10/07/04 10:49:57 lTDBaf2G0
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楽天、お手上げ 永井、痛い初回２失点
東北楽天は投手戦で競り負けた。
打線は日本ハム先発ダルビッシュの直球に押された。０―２の四回２死三塁でリンデンが中前打を放って１点を返
すのが精いっぱい。散発５安打で１０三振を喫した。
先発永井は一回に変化球の制球が甘く、２死一、三塁から２連打で２点を失った。二～八回は３安打無得点に抑え
たが６敗目。
◎永井、２回以降は立ち直り被安打３
先発永井は８回を６安打２失点。責めを負うような結果ではないが、「先制点を与えてはいけないのに与えてしまい、
負けにつながった。自分の責任」とうつむく。
調子をつかみかねていた一回、先頭の田中の安打をきっかけに２死一、三塁のピンチを招いた。糸井を追い込んだが、
内角スライダーを右前へ運ばれて先制点を許した。なお一、三塁で、坪井には勝負球のカーブが高めに浮き、三遊間を
破られて２点目を失った。
どちらも投手有利の２ストライク１ボールからストライクゾーンで勝負して打たれた。糸井の適時打は腕を畳んで巧
みに内角球をさばいたもので、相手が一枚上手だった。だが、坪井のは違う。先を考えた組み立てが裏目に出た。
「ワンバウンドさせるフォークでもよかった。でも、一回からフォーク、フォークといくのも…」と捕手の嶋。
佐藤投手コーチは「勝負球が悪い」とばっさり。
相手先発は球界屈指の好投手ダルビッシュ。一回の２点は重かった。ブラウン監督は「先制されない展開にしたかった」。
二回以降は立ち直り、以降に許した安打は３本。二塁を踏ませたのは１度だけ。それでも６敗目で黒星が二つ先行した。
好投しても勝ち星に恵まれないのは、チームに流れを呼び込む投球をしきれないのが理由だろう。