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横浜：７回無失点のランドルフ復調の兆し/中日戦から
開幕から６連敗を喫したランドルフが、復調の兆しを見せている。
この日は直球と変化球ともにさえ、７回を投げ、無失点。
打線は２試合連続で零封されサヨナラ負けを喫したが、明るい材料もあった。
特に五回までは安定し、出した走者は１安打、２四球の３人だけ。
以降は安打と四球でピンチを招いたが、六回の２死一、二塁は和田をチェンジアップで泳がせて中飛に、
七回の２死一、三塁は、荒木を直球で三振に仕留めた。
突如、四球を出して崩れるのが今季の悪い癖で、この日も１死から投手に四球を出したり、
２死からストレートの四球を与えたりしたが、落ち着いて後続を打ち取ったのが無失点につながった。
ランドルフは「変化球が狙い通りに決まった。降板するまでチームに勝つ可能性を残せたことが収穫」と納得の様子だった。
自身の６連敗中は相手に投球の癖を盗まれ、さらに勝てないことで神経質になっていたという。
ランドルフと毎回バッテリーを組んでいる武山は、「本来の力を出せれば、分かっていても打てない球なんだけど」と心配していたが、輝きを取り戻したようだ。
左脇腹痛から復帰した助っ人左腕の巻き返しに期待したい。