10/06/18 00:57:13 6GHT9pfm
よろしくお願いいたします。
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【*板名】 科学ニュース+
【*スレ名】 【宇宙】 はやぶさ:大気圏突入、本体燃え尽きる…カプセル分離成功
【*スレのURL】 スレリンク(scienceplus板)
【名前欄】 名無しのひみつ
【メール欄】 sage
【*本文】
>>427
始めて「MUSES-C」計画(現在「はやぶさ」としてし知られている)を聞いたとき、私は「それは叶わぬ夢だろう」と思いました。
サンプルリターンミッションは困難です。
天体表面からの無人サンプルリターンの唯一の成功例は、ソ連のルナ計画による月からのものです。
サンプルリターンには、多くの任務の達成が必要です。
すなわち天体とのランデブー、表面の科学調査、着陸、サンプリング、サンプルの捕獲、地球への帰還、最後には大気圏への再突入および着陸です。
JAXAにとってそれは前例のないミッションでした。唯一の前例は火星を目指した「のぞみ」でしたが、軌道への投入に失敗しています。
その上、彼らは新しい推進技術 - 太陽光で動く低推力エンジンによる動力飛行 - を使おうとしていたのです。
これら全てが困難であることは、今日までの「はやぶさの冒険」からも明らかですが、
私(と、他の人々)が理解していなかったのは、賢明な技術者たちが、丈夫でめげない宇宙船となるよう設計していたということです。
彼らはセオリーどおりではなく、多くの障害に耐えうる(許容する)宇宙船を築いたのです。