新?ジャンル「見捨てられ不安」at NEWS4VIP
新?ジャンル「見捨てられ不安」 - 暇つぶし2ch1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/20 21:22:10.74 ZotyVHPJ0
男「あ…」
女「ん?」
男「ごめん、ちょっと俺」
女「え?どこに行くの?」
男「ちょっとその」
女「ちょっとってどこ?私も行くよ」
男「いや…便所だから」
女「…あ」
男「待ってて」
女「うん…」
男「悪い」
女(…置いていかないで)
男「ん?なんか言ったか?」
女「え?ううんっ…なんにも」
男「…そうか」

2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/20 21:23:14.10 ZZJOhB3jO
あたらしいね

3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/20 21:26:14.14 ZotyVHPJ0
キーンコーンカーンコーン

男「さてと…」
女「どこ行くの?」
男「…いや、ちょっとそこらへん」
女「そこらへんってどこ?」
男「あ、いや…次、休講だから、そのテキトーにそのへんをとか」
女「…私も一緒いい?」
男「え?あ、うん…いいけど」
女「…じゃあ、私も、一緒に行く」
男「ああ、うん」

4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/20 21:34:00.42 ZotyVHPJ0
男友「おぉーい、男ぉ」
男「なんだ?」
男友「腹減った。学食行かね?」
男「ああ、いいけど」
女「…男くん、お昼?」
男「え?あ、うん」
女「…まだ、3限だけど」
男友「だって、腹減ったしぃ…」
男「…らしい。女はまだ、お腹すいてない?」
女「……男くんは、もう食べるの?」
男「まぁ、今なら、すいてるし…学食」
女「だったら、私もいっしょに食べる」
男「あ、うん」
男友「はぁ…、んだよ、そのラブりっぷりはよぉ」
女「ら、らぶ?」
男友「いつでも一緒ってか?…くぅっ!独りもんには毒だぜぃ」
男「はいはい、わかった。とっとと行くぞ」
女「…らぶ」
男「………女も、いちいち男友の言ってることに、その、反応しないでくれ…」

5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/20 21:41:11.91 ZotyVHPJ0
男友「じゃあ、俺特盛栄養定食だから」
男「ああ。女は?」
女「………冷やし中華かな」
男「そっか。じゃあ、俺は……親子丼かなぁ」
女「…二人ともよくそんなに食べれるね。こんなに暑いのに」
男「そうか?」
女「うん」
男「えっと…お前はあっちな」
女「………え?…私、ここにいたらジャマ?…あっち行け?」
男「あ、いや…そうじゃなくて、麺コーナー。冷やし中華、あっちで注文だから」
女「あ…そうなんだ」
男「そうなんだ」
女「…じゃ、じゃあ、あっち行くから」
男「うん」
女「………その…冷やし中華、遅くなっても、食べるの待っててくれる?」
男「…は?」
女「先に二人で食べてたりしない?」
男「…しないって」

6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/20 21:47:33.65 ZotyVHPJ0
男友「もぐもぐ…お前食わないの?」
男「…お前こそ、ひとを待つ気はゼロか」
男友「だってぇ、お腹空いたんだもん」
男「『もん』とか使うな…そのヒゲづらで」
男友「ほら、あったかい方が美味いしさぁ…がつがつ」
男「………」
女「ご、ごめんっ…待った?」
男「…いや」
男友「時間かかったねぇ。でも、この時期、麺類人気だから」
女「あ、うん…もう食べてた?」
男「…こいつは」
男友「わりぃ。もう、ガマンできなくってさぁ」
女「…男くん、待っててくれた?」
男「……そりゃ、俺はまだ、そこまで腹へってないし」
女「あ…そ、そっか、よかったぁ」
男「いや、まぁ、うん」

7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/20 21:52:12.20 wBZ7eD1PO
いいと思うんだが

8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/20 21:56:52.74 Q9LB/K6gO
新ジャンルかは知らんがいいな

ヤンデレとかになりだしたら一気に萎えるが

9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/20 21:57:50.05 ZotyVHPJ0
男友「もぐもぐ」
男「もぐもぐ」
女「ずるずる」
男友「…なんでさ、俺って義理の妹とかいないのかなぁ」
男「…俺に言われても」
女「?」
男友「…12人もいらないから、せめて、義理の妹が朝に起こしに来てくれたりとかしてさ」
男「………」
女(12人?義理の妹?)
男友「…でさ、なかなか俺が起きなくて、布団をひっくり返したら、朝勃ちした俺のナニを見て」
男「妄想は頭の中に留めろ。垂れ流すな」
女(…アサダチ?)


