10/05/05 19:16:15 3yelyWwS0
★「おら東京さ行くだ」~Side Story~③
女「大丈夫?何処から来たの?具合が悪いの?」
※津軽訳「大丈てで?どさはんで来たの?あんべが悪りの?」
そのおなごはわぃやおなごよしでじゃまも高ぐ(おそきやぐ170㎝はあっだど思でゃ)、
年もまだ若んだでした。
(その女は物凄く美人で身長も高く(おそらく170㎝はあったと思います)、年もまだ若そうでした)
わはこいが“都会の誘惑”だどすぐサ察知して警戒しますたぁー。
「わは大丈夫じゃ!行ぐどごがあらはんで放っておいてけろ!」どおなごサ言ってやりますたぁー。
(私はこれが都会の誘惑だとすぐに察知して警戒しました。
「私は大丈夫です!行くところがあるので放っておいて下さい!」と女に言ってやりました)
「こらほどボディコンみての服ば着らのんてがっこ商売サ決まってら。
わみての青森はんでのこのこやてきたじゃいごば騙んだどしていらんだ!」
「こんなにボディコンみたいな服を着るなんて水商売に決まってる。
私みたいな青森からのこのこやってきた田舎者を騙そうとしているんだ!」
わはただのお上りど軽ぐ見きやれたごどサ憤慨し、苛立ちば隠さずサおなごば睨みつかいますたぁー。
(私はただのお上りと軽く見られたことに憤慨し、苛立ちを隠さずに女を睨みつけました)
おなごはどってんこぐ様子ば見せたはんで、わがすぐサあぐどば返してあべどした時、驚きの声ばかけてきますたぁー
(女は驚いた様子を見せたので、私がすぐに踵を返して行こうとした時、驚きの声をかけてきました)
女「「あなた、ひょっとしてドイラバの方ですか?」(津軽訳「な、ひょっどしてドイラバの方だが?」
わ(私)「なして分からんだ?そもそもなしてわサ声ばかつもっけるんだ?(※何故分かる?そもそも何故私に声かけを?)
女「その帽子にドイラバと青森の県章がついているからよ。それに貴方、この間の大津波で陣頭指揮を執った方でしょ?ネットで見たわ」
(※津軽訳「「その帽子さドイラバど青森の県章がついていらはんでし。
それサな、この間の大津波で陣がっぺ指揮ば執った方だべ?ネットで見だ私」)