う「国と地方の協議機関」の設置法案に
ついて、秋の臨時国会への提出を新政権に要請する検討を始めたことを
明らかにした。
麻生会長は８月２５日に開かれた政府の地方分権改革推進委員会で、法律に
基づかない協議機関を衆院選後に設置した上で、来年の通常国会をめどに協議
機関の法制化を目指す考えを示していた。
これに対し３日のインタビューで麻生会長は「（新政権が）いろんな法案をどんど
ん臨時国会に出そうという動きが出ている。協議機関の法制化も臨時国会を視野
に入れたらいいんじゃないかと思う」などと述べた。
また、協議機関に参加する地方側のメンバーについては「（知事会や市長会など
の）地方６団体が中心となるべきだ」と強調した。ＫＹＯＤＯ シナＮＥＷＳ
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