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陸上自衛隊の隊員の個人情報を部外者に提供していたとして、陸上自衛隊警務隊は
３１日、行政機関個人情報保護法違反の疑いで、自衛隊鹿児島地方協力本部所属の
１等陸尉、徳永安成（やすなり）容疑者（４６）を逮捕した。
陸上幕僚監部によると、逮捕容疑は、徳永容疑者が隊員の個人情報が入ったデータを
部外者に提供したとしているが、具体的な提供時期や相手については公表していない。
金銭の授受の有無などを追及している。
７月１３日、「隊員の個人情報が入ったＣＤ－ＲＯＭを拾った」と陸自に連絡があり、
２２日に回収して警務隊が調べていたところ、２８日になって徳永容疑者が流出源と
特定した。このＣＤには陸自のほぼ全隊員にあたる１４万人分の氏名や階級、所属、
生年月日、自宅住所などが記載されたデータが入っていた。
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