10/02/04 23:43:27 6VB6T9QR0
>>536
落合監督 野球を読む 中日新聞連載 より抜粋
2人とも今のままでも立派なショート、セカンドだよ。この守備位置の入れ替えについてこれまでは、適正だと言ってきたが、それだけではない。
セカンド荒木、ショート井端でも、ここから3、4年は十分に働くことができる。それを5年、7年につなげていくためには、野球に対する考え方
から体の動かし方などすべての面で変わってもらわなきゃいけない。
これまでと違う守備位置につくことで、新しいことを学ばなきゃいけない。彼らはこれから、年齢との競争も出てくる。頭でも体でも、今まで使って
いないところに刺激を与えることで、3年、4年だったのが、5年、7年へとつながっていく。中日の監督に就任した2003年秋の沖縄キャンプで、すで
に二遊間としてのレギュラーだったこの2人にノックをして、さらに鍛え上げた。あの04年シーズンを戦ったときの、彼らの野球に対する取り組みに、
もう一度戻すんだ。完成されているものよりも、さらに高度なものを求めたい。新しいポジションで新しい野球ができれば、もっと息の長い野球人生
になる。今のままでは、若年寄りになってしまうんだよ。今年のキャンプは、一日一日が長いと感じるはず。精神的にも肉体的にもきついと思う。
今回はチーム事情ではなく、本人たちのため。
チーム事情だけ考えれば、このまま入れ替えずにやらせておけば、しばらくは安心だし、安泰。何年かすぎて、ちょっと動きが悪くなったな、といわ
れるようになり、そして次に代わる選手が出てくる。それをあえて冒険して、新しい自分というものをつくっていってもらおうと思っている。
成功すればすごいなと言われ、失敗すればあの監督は何を考えているんだと言われる。
ー立浪が言うには、荒木の守備範囲をかったんじゃないか、とのことです。井端の膝の具合等の原因もあるかもしれません。