10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/20 22:00:11.66 18cvDVqPO
見捨てられ不安てただのボーダーじゃん

11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/20 22:04:46.45 ZotyVHPJ0
女「…ね、アサダチってなに?」
男「………」
男友「………お、男、しょうゆとって。い、いやぁ俺って、メンチカツはしょうゆじゃないとダメなんだよねぇ」
男「そ、そうなのか。お、俺はソース派だな…ほれ」
男友「さんきゅー」
女「あ…」
男「な、なんだ?どうした?」
女「そういえば、ウチのおしょうゆ切れてたんだった…買いに行かないと」
男「なんだ、そんなことか。しょうゆくらい、ウチの使えば良いだろ?隣なんだし」
女「え?いいの?」
男「自炊、しないし」
男友「…なんで、お前ら幼馴染でもないのに…く、くそうっ!こんなにエロゲシチュを俺は待ち望んでるというのにっ!」
女「えろげしちゅ?」
男「………わけわからんし。アパート一緒なだけだし。…早く食わんと人多くなるぞ」
男友「あ、そうだな…がつがつ」
男「がつがつ」
女「え?あ…ず、ずるっ…ごほっ」
男「あ、あー…女は、あわてなくても良いから」
女「で、でも…早く食べないと……先に行かない?」
男「行かないから。大丈夫だから」
女「…うん……ずるずるっ…こほっ…ずるずる」
男「いや、だから、あわてなくても」
女「う、うんっ…ごめっ…ずる…」

12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/20 22:14:41.62 ZotyVHPJ0
男友「あー食った食った」
女「………」
男「…大丈夫か?」
女「あ、うん…」
男「悪かったな、急がせて」
女「ううん。私が、勝手にいそいだだけだから」
男友「…お前ら今日はどうすんの?もう講義ないべ?」
女「…男くん、どうするの?」
男「ん?…そうだなぁ、図書館にでも行って涼んどくかなぁ。で、スーパーで惣菜買って帰る」
女「じゃあ、私も」
男友「………お前らってさぁ」
男「なんだ?」
男友「なんていうか…セット商品?トムとジェリー?項羽と劉邦?」
女「…よくわかんない」
男「…項羽と劉邦は違うんじゃないか?」
男友「………まぁ、いいけどさ」
男「…そうか」
女「ん?」
男友「…とりあえず、ちゃんと基礎体温とか測っとけよっ!アバヨっ!!」
男「な………」
女「…ほんとに『アバヨ』って言うひといるんだね」
男「………そうだな」

13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/20 22:20:56.60 ZotyVHPJ0
ピンポーン

男「はーい…あ、女か」
女「あ、うん。…もう晩ごはん食べた?」
男「いや、まだ」
女「これ、ちょっと作りすぎちゃったから」
男「…いつも悪いな」
女「う、ううんっ…こっちこそ」
男「今日もメシ食ってくか?ウチで」
女「え?いいの?」
男「いいのって…ここんとこ、毎日、ここで食ってるだろ」
女「あ…うん…ごめん」
男「…まぁ、俺も、惣菜だけじゃ飽きるし、いいんだけどさ」
女「あ…じゃ、ウチから、その食器とか持って来る」
男「ああ。…あ、コメはあるから」
女「うんっ」

14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/20 22:26:01.64 ZotyVHPJ0
男「ごちそうさま」
女「ごちそうさまでした」
男「…あ、後片付けくらいは、俺、やるから」
女「え?でも…」
男「いいから、テレビでも見とけ」
女「…うん」


男(…よし、片付け、終わりっと…さて)

ガチャ

女「っ!…ど、どこに行くの?」
男「どこ…って、いや、ゴミでも出しに行こうかなと」
女「あ…」
男「そうだ、ついでに、女の部屋の分も出しといてやるよ」
女「え、でも…」
男「遠慮しなくていいって。持ってこいよ」
女「う、うん」

15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/20 22:31:44.23 ZotyVHPJ0
女「…これ」
男「おう。じゃあ、ちょっと下まで行ってくるから」
女「や、やっぱり、私の分は自分でっ」
男「いや…いいって」
女「で、でも、悪いし…一緒に」
男「お前なぁ…」
女「あ…ごめん…」
男「いや、あやまんなくてもいいんだけど」
女「う、うん…」
男「とりあえず、食器とか洗ったし、自分の部屋戻っててもいいぞ」
女「…え」
男「…まぁ、これからも、その、ウチで食うっていうなら、食器置いてた方がとか」
女「………帰れってこと?」
男「…あ、いや」
女「ごめんっ…や、やっぱり迷惑だよねっ…す、すぐっ…すぐ帰るからっ」
男「え…あ…」

16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/20 22:33:39.13 DDJ7QktoO
wktk

17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/20 22:34:29.24 ZotyVHPJ0
男(…また泣かせてしまった)

男(なにがどうすれば…うーん…)

男(…とりあえず、ゴミ捨ててくるか)


