10/05/14 05:09:13 j5TPVv2/0
感じたままに、チラ裏
5話の開始2分のところで、芽衣がウェディングドレスを目の前にして何かやっている引きのシーンと、折り紙の鶴を置くアップのシーンを挟み込む編集も凄いと思った。
田中裕子が床屋でがっくりするシーンと、パエリア料理の大事なシーン間に、セリフも無く顔も見せない短いシーンをそれとなく挟むとは。
普通気にも留めずに流してしまうところだろう。
4話で赤ちゃんなんてどうでも良いって投げやり発言のシーンも芽衣の机に折り紙の鶴が映ってる。もっと前からあったのかもしれない。
こういった小道具に気を配っている点もそうだけど、カット割りや役者の目の先を追う描写など、俳優や子役の名演技と同じぐらいスタッフも凄い。
セリフによる説明を省く、映像や表情によって状況を説明する、場合によっては映像自体カットして前後から推測させる手法は、視聴者を置いてけぼりにする可能性があるものの、
母としての立場、子としての立場などそれぞれの心情を視聴者に想像させることにより深い感動を与える方法で非常に高度なテクニックだ。
何度も見たくなる。見るたびに新しい発見があるのはこのためだろう。
長文スマソ