10/05/23 02:30:43 7cjaCLTi0
まだいまいち誘拐と母親と息子との関係がわからんが。
身代金は支払われなかった。
ここは間違いないだろう。
身代金が支払われたら、警察全体がそのことを知るから新聞紙との交換などできるはずはないし、
身代金を新聞紙とすり替えても後でばれるからとてもそんなことなどできない。
とすると、以下の説が成り立つ。
A説.誘拐での身代金をもらうことは失敗。
誘拐犯と母親と息子とはグル。
身代金から分け前をもらうことになっていた犯人は逆上して、
息子の腕を切る。
だが、A説だと逮捕された犯人が母親との共謀を逮捕後に自供するのでは?
となる、従って、A説は成り立たない。
B説.身代金を出してもらえない場合に備えて、息子と署長もグル(母親に色仕掛けで落とされた)だった。
そこで、署長は、逮捕後に母親との共謀を自供されないようにするために、突入時の犯人を射殺した。
息子の腕を切り落としたのは、傷害保険を得るため。
傷害保険数千万円がおりたが、身代金の3億円にはとても届かずに村雲は母親にすまないという気持ちと
父親への復讐の機会をうかがう。
息子が父親宅に事件後に、窃盗に入ったのは身代金を払ってもらえなかったことの代償として金を奪い、
母親にほめてもらいたかったから。
また、父親から相続財産を奪ったのも母親にいつか渡してほめてもらうため。
母親へのほめてもらいたいという絶望的な愛が村雲の人格を支配していた。
村雲は希望を求めて結婚し、子供を作り、金儲けをしたが、
幼児期の母親への愛情を抱えたまま、
愛情に飢えたままの状態だったということか。
脚本家とのQ&AのスレをNHKホームページに作ってもらい、
多かった質問とその答えのスレを立ててもらいたいと思っている。
最終回の最後は「退行」を流さなかったのは失敗だと思う。