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大瀬良は爆弾持ち
911:名無しさん@実況は実況板で 2009/08/13 17:43:16 54iZdYRL0
長崎新聞 2009年 8月13日 木曜日 スポーツ
腰痛に耐えて力投-長崎日大エースの大瀬良
10日目の投球練習中だった。49球目の直球を投げた瞬間、長崎日大のエース大瀬良はその場で動けなくなった。
突発性の腰痛の襲われ、練習を中断。試合2日前のアクシデントだった。
それでも、この日のマウンドに立った。痛み止めの注射やマッサージ、はり治療…。周囲の懸命な支援を受け、何とか間に合わせた。
だが、故障を抱えたエースに、1試合を投げ抜く力はなかった。金城監督は「六回ごろボールが高めに抜けはじめた」。
七回に一死二、三塁のピンチを招いたところで外野へ下がった。「まだいける」と思った。
八回に再登板したが、無死満塁から3点適時打を浴びた。
九回の攻撃。まだ試合は続いているのに、ベンチで涙が止まらなかった。
中学時代から本格派右腕だったが、右肘を痛めて2年生から内野手に転向。3年生で軟骨除去の手術を受けた。
苦しみ、悩んだ末の決断。すべては高校でもう一度投手になるため、甲子園で投げるためだった。
1試合で終わったことは悔しい。だが夢がかなったうれしさもある。
「やはり、甲子園は夢舞台でした」。涙目で笑った。