10/05/26 18:22:15 Pjx01ae+0
身代金は支払われたのでしょうか、それとも、支払われなかったのでしょうか
ここでの論争は明確にどちらの説しか成り立たないのか、それとも両説とも成り立つのかの議論であって、
原作者がどういうつもりで脚本を書いたかという一義的な論争ではありません。
1.母親が誘拐犯と共謀していた(争いなし)
2.誘拐犯は射殺された(生き残った場合、母親にそそのかされたと共謀を自供するおそれがあります)
3.母親と署長とは結婚した(もしくは、署長の妾、内縁の妻など)
誘拐事件を起こした目的はお金を檜山に出してもらうことだったということになります。
従って、誘拐事件が起こったときに、母親は愛人檜山に3億円を出してくれないかと頼んだことになります。
檜山はそれを断ったのでしょうか。
檜山がお金を出さなかった場合、村雲は檜山を憎む権利がありますが、
①歌織は「あの親子は何も悪くなかった」と否定しています。このセリフをどう解釈するか。
身代金を用意したから悪くなかったという解釈も成り立ちますし、
身代金を用意しなかったが、誘拐事件を起こしたのは母親だから檜山は悪くないという解釈も成り立ちます。
②「会いたかったんやで~。」と檜山が村雲との再会時に言う場面があります。
身代金は用意したから息子との再会をしたいと思っていたとも取れますし、
身代金を出すことは断ったが、単に父親として単純に気になっていたから会いたかったとも取れます。
明確にどちらかの説しか成り立たないという論証はできるのでしょうか。
身代金は出したのでしょうか、出さなかったのでしょうか。
皆さんはどう思いますか。