08/01/05 13:39:35 KLC0Qfoh0
ドゲザさんはいつも丁寧にレスしてくださるので恐縮です。
NHKのことはともかく
(擁護したいわけではありません。ただドキュメンタリーも
作り手の意図(というか演出)が入ってしまうものだとは思います。
どういう意図のもとに作ったのか、というところで
愛犬家理論を理解できないため、みどりを改めて蔑みたいという意思が
働いたというのが、理解できないということです。
そうなの? でもなんで?という感じ)
要するに
■芸術点は高かったが、「低い」と思っていたい。
理由は、・美や芸術は「尊敬」につながってしまうから。
・「尊敬」と「ペット視」は矛盾するから。
・自己内部で、長年の深い欧米コンプとの矛盾が出てくるから。
ここが理解できないんです。
そもそも「技術」は尊敬に値しないで「芸術」が尊敬につながるというのが
わかりません。みどりは技術はあったが芸術がなかったということで
自己の内部で何の整合性をとっているのかがわかりません。
みどりは尊敬されていないのでしょうか?
坂東英二やガッツ石松のように、現役時代の功績とは別のところで
本人の持つ気さくな性格が作用しているということはないですか?
みどりのいじられキャラなところを(犬コロ的に?)愛しつつ
それとは別に、みどりの偉業に対しては尊敬していたりはしないのでしょうか?
欧米コンプと言いますが、ビットは綺麗だったなと思うけれど
ビット引退後、トップクラスにいた選手では
白人ではケリガンとハーディングくらいしか印象にないんですね。
少なくても自分にとっては憧れの対象ではなかったし
フィギュアを見ていて欧米コンプ的なものを刺激されることはなかったです。
世代もあるのかもしれませんが
自分の記憶にあるのはカルガリーあたりからなのですが
芸術性を高く評価されていたビットが芝居っけたっぷりに踊っていたのを見て
そういう演劇性みたいなものを芸術と言うのかと思い込んでいました。
そういう意味で、みどりには芸術性がないと言われると
そうなんだと思ってしまったわけですが(子供だったせいもあります)
みどりの芸術点は高かったんだよと言われて、確かにそうで、
でもそれで何かが困るという感情は芽生えてきませんし、むしろ嬉しいです。
だから、ドゲザさんが何を言っているのかがわからないのです。
自分の中で無意識にでもNHKの捏造ぶりを、理解したくない知覚したくない拒否したい
と思っているのだとしても、それならどういう無意識が働いているのか知りたいです。
どうして日本人はみどりを尊敬したくないのですか?
深い欧米コンプとは、どういった感情のことなのですか?