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今月１４日の０時３５分頃、東京都千代田区の中央合同庁舎８号館近く
の歩道で人が血を流して倒れているのを通行人が発見し、１１０番した
ところ、倒れていたのは中央合同庁舎８号館に入っている文部科学省初
等中等教育局の局長金林越哉さん（５６）と分かり、局長室のある７階
の窓から飛び降りたと見られる。金林さんは病院に搬送されたが、まも
なく死亡した。局長室には鍵がかかっており、こじ開けて中に入ったと
ころ、本棚の書籍やパソコンはすでに処分されており、机の上に残され
た遺書の内容から、昨年１１月に出身大学の若いＯＢに脅迫されたこと
を苦に自殺を図ったと見られる。この事件を受け、塩谷文部科学大臣は
記者会見で「本省幹部が東大ＯＢから脅迫を受けたのも、金林君が自殺
したのも、全ては嘘をつきとおしてきた私の政治責任。脅迫で逮捕され
た東大ＯＢの言っていることはすべて真実であるし、金林君はそのため
に犠牲になった。諸悪の根源は全て私にあり、責任を取って辞職したい
」と話した。