08/08/02 10:50:31 0UAJ+/lL0
自分の財布だけで解決するならまだましだが、フィギュアスケートはそうはいかない。
いくつものスポンサーが絡んでくる。
恵まれたとは言えない状況でも必死に頑張っている選手もいる。
引退したいなどといったら即終わりというシビアな環境にいる選手もいる。
その世界で上のループを一周、二周、と繰り返すと確実に失うものがある。信用だ。
二周ぐらいなら、まだ本人が信用を無くすぐらいで済む。
これが三周目ともなると、これを許すスポンサーが疑われだす。
それ以上になると、フィギュアスケート自体が疑われかねない。
それに、ここまでくると本人の信用は底辺まで落ちていると見ていい。
信用のない選手に代表権を与えたいとは、日本人の倫理観なら通常考えない。
安藤の悲劇は、引退したいループ(通称辞める辞める詐欺)を自由に繰り返し、
現役続行の価値をアピールするために跳ぶ跳ぶ詐欺も自由に繰り返し、
結果が悪いと、自己管理の悪さの露呈になるとも考えずに怪我の報告を自由に繰り返し、
ついに世界女王になったというのに信用回復は成し得なかったことだ。
憲法には書いてないけど、濫用というには大げさなレベルでも、
自由は使い方を間違うと深刻な信用問題になる。
ここまで失墜するなら、「引退したい」という自由を尊重して、早い段階で辞めたほうが
信用に深い傷はつかなかったよ。