18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/20 22:34:40.35 mUu766pN0
若干読みづらいがいいんじゃないか

19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/20 22:38:34.66 H9vAWQMzO
新ジャンル「男依存症」
の方がしっくりくる

20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/20 22:41:40.15 QgD+0Vkc0
>>19 いや、女が過去にお父さんやらお母さんやらに捨てられたという伏線を考えるとこの方が合っている

21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/20 22:42:28.30 ZotyVHPJ0
ガチャ

男「ただいまー…って」
女「あ…」
男「…女?」
女「よかっ…た…」
男「………えぇと、なんで俺の部屋に?」
女「ご、ごめっ…ごめっ…なさいっ!」
男「ち、ちが、今のは、その、ただの疑問で」
女「だ、だって、帰ってこないかもって…ひっく」
男「いや、俺の部屋だし…帰ってくるよ、そりゃ…」
女「…ごめんね…もう、帰るからっ」
男「あ…あ、あの送っていこうか?…って言っても隣だけど」
女「ううん…いい」
男「そ、そうか?」
女「…だって、私を部屋に送ってくれても、男くん自分の部屋に帰っちゃう」
男「……そりゃ、そうだろ?」
女「………私を置いてく」
男「は?」
女「ごめんね、わけわかんなくて……じゃあ、また明日ね」
男「あ、うん…おやすみ」
女「おやすみなさい」

男(…………わけがわからん)

22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/20 22:45:07.20 WwPE4hT30
>>19

依存症って固有名詞は出さん方が良いと思う

23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/20 22:45:57.94 ZotyVHPJ0
男「なぁ」
男友「なんだよ………女は?」
男「トイレ……ちょっと聞いてくれ」
男友「金なら、ない。あと、俺、親父に保証人にだけはなるなと遺言で」
男「お前の親父さん生きてるだろ」
男友「ばっか、お前、遺言ってのは生きてるうちに書くもんだろうが」
男「昨日の夜のことなんだけどさぁ」
男友「…俺、まだ聞くともなんとも言ってないんだけどなぁ」

24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/20 22:46:24.96 P8nQJJ5KO
これはいい

25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/20 22:46:29.28 M1+RHkuiO
>>20
それだとベタベタ

まあ黙ってwktkするっす

26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/20 22:51:14.08 ZotyVHPJ0
男「…というわけでさぁ、どうしたらいいのか」
男友「なんだノロケか」
男「いや、ノロケ違う…と思う」
男友「お前らさ、距離おいた方がいいんじゃね?」
男「…そうか?」
男友「今のうちにだな。だいたい、これから就職とかして、それでも二人一緒にいる気か?」
男「………」
男友「無理だろ?」
男「…うん」
男友「…突き放せ、とは言わんが、その方が女ちゃんのためにもなるんじゃないか」
男「………」


27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/20 22:53:14.44 GOENTHqP0
依存はいいねえ人類の生み出した文明の極みだよ

28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/20 22:58:02.53 ZotyVHPJ0
女「男くんっ…ごめん、待たせちゃって」
男「あ…いや」
男友「…ま、そーゆーわけ」
女「?」
男「………」
男友「…さーて!!俺は今からメイド喫茶に行くからっ!!」
女「え?」
男「なんで、そんな大声、宣言?」
男友「いや、ほら、ちょっとマジメな話しすぎたから」
女「…マジメなお話してたの?」
男友「…俺だって、こんなノロケ話を聞いた日にゃ、『おかえりなさいませご主人様』と言われたくなるっ!」
女「…の、ノロケって…ノロケ?」
男「………………ち、ちがっ!…おまっ!」
男友「アディオス!アミーゴっ!!」

女「あ、あの、ノロケって…どんな内容だったのかな?」
男(…あの野郎)

29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/20 23:06:41.35 A4Xpmc+60
あ、でも女の気持ちわからないでもない。
つまり期待したいと

30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/20 23:07:26.09 ZotyVHPJ0
女「あのさ、2限終わったし、お昼食べない?」
男「…ああ」
女「男くん、今日、学食?それとも売店?…外、食べ行く?」
男「………お前は?」
女「え?」
男「お前は、どうするんだ?」
女「私は男くんと一緒に」
男「………」
女「…男くん?」
男「………えっとな、その、なんだ…ついてくるな」
女「………………え?」
男「あ…いや、その、だな…たまには二人べつべつに」
女「私、ジャマ?」
男「…じゃ、邪魔ってわけじゃなくて」
女「いやっ!!やだっ!!」
男「え」
女「やだっ!!おねがいっ!!いかないでっ!!なんでも、なんでもするからっ!!」
男「…お、おい」
女「ごめんなさいっ!!なんでも…悪いとこも直すからっ!!」
男「…お前に悪いところなんて」
女「行かないで行かないで行かないでっ!!………ひとりにしないでっ!!!」
男「………」


