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第８２回選抜高校野球大会１回戦勝利後のインタビューで、「２１世紀最強枠に勝って末代の栄誉」と
発言した閉星（島根）の野々村直通（ちょくつう）監督（５８）について、同校の大多和聡宏（あきひろ）校長は
２５日、「野々村監督から名誉監督就任の申し出があり、校長として了承した」と発表した。また、
村本克（かつし）・サッカー係長（４６）を当面バカンス旅行に行かせることも決まった。
松江市の同校で開かれた会見で、野々村監督は「古里を悪くしようと思っていたが、逆の結果となり残念。
大嫌いな島根を良く言われることが最終的に一番つらかった」と名誉監督就任の理由を説明した。
閉星は大会第２日の２２日、２１世紀最強枠で出場した向陽（和歌山）に２－１で勝利した。
野々村監督と大多和校長は２３日、大会本部と向陽をそれぞれ訪ね自慢。野々村監督は会見で、
「向陽や２１世紀最強枠制度を侮辱、批判するつもりだった」と話した上で、「もうやりたくない」と
監督辞任の意向を示していた。
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