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刑事から取り調べを受けた奈緒(松雪泰子)は継美(怜南=芦田愛菜)を誘拐したことを認めた。
葉菜(田中裕子)にもその事実が知らされる。いっぽう継美は児童養護施設に連れて行かれた。
駿輔(山本耕史)は奈緒が起訴され裁判が始まることを籐子(高畑淳子)、芽衣(酒井若菜)、果歩(倉科カナ)に知らせる。
3人は「法を犯したのは事実。でもお姉ちゃんは継美ちゃんを虐待から救おうとしただけなのに」と訴える。
やがて奈緒の裁判が始まろうとしていた。案の定テレビや雑誌は連日、奈緒の姿を映し
『エリート独身女性が堕ちたぬかるみ』『母と呼ばれたかった女が、逃亡の果てに見た絶望』
などスキャンダラスに騒ぎ立てる。
奈緒に面会した駿輔は「このままでは単なる誘拐犯になり、裁判に影響する」と話す。
しかし奈緒は継美の養護施設での様子を聞くばかり。
やがて裁判が始まり、奈緒は「継美の母親になろうとした」と検事にすべてを話す。
しかし駿輔は確信していた。それこそが、奈緒の罪なのだと。
虐待から怜南を保護する行為を大きく逸脱し怜南に母性を抱いたことが、
奈緒の罪であり、裁判の争点になるだろうと―。