10/05/20 01:14:52 50+FxoVM0
奈緒「このまま私がいなくなれば、あの子は一人になってしまいます。」
仁美「・・・」
奈緒「それよりも、あなたのところへ帰れば、あの子は一人にならなくて済むんです」
仁美「・・・」
奈緒「今のあなたなら大丈夫。きっとあの子の母親になれます。」
そして奈緒は、念を押すように仁美に言った。
「このことは、あの子には言わないでください。」
奈緒はレナに言った。
「ママのところに帰りなさい。」
レナ「おかあさんがそうしたいの?」
奈緒「そうよ。なんか飽きちゃった。やりたいこともあるしね」
レナはそれを聞くと何も言わず飛び出して行った。
奈緒は一人泣いた。