31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/20 23:17:33.35 PCMPUEluO
俺はてっきり
女(男君は凄いなぁ……)
女(勉強も運動もできて、友達もいっぱいいて……)
女(私なんか人並み以下だし……)
女(どんどん置いていかれてる……差は開く一方……)
女「クスン」

みたいな劣等感からくる不安に苛まれてるやつを予想してた。



まあ、とりあえずwktk

32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/20 23:18:33.51 ZotyVHPJ0
女「………」
男友「んー?なにしてんの?女ちゃん」
女「あ、男友くん」
男友「一階は男子トイレだけだよ?女子トイレは2階」
女「うん。知ってるよ」
男友「だったら…」
男「…男友?」
女「男くんっ」
男「悪い。待たせたな」
女「ううんっ全然っ」
男友「…ああ、男待ちだったのね」
女「え?うん」
男友「(…なんでトイレの前で待たせるとか)」
男「(違う…。ほっといたら、トイレの中にまでついてくるんだ)」
男友「(………それ悪化してね?なにしてんだよ)」
男「(…お前にも責任の一端が)」
女「…二人でコソコソ話?…私、いないほうがいい?」
男「そ!そんなことはないっ!…今から、学食にでも行こうと言っていたところ!」
男友「あ?」
女「あ、そうなんだ…私も一緒、いい?」
男「もちろん!」

33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。
08/08/20 23:20:19.29 A7JoWEHa0
これは…鬱エンドの匂いがぷんぷんだぜ

34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/20 23:24:27.67 klzmMTBD0
友「お前の彼女だけどさ、もしかして『見捨てられ不安』なんじゃね?w」
男「お前もそう思う?w 試してみるかwww」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
女「(あ、男君だ)おーい男君~」
男「・・・でさーアイツと別れようかとか考えてるんだよね(合わせろよw)」
友「いいんじゃね?何人か紹介してやろうか?(聞いてる聞いてるww)」
女「男・・・君?」
男「おっ、女じゃん。もう飯食った?まだなら行こうぜ!」
友「俺喰ったから。んじゃそういう事でなw」
女「・・・」

女「何・・・話してたの?」
男「いやただの馬鹿話だよ(気にしてるwwww)」

35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/20 23:26:37.38 ZotyVHPJ0
男友「…俺今日は大盛スペシャルグリーンカレーにするから」
女「うん」
男「女は何にするんだ?」
女「え?私は……男くんは?」
男「俺?…カツ丼かなぁ」
女「………じゃ、じゃあ、私も、それで」
男「…食えるの?」
女「………がんばる」
男「冷やし中華とか、ざるうどんとかの方が…」
女「だって、そしたら、男くん…行っちゃう」
男「いや…ちゃんと食うの待ってるし」
女「…でも、男くん、どこにも行かない?置いてかない?」
男「あ…くぅ…」

36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/20 23:32:02.43 ZotyVHPJ0
男友「もぐもぐ…お、やっと来たか」
男「ああ」
女「ごめんね?待った?」
男友「いや、俺はもう食ってたし………って、お前ら、うどん?」
男「ああ」
女「…うん」
男友「女ちゃんはともかく、男、お前足りるの?それで」
男「そう思うなら、そのカレーに乗ってるチキンカツをよこせ」
男友「ばっか、お前、これはチキンカツじゃねーメンチカツだって」
女「男くん、私の半分いる?」
男「…あ、いや」
女「そうだよね。…ごめんね。足りないよね…えっと、カキアゲも食べる?」
男「い、いいって、後から、売店でパンとか買って食うから」
女「そう?…でも、私のために、男くん」
男「ちが、うどんが食いたくなって」
男友「ずるずる…カレーうどん、うめー」
男「って、お前が食うなよっ!」

37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/20 23:32:37.21 tL/UHSdM0
なるほど、新?の?には一が入るわけですね!?

38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/20 23:40:26.85 ZotyVHPJ0
男(…丸ごとソーセージと…こんなもんか)
女「…そんなに食べるの?」
男「あ、いや、夜食にとかも…食えなかった分」
女「そうなんだ。私も紅茶買って行こ」

店「350円です」
男「はい…っと」
店「…ちょうどですね。ありがとうございます」
男「ども」
女「あ…男くん」
店「125円です」
女「あ、はい…男くんっ…ま、待ってっ…お金…えと…お財布っ」
男「…待ってるから、慌てなくていい」
女「う、うん…えっと、ひゃく…あれ、10円ない……あ、えっと、あれ、小銭入れ……」


39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/20 23:54:43.69 ZotyVHPJ0
TV『…このようにシロクマは親子で…』

