10/03/25 00:17:13 lrUvjHM1P
デイリー広島特報バン！！
─武内 鯉の守護神へ─
真っすぐで三振が取れるクローザーになる─。
武内は１軍で三振の山を築くことを夢見て、セールスポイントである直球にさらに磨きをかけている。
「打者が打てない直球を投げられるようにしたい。そのためには直球をもっと磨かないといけないですね。
低めに伸びる強い球を磨いていきたい」。
法大時代に最速１５４㌔をマークしたが、プロの「デビュー戦」ではレベルの高さを痛感させられたという。
７日の教育リーグ・中日戦で、抑えとして九回に登場。
最速１４５㌔の直球を主体に１回を無失点１三振と結果は上々だったが、自身は納得していなかった。
「なかなか空振りが取れなかった。プロのレベルの高さを実感しました。変化球もよくしていかないといけないけど、
まだまだボールを速くしていかないといけないですね」。試合を振り返る表情に笑顔はない。
今は常に１５０㌔を超えるボールを投げられるようになることを目標に、投球フォームを調整している。
理想はゆったりとした動きから、ボールを離す瞬間に最大の力が発揮できるフォーム。
これを頭に描きながら、ブルペンで投げ込んでいる。
開幕１軍は果たせなかったが、今季中に１軍昇格し、リードした展開で投げることを自分自身のノルマとしている。
「２軍でしっかり結果を残さないと１軍に上がれないですから。まずは２軍でアピールしたい」と意気込みをみせる。
身長１８５㌢、体重95㌔の恵まれた体格からは想像できないが、自分の性格を分析すると「人見知りでシャイ」だという。
キャンプ当初はチームに溶け込むことに苦労したというが「だいぶトレーニングにも練習内容にも慣れてきました」という。
山崎２軍監督は「勝負度胸がよさそう」と評価しており、性格はクローザー向きといっていい。
磨けば光る原石は、まずはファームで絶対的守護神になって、１軍への土台を築くつもりだ。