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テレビ局がまたあざとい商売を始めようとしている。
フジテレビが今月開設した第2公式サイト「1924.jp」。コンテンツ第1弾として、「今つぶやく」を
略したツイッター的サービス「イマつぶ」を開始した。これに会員登録すると放送中の
“ツイッタードラマ”「素直になれなくて」のスタッフの“つぶやき”などが1分間隔で更新され、
ユーザーはそれを読める仕組みだ。
また、フジは加藤綾子アナ司会のトークドキュメンタリー「1924」と、帯ドラマ「東京リトル・ラブ」
を深夜枠でスタートさせた。第2公式サイトとの連動番組と位置づけ、ユーザーを
呼び込む作戦という。
サイト利用料は現在タダ。しかし、フジはその先に壮大な金儲けプロジェクトを視野に
入れている。同社執行役員デジタルコンテンツ局長の大多亮氏が「利用者が
50万~100万人に発展したら、広告展開や有料サービス化を検討する」と明かした。
例えば月額315円の利用料で会員100万人なら毎月3億円の売り上げになるし、
プラス広告費となれば年間50億円近いカネがフジに転がり込む計算になる。
あざといのは商売のやり方である。
「見方によって『1924』など連動番組はすべて、第2サイトに誘導するためのフジの
“自社CM”と見ることも可能です。それを公共の電波を使ってタダで行っているわけです。
また、視聴者は連動番組にCM的要素があること、フジがサイトで何十億円も稼ごうと
していることも知らされていません。さまざまな意味で問題だと思います」(放送ジャーナリスト)