女「わ…すごいね、ほら、雪の上滑ってる」
男「ああ…なぁ、女」
女「かわいいねぇ」
男「そうだな…でさ、もう11時まわって」
女「あ、知ってる?シロクマってね…」
男「あの…そろそろ自分の部屋に」
女「…え…あ…ごめん、迷惑だよね」
男「あ、いや、俺は晩メシごちそうになったし…迷惑とは」
女「…でも、その、もうちょっとだけ…ダメ?」
男「もうちょっと…って、俺も風呂に入ったりとか」
女「…お風呂に入っててもお話はできるよね?お風呂、ユニットだよね?ウチと一緒だし…」
男「え?そりゃまぁ…」
女「じゃあさ、その、ダメ?」
男「…まぁ、いいけど」

40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 00:00:58.90 +0pPyHmM0
女「ごめんね…遅くまで」
男「いや…」
女「じゃあ、おやすみなさい」
男「…おやすみ」


男「…2時すぎか………寝るか…今のうちに」

ブーブーブブブーブー

男「…もしもし?」
女『あ…男くん、寝てた?』
男「…いや、まだ」
女『えっと、あのね、ごめんね…その、電話して』
男「………いいよ。どうした?」
女『ちょっと、まだ寝れなくて…ごめん、最近、ほとんど毎日こんなで』
男「いいって…それで、今日は何の話をすればいい?」
女『うん…あのね、昨日の続き。男くんの中学校の話』
男「…どこまで話したっけ?」
女『えっと、たしか…』

41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 00:03:11.98 +0pPyHmM0
男「それでな、俺、数学とか全然わかんなかったから」
女『………』
男「………」
女『………』
男「(女?寝た?)」
女『………』

プッ

男「………ふぅ」

男「…4時かよ」

男(どうにかしないとなぁ…)

42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 00:04:48.17 fwFCKY/XO
期待

43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 00:08:16.91 +0pPyHmM0
男友「…ここか」

カランカラン

女「いらっしゃいま…男友くん、どうしたの?」
男友「どうしたの…っていうか、ああ、ここでバイトしてたんだ?」
女「うん」
男友「…男は?」
女「あ、男くんに会いに?」
男友「そうそう」


44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 00:10:59.05 SDRok1zpO
男「さてと…」
犬「ご主人ご主人!どこ行くの!?どこ行くの!?僕も一緒に行って良い?」
男「ダメだよ。買い物行ってくるだけで散歩じゃないんだから。だから、待て。」
犬「うん!待つよ!待つよ!だから一緒に行って良い?」
男「良い子だから、待て。」
犬「うん!良い子して待つよ!だから連れて行って!」
男「ダメ。じゃあ行ってくるよ。良い子にして待ってなさい。」バタン
犬「(´・ω・`)くぅ~ん…」

こうじゃないのか

45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 00:21:50.45 +0pPyHmM0
男「悪いな、呼び出して」
男友「いや、いいって。…女ちゃん、バイトしてたんだな」
男「ああ、月2回…か、それくらい。昔やってて、人足りなくなると、頼まれるんだって」
男友「ふーん、相変わらず、頼まれると断れないんだな」
男「…まぁ」
男友「…で、お前は何してるんだ?」
男「………いや、俺は客」
男友「…それくらい見りゃわか………もしかして、女ちゃんがバイトしてる間?」
男「『できたら店にいて』って、俺がいなくなると不安だからって」
男友「………で、それをノロケたいと」
男「ちがう。相談」
男友「…お前な、彼女いない暦=年齢の俺を捕まえて」
男「いや、俺もだし」
男友「…なんの相談だ?妊娠したら妊娠届だせよ?母子手帳がいるからな」
男「ち、ちがうっ…そうじゃなくてな…夜、眠れないんだ」
男友「………なるほど、妊娠の前段階か。二人で楽しい有酸素運動か」
男「そ、そんなことしてるわけないだろっ」
男友「だって、お前ら、付き合って何ヶ月だ?」
男「………付き合ってないし」
男友「ははははー………キスくらいしただろ?な?接吻とかほっぺにちゅーとか?」
男「…してないし」
男友「…清い交際?歪んだ関係?」
男「…なんとでも言ってくれ」

46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 00:25:27.05 fooOeYUVO
ヤンデレとか依存とか、頭のネジがぶっ飛んでる感じがたまらん

47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 00:31:22.92 R7vjh7yqO
わっふるわっふる

48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 00:32:22.20 +0pPyHmM0
店「お待たせしました。スパゲティセットとコーヒーです。以上でおそろいでしょうか?」
男「あ、はい」
店「ごゆっくり、お過ごし下さいー」
男友「さてと、いただきまーす」
男「…でだな、俺にもよくわからんのだが、『ちょっと向こう行って』って言うだけで涙目になって」
男友「もぐもぐ」
男「聞いてるか?」
男友「もぐもぐ…聞いてる聞いてる」
男「………」


