10/06/23 23:38:31 hT96zD7O0
批判はどうでもよい。
人がどれだけ強く躓いたか、行動力のある辣腕の人にやらせたらどこがもっとうまくできたか、粗探しはどうでもよい。
名誉はすべて、実際に球場に立つ男にある。
その顔は汗と埃、血にまみれている。勇敢に戦い、失敗し、何度も何度もあと一歩で届かないことの繰り返しだ。
そんな男の手に名誉はある。なぜなら失敗と弱点のないところに努力はないからだ。
常に完璧を目指して現場で戦う人、偉大な熱狂を知る人、偉大な献身を知る人、価値ある志のためなら自分の身を粉にして厭わない人…
結局最後に勝利の高みを極めるのは彼らなのだ。
最悪、失敗に終わっても少なくとも全力で挑戦しながらの敗北である。
彼らの魂が眠る場所は、勝利も敗北も知らない冷たく臆病な魂と決して同じにはならない。