08/01/16 11:21:53 eqKmRHLz0
>>456
トウジャンプとエッジジャンプを比較しないと意味ないですよ。
フリップ>トウループ
ループ>サルコウ
という具合に。
トウループは跳ぶ前に右バックアウトにのっていて安定している
(アクセルと跳ぶ前の体制に似ている)うえに、
左足は素直にまっすぐ後ろに伸ばした位置よりやや内側(右)に入ったところにトウを突けばいいので
失敗しない。
人間の骨格からして、トウループを跳ぶ前の体制は長く滑り続けられる自然な体制。
フリップはトウループと足が左右入れ替わって、左足イン、右足トウに
なっただけなのだけれど、
同じような位置にトウをつくとするなら、足が(クロスされてなくて)ひらいた状態になる。
この状態で長く滑り続けようとすると、深くインにのることはできず、
フラットで滑るとか、アウトエッジでのっておいて跳ぶ直前にインにチェンジエッジすることになる。
フラットで跳べば、ルッツと同様自然な半時計回りの回転力は得られないし、
深いインで跳ぶなら(回転力は得やすいけれど)バランスをくずしやすいので
一瞬の間に正しい位置にトウを突き、跳びあがる必要が出て来る。
基礎点ではルッツよりフリップのほうが簡単ということになるけれど、
跳ぶ前の体制の安定度はルッツのほうが高くて、
フリップは正しくインエッジから跳ぶ場合安定度がやや劣る。
サルコウとループでは、サルコウは跳ぶ前にインに倒れこむことで進行方向にたいして
垂直方向にエッジ方向を容易にかえられる。
ループはアウトで滑走しながら意識して更にアウトに倒れこむことでエッジ方向が
替えられる。サルコウは右足を進行方向に振り戻すことでエッジを調節しつつ
跳ぶ体制に入れるので簡単。
ループのほうは同じことを右足だけで起用に行わなければならないから難しい。