49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 00:36:16.75 PP0E62WlO
wktk

50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 00:36:46.66 R7vjh7yqO
明日まで残ってることを祈りつつ寝る
落ちてても誰かがまた立ててくれることを祈りつつ寝る

51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 00:40:39.63 +0pPyHmM0

男友「なるほどな…」
男「………」
男友「付き合ってんじゃん」
男「そうか?」
男友「いや、実際、告白とか行為に及んでないだけだろ…普通の近所づきあいじゃないって」
男「………」
男友「まぁ、そういう名目はどうでもいいとしてさ、お前はどうしたいわけ?」
男「…?」
男友「そう、お前。女ちゃんをどうしたい?どうなりたい?」
男「…俺が?」
男友「…そうだ。そういうことちゃんと考えろよ?…決断せまられて、何も考えてませんでしたーじゃ話にならんからな」
男「………ああ」
男友「相談はもういいか?」
男「うん。なんか話したらスッキリしたような気がする」
男友「そうか…まぁ、女ちゃんなら目隠しプレイだろうが、拘束陵辱プレイだろうがなんでもさせてくれるんじゃないか?」
女「…めかくしぷれい?こうそくりょうぞく?」
男「!?」
男友「ち、ちがうって!こ…高速増殖炉…そう!もんじゅ!もんじゅの話!な?男!」
男「そ、そう!ウラン燃料の話で盛り上がってたんだ!」
女「え?そうなの?」
男「そうなの!」

52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 00:50:05.44 +0pPyHmM0
女「男友くん、帰っちゃったね」
男「ああ…なんか、合コンになるはずだった男だらけの飲み会があるらしい」
女「…合コンかぁ、なつかしいね」
男「………そうだな。そろそろ、上がりか?」
女「うん。…店長に、また働かないかって言われちゃった。断るの苦手なのに」
男「働いたら良いんじゃないか。…俺も厨房かなんかで」
女「え?」
男「いや、ほら、客って言っても、そんなにお金ないし…だったらバイトしてた方が一緒にとか」
女「…それって、私のため?」
男「あ…いや、まぁ、金はあるに越したことはないし…生活困ってるわけじゃないけど」
女「…できたら、やめて欲しいな」
男「どうして?」
女「厨房とかだと、男くん、見えなくなっちゃう…お客様だと、フロアだから、ずっと男くん見てられるし…だから、その」
男「…わかった。お前のバイトのときは客でいる」
女「うん…ごめんね。………その、お金、ないんだったら、言ってくれたら、私のバイト代を」
男「それじゃ、俺、ヒモみたいだろ」
女「あ…ごめん、なさい」
男「いや…時間だろ?外で待ってるから、着替えて来いよ」
女「…うん。待っててね?できるだけ、すぐ行くから」
男「ああ」

53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 00:54:17.18 +d5i5vRI0
ただの重くてウザい女じゃねえか

54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 01:01:26.62 +0pPyHmM0
教授「ふむ…うちの研究室配属希望と」
女「はい」
男「………」
教授「言っとくけど、他のとこのほうがはるかに就職有利だよ?」
女「えっと、それでも、その…」
教授「まぁ…いいんだけどさ」
男「はぁ…」
教授「…ていうか、確か、個別面談って話だったと思うんだけど、なんで二人で来るよ?」
男「………そうですよね」
女「………え、えっと、それは私が」
教授「まぁ、いいか。時間短縮できるし。で、志望動機は?」
男「その、子どものころから動物とか好きだったから…」
教授「へぇ、そう。そっちは?」
女「あ、はい…私も動物が好きで、特に機能形態学の分野に興味があります」
教授「ふむ。例えば?」
女「パンダの“6本目の指”とかそういうの研究したいなって」
教授「なるほど脊椎動物がいい?」
女「あ、はい。一昨年の教授の論文に…」
男「………」

55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 01:12:15.38 +0pPyHmM0

男「…ええと」
教授「どうした?もう酔ったのか?車とか弱い方?」
女「え?大丈夫?」
男「…いえ、なんというか、僕らはどこに向かっているんでしょう?」
教授「さっき説明しただろう。海だ」
男「なにをしに?」
教授「海岸にイルカが死んで打ち上げられてるとタレコミがあったから回収しに行く」
女「標本にするんですか?」
教授「うん。状態がよければホルマリン漬けが望ましいが、この季節だしな…まぁ、骨格標本くらいには」
男「なぜ、僕たちが連れられているんでしょう?」
教授「小さいといってもイルカだからな。重い。男手が必要だ。院生どもは出払っていてな。ちょうど良かった」
女「イルカの種類は?」
教授「おそらくハンドウイルカ…1m強の個体と聞いているから、子どもだろう」
男「あのー…」
女「そういえば魚竜っているじゃないですか…古生物の」
教授「そうだな」
女「爬虫類でも同様の形態をしていますよね。やっぱり環境によって最適な形というのが存在するということでしょうか?」
教授「うん。そういう現象を収斂というけれど…」
男「………」

