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デイリー広島版
─今村ダイアリー2月1日 「足がもう・・・」(2/2)─
アップ前のミーティングで野村監督から肩をもまれ「飛ばしすぎるなよ」と、緊張をほぐされた。
午前10時から始まった初めてのプロのキャンプ。ノックの後、昼食を慌ただしく終えるとバント、
走塁と1軍投手陣の練習メニューを平然とこなした。午後1時すぎからようやくキャッチボール、
ブルペン入り。その後は、陸上競技場でダッシュを繰り返した。
午後4時、初体験の練習の連続に「疲れた。足がもう・・・。走るのはあんまり・・・」と、
さすがにへばった様子。最後はウエート練習を終え、初日を無事完走した。
─安仁屋が行く 焦らずじっくり下半身つくれ─
今村はあれだけの人に囲まれたこともあり、力みがあり、球が少しシュート回転していた。
ただ球に重みはあった。体全体を使って投げる大竹とはまた違ったタイプで、
テークバックが小さくて球を長く持ち、前で放す投げ方。
リストの強さを感じたし、打者の手元でピュッと来るのでタイミングが取りづらいのではないか。
この時期に高卒の新人があれだけ投げられるのは相当、自主トレでやってきた証拠だ。
将来的にはエースになれる素材なのは間違いないが、個人的には1軍登録は2年目からでいいと思う。
まだまだ走り込んで体をつくった方がいい。まだ下半身が安定していない。
焦らずじっくり、大きく育ってほしい逸材だ。
新外国人のアルバラードは制球が良さそうな投手。
インステップで足がクロスするので、右打者はイヤなんじゃないか。
もう1人の新人の川口は制球がよく、中継ぎとして面白い存在。
ブルペンで声を出していたが、自分を必死で売り込む姿勢が見える。
そういう生き残ろうという気持ちがマウンドでは生きるものだ。