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もう、日本自体がサステイナブル（持続可能）ではない。サステイ
ナブルでない物事は、保守（保ち守る）ことが不可能なのは自明の事。
そして日本のサステイナビリティを奪っているのは以下の２点。
①少子化
②政府財政赤字
①への対策として、政府による子育て世帯への財政支援を控除から
助成金へという移行は正しい。子無し世帯から子有り世帯への再配分
である。子無し世帯は独身であれ夫婦であれ、自分の事のみに金を使
える。その金を一部奪い、将来の日本人を扶養教育している世帯へ金
を再配分するのは、日本の保守のために妥当である。子無し世帯に金
を残した所で、漫画だアニメだゲームだのオタクで自閉的な趣味世界
に浪費されるのが関の山だ。
②の政府財政赤字を削減する方法は２つしかない。歳出の削減か、
税収の増加である。民主党政権による仕分けの進展具合を見ても、歳
出の削減を待っていては、この日本丸は沈む。さらなる仕分けと同時
進行して税収増を考えねばならない。税収増の方法は以下の２つ。
①景気浮揚による自然増収
②増税
①は、日本の経済成長はもはや止まったままなので多くを望めない。
ならば残された道は②のみである。