09/09/27 03:01:07 1JYTuPrl0
春は大沼。
やうやう埋まりゆく塁上少しあかりて、
紫だちたる髭の細くたなびきたる
夏は力。
フォアボールはさらなり、押し出しもなほ。
速球の多くとびちがいたる、また、一つ二つなど痛打されてゆくもをかし。
(先発の)白星など消すもをかし。
秋は岡本。
夕日のさして日本一いと近うなりたるに、「今年こそ打たれまい」とて、三つ四つ、二つ三つなど(カウントを)取り急ぐさえ哀れなり。
まいて、被弾し敗北したるが、(岡本の姿が)いと小さく見ゆるは、いとをかし。
力尽き果てて、(打たれたときの)表情、(立ちすくむ)姿など、はた言ふべきにあらず。
冬は三井。
点の離れたる時にはいふべきにもあらず。春秋のいと寒き時も。
またさらでもいと年取りたるに、了見違いなど起こして野心もて渡らむとするも、いとつきづきし。
一月になりて皆の生温く見守りていけば、強がる声も小さく消えがちになり、ワロスw