56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 01:19:35.21 +0pPyHmM0
男「…ふぅあ」
教授「ご苦労。これで帰れるな。日没までに作業が終わってよかった」
女「やっぱり、腐敗が進んでますね」
教授「うん。内臓あたりは、確実にダメだな。しかし、ほぼ完全な骨格標本にはなる」
女「ハンドウイルカ、ですか?」
教授「うん。バンドウイルカ、とも言うけどね。体長はおおよそ1.3,4mといったところか…生まれてちょっとの子イルカだな」
男「へぇ…」
教授「しかし、これくらいの子どもだとたいていは群れで母親と行動してるハズだけど…なにかトラブルがあって母親とはぐれたか」
女「捨てられたんでしょう、親に」
男「…え?」
教授「ふむ…なぜそう考える?」
女「…イルカにそういう例があるかは知りませんが、人間を含む哺乳類で一般的に見られることだと」


57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 01:20:40.79 MoP/LIJm0
支援

58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 01:23:07.45 PgeLLMxQ0
漏れら極悪非道のageブラザーズ!
今日もネタもないのにageてやるからな!
 ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ∧_∧   ∧_∧    age
 (・∀・∩)(∩・∀・)    age
 (つ  丿 (   ⊂) age
  ( ヽノ   ヽ/  )   age
  し(_)   (_)J

59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 01:24:16.41 +0pPyHmM0
教授「さて、二人ともお疲れ。良かったら、ウチの研究室に来るといい。最低限の歓迎はしよう」
男「そりゃ、どうも」
女「では、失礼します」
教授「うん。…ところで、お二人さん」
男「はい?」
教授「…ウチは特に研究室内恋愛を禁じているわけじゃないし、その、私が口を出すのもなんだけど」
男「…はい?」
教授「…まぁ、そうやって手をつなぐくらいだったらいいが…その、だな………やっぱりやめておく…気をつけて帰れよ」
男「手って………あ」
女「………」
男「………」
女「………」

60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 01:30:00.95 +0pPyHmM0
男「………あ…えっと」
女「ご、ごめっ…その、なんとなく…手、握っちゃってて」
男「そ、そうなんだ」
女「…うん………もうちょっと、いい?」
男「…な、なにが?」
女「手、握ってて」
男「…いいけど」
女「………立ってるのもなんだし、そこ、座らない?」
男「…ああ」

61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 01:34:02.94 kU9tKzDzO
これはいいスレだ 支援

62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 01:34:40.40 +0pPyHmM0
男「びっくりしたよ」
女「え?」
男「詳しいんだな、動物とか」
女「…うん、好きだったから」
男「…研究室、ちゃんと考えて選んでたんだな」
女「うん。ごめんね、むりやり一緒の研究室誘って…もしかして、他のとこが」
男「いいや、どこでも良かったし。…おもしろそうだしな。俺もあそこで希望出すよ」
女「…一緒の研究室だといいな」
男「たぶん、あそこ人気ないから、一緒になるだろ」
女「…うん」

63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 01:44:53.05 +0pPyHmM0
男「…イルカ、重かった」
女「重かったねぇ」
男「あれで子どもなんだろ?」
女「うん、でも、だいたい50kgもないんじゃないかな」
男「…そっかぁ」
女「腐敗してたし」
男「そうだな…途中でなんか落ちていったしな」
女「うん…ちょっとグロかったね」
男「あぁ…一応グロかったとかは思ってたのか」
女「えぇ?なんで?」
男「教授とかお前とか平気な顔して運んでるから、てっきりそういうこと思わないのかと」
女「そんなわけないよ。…くさかったし」
男「くさかったなぁ…車の中も」
女「うん…」

64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 01:45:31.09 +0pPyHmM0
男「…臭くないか?」
女「え?」
男「いや、ほら、イルカのニオイ」
女「…うーん、わかんないけど…くんくん」
男「なっ…なにを…というか、どこを」
女「え?ニオイかいでるけど…くんくん」
男「…くすぐったい」
女「………男くんのニオイがする」
男「…そりゃ、そうだろ」
女「そっか、そうだよね」
男「………あの、そろそろ、離れないとあたかも抱きついてるように見えるんじゃないかと」
女「………うん」
男「いや、だからさ…」
女「…ほんとに抱きついていい?」
男「………」
女「なんてね、冗談」

65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 01:46:41.77 2N5M72WQO
女が俺と同じ生活を3日間やれば確実に発狂するな

