09/08/07 22:07:43 0
最高裁は7日、警視庁が覚せい剤取締法違反容疑で逮捕状を取った女優酒井法子容疑者(38)が主演していた裁判員制度のPR映画
「審理」について、当面の間、DVDの配布や貸し出し、制度を紹介するホームページ(HP)での動画配信などを中止したと発表した。
最高裁は「さまざまな事情を考慮し、決めた」としている。
トヨタ自動車も6日に、酒井容疑者出演のテレビコマーシャル(CM)のHPでの公開を取りやめたことを表明。同容疑者をめぐる関連作品自粛
の動きが広がってきた。
「審理」は、最高裁が企画したPR映画の第3弾で昨年制作。これまでDVD約19万1千本とビデオ約4千本をつくったが、その一部を全国の
各地裁などに配布、市民らに貸し出していたほか、制度を紹介するHP上で動画を配信していた。
最高裁によると、このほか、庁舎などに張っている映画のポスターを撤去し、今後は裁判所の行事で映画の上映をしないという。
作品の時間は60分。酒井容疑者は、殺人罪に問われた被告が正当防衛を主張する事件の審理に参加する裁判員役を演じた。昨年3月
の完成試写会後の記者会見では「とてもいい制度。もし選ばれたら、時間をつくってぜひ参加したい」と語っていた。
ソース(中日新聞・共同通信) URLリンク(www.chunichi.co.jp)