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文藝や哲学を知らずして政治や経済を語るなかれ!!! 文藝評論家・山崎行太郎の政治ブログ「毒蛇山荘日記」
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お笑いタレントは、何故、政治的発言を繰り返すのか? その方が、お笑いよりカネになるからなのか(笑)。
(写真はテリー伊藤)
お笑いタレントに徹している「タモリ」や「さんま」等を除いて、テリー伊藤、ビートたけし、太田光・・・等、
多くのお笑いタレントたちが、 その人気と知名度を悪用して特定の政治討論番組や報道番組を持ち、
何故、専門外の話題である政治や政局の話にうつつを抜かしているのか、しかもある特定の政治的立場に立って、
かなり一方的な政治的言説を展開するのかが、長いこと腑に落ちなかったのだが、
野中元官房長官の暴露によって、その謎が次第に明らかになりつつあると言っていい。
野中は、政治評論家だけではなく「お笑いタレント」たちにも、
官房機密費から、盆暮れの二回、500万円ぐらいずつ、つまり年間1000万円のカネを渡したと爆弾証言したが、
これで彼等が、何故、政治や政局の話に固執するかという謎の一端が(中略)
もちろん、お笑いタレントが、それぞれの特定の
支持政党を持ち、それぞれの政治的意見や政治的立場を主張したとしても少しも不思議ではない。
しかし、かつて「前田武彦」という人気司会者が、ある番組の中で、選挙結果を見て、
思わず「共産党バンザイ」と叫んだことが問題となり、やがて前田武彦という司会者はブラウン管
から消えていったという例を持ち出すまでもなく、あるいは創価学会系のタレントたちが
公明党の選挙応援に繰り出していてるにもかかわらず、番組の中では決して政治的意見や
支持政党の話をしないという例が示すように、テレビタレントたちにとって、特定の政治的立場や
政治的意見を公言することはタブーであったはずである。
しかし、いつの頃からか知らないが、 お笑いタレントたちを中心に、むしろ公然と政治的発言を繰り返すようになっている。
しかも、その多くが、つい最近まで万年与党であり続けた自民党サイドに立った発言である。
この現実を見ている視聴者の多くが、裏でカネが動いているのではないか、 と
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