08/04/01 16:09:13 6eydBPLY0
>>484
>悲しさ儚さを表現するのって経験や歳を重ねないとなかなか難しい。
逆だよ。儚さはともかく、悲しみや愁いには「型」があるんだよ。
伝統的にね。演劇でも、バレエでも、舞踏でも、「悲哀」や「憂愁」には型がある。
負の感情は型を超えてしまうと、観衆には受け入れがたくなりかねない。
だから、中途半端な年頃には表現しやすい感情なの。型をなぞれば何とかなるから。
同様に「妖艶」さも型があって、型の中で演じると上手く行くの。
テレを捨てれば誰でも出来るよ。
難しいのは「楽」「喜」「歓」の表現。
これは自然にやって可愛いのは子どもだけ。
まれに、生まれ持った個性でおどけたユーモアがはまる人もいるけど、
それはかなり例外的。演技としてやると、大抵はあざとくなる。
本当に楽しいと思い、テレを捨て、確かなテクニックで観衆を巻き込むのはかなりの技。