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歓喜の浦和ヲタ！バスを１００人で胴上げ
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Ｊ１第３０節最終日（２５日、浦和３－０大宮、埼玉）
浦和は大宮とのださくないたまダービーに３－０と快勝。来季の降格の恐れも遠のき、試合後には橋本光夫社長（６０）が
浦和ヲタ約１００人に胴上げされ、さらに選手がバスごと胴上げされる騒ぎとなった。
大宮とのださくないたまダービーに３－０と過去最高の大勝をおさめ、歓喜した浦和ヲタ約１００人が橋本社長とのビールかけを要求。
寒風吹きすさぶ埼玉スタジアムの正面玄関でビールかけを行った。
約１時間半、ビールをかけられた同社長は満足した顔。その間、選手バスも胴上げされた。試合終了から２時間後の午後７時に出発すると
「フィンケ最高や！！」「新幹線で帰れよ！！」の歓声が飛び、警備員を突破したヲタが進路を確保した。
バスの胴上げは、０５年１１月２３日の千葉戦（１－０で勝利）以来の騒ぎだ。
喜びも当然だった。夏場にリーグ７連勝をおさめ、今月１１日には天皇杯で最強の敵の松本山雅ＦＣに２－０の完勝。
橋本社長はフィンケ監督の解雇を白紙に戻し、この試合と１７日の新潟戦（０－１で敗戦）を見て去就を判断する方針を示した。
それでも橋本社長は、「よっぽど完璧な監督でなければ来季はやらせない」と強欲ぶりを口にした。
J草創期の快進撃をもう一度再現するには、現状ではまだまだ甘いようだ。