09/10/18 00:02:13 AyybJngm0
中日 vs ヤクルト 第1回戦 (中日 0勝 1敗 0分)/観客数:38391人 /試合時間:3時間24分
試合後コメント:
ヤクルトが逆転勝ちでCS第2ステージ進出に王手を掛けた。
2点を追うヤクルトは7回青木のタイムリーで1点を返すと、続くデントナが左中間へ逆転の2ランホームランを放ちこの回3点。
リードを奪うと先発石川から押本、五十嵐、林昌勇とつなぎ逃げ切った。勝ち投手は石川、Sは林。
中日は和田のプレーオフ・ CS通算5本目となるHRなどでリードするが、6回まで1安打1四球で無得点に抑えていたチェンが
7回につかまり負け投手。中日はこれまでCS初戦4戦負けなしも初黒星。なおナゴヤDの観衆3万8391人は実数発表後最多。
■解説者コメント 橋本 清
中日にとっては、痛すぎる一敗となった。中日が2点リードで迎えた6回にゲームの流れが大きく動いた。
1死一・三塁で打者・谷繁。カウント1-1。前の球をウェストした後の3球目。完全にヤクルトバッテリーの裏をかいたスクイズがファールで失敗に終わり、
谷繁が三振で、続く藤井も倒れて3点目を取れなかったことで、流れがヤクルトに傾きかけた。
その味方の攻撃を見ていたチェンが、3点目が入らなかったことで、がっかりした表情、素振りを見せていたのが気になっていたが、
直後の7回表。先頭の田中浩康が二塁打で出塁。その後、1死三塁となって4番青木。
カウント2-1と追い込まれながら、チェンが自信を持って投げた難しいコースの内角球を狭い三遊間を抜いて、レフト前へのタイムリー。
この青木の一打が6回まで1安打と完璧な投球をしていたチェンを崩したと言って良いだろう。
結果で言えばデントナの逆転本塁打が試合を決したが、その本塁打を引き出したのが、青木の一打だった。
決してやさしいコースではなく、チェンのボールも素晴らしいボールだった。CSという短期決戦。過去の対戦も大事だが、やはり調子のよい打者、投手が鍵を握っている。