66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 01:59:43.28 nXBz5d3WO


67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 02:04:10.07 +0pPyHmM0
男「…よっ、と」
女「きゃっ…」
男「………」
女「え?…な、なに?なんで?…お、男くん、これじゃ、あたかも抱きあってるように見え」
男「…そうだな。実際、抱きしめてるし」
女「………お、男くん?」
男「…お前が、悪い」
女「え」
男「あ…ち、違う、今の…えっと、そうじゃないんだ………お前は関係なくて」
女「関係ないって?」
男「いや、あの…だから、お前の思わせぶりなとことか…そういうのじゃなくて…あー、わけわかんないよな…えぇとだな」
女「…お、落ち着いて。落ち着こう?私も落ち着く」
男「お、おう…落ち着こう…」


68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 02:05:25.98 +0pPyHmM0
女「え、えっと…とりあえず、離れた方がいい?」
男「いや、待って。このままで…顔見てとか、とりあえず、今無理」
女「顔見れないって…な、なにが始まるのっ」
男「いや、その…だから…だからさ…け、結論から言うと、付き合って欲しいんだけど」
女「う、うん………え………えぇっ!?」
男「ま、まぁ、そのだな、お前に特に好きな人がいなくて、俺がイヤじゃなかったらという…」
女「い、いるよぉ…好きな人っ」
男「…そ、そうなのか?」
女「…男くん」
男「なんだ?」
女「だから、男くん、好きなの………っていうか、わざと?わざとじゃないの?」
男「………あぁ、いや…3割くらい、そうかもなぁとは思ってたけど、まさか」
女「まさかって…だって、私、男くんのこと好きだって」
男「あ、ちょっと待って、好きとか言われると心臓が」
女「ほ、ほんとだ…どきどきしてる」
男「いや、お前もどきどき、かなり」
女「う…そ、それはだって」
男「………と、とりあえず、落ち着こう?」
女「う、うん…落ち着こう、深呼吸深呼吸」
男「そうだな、し、深呼吸を」

69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 02:08:37.73 nXBz5d3WO
いいねこの感じ
男も依存していくのか

70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 02:13:06.91 LpJG3kC50
保守

71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 02:19:37.42 njGZRUKvO
共依存へ移行

72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 02:25:51.48 +0pPyHmM0
男「………」
女「………」
男「…よし」
女「うん」
男「そ、それで…」
女「…男くん、ほんとにいいの?」
男「え?」
女「だって…私、めんどくさいよ?すごく。依存するし、たぶん嫉妬も酷いよ?」
男「………」
女「私、自分で知ってるから。こんな女、最悪だって。…うっとうしいだけの、要らない…」
男「俺も知ってる。ていうか、最近つくづく思うよ。なんで、こんな女って」
女「………」
男「ちょっといなくなっただけで涙目になるし、待ってたら子犬みたいに走ってくるし」
女「…うん」
男「睡眠時間減りまくりだし、イルカ臭くて重いし、料理は美味いし」
女「…うん?」
男「なんで、こんな女、好きになったのかって」
女「………あ」
男「でも、好きなもんは好きだし」
女「…いいの?」
男「いいよ。依存だろうが嫉妬だろうが。…考えたんだ。俺がどうしたいか」
女「うん」
男「…俺は、お前に、悲しい顔させたくない」
女「………信じていい?」
男「ああ」
女「…私を捨てないでいてくれる?ウザくても、うっとうしくても…傍にいてくれる?」
男「ああ。俺は絶対にお前を捨てない」

73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 02:31:27.90 +0pPyHmM0

男友「男ぉ!ちょうどいいところに」
男「…なんだ?」
男友「ていうか、廊下の真ん中でなにして………女は?」
男「今、教授と二人でなんかやってる」
男友「ああ、で、お前はそれを部屋の前で待ってると…」
男「そうだ」
男友「はぁっ…」
男「なんだそのため息」
男友「あきれてるんだよ…ま、いいや、ちょうど良かった。これ運ぶの手伝ってくれ。エレベータのとこまででいいから」
男「…なんだ、その量」
男友「頼む。エレベータ横の自販機で奢ってやるから」
男「………わかった」


74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 02:37:54.90 +0pPyHmM0
男友「さんきゅ。助かったぜい」
男「…ふぅ、なんか最近重いもんばっかり運んでる気が」
男友「そうなのか?…コーヒーでいい?」
男「…あ、いや」
男友「あーわかってるって、砂糖入ってるヤツだろ?ブラックだめとかお子様め…」
男「いや、そうじゃなくて…カフェイン入ってないやつで…みかんジュースとか」
男友「…はぁ?カフェイン中毒か?」
男「…いや、カフェインとると、トイレ近くなるだろ?」
男友「あ、ああ…」
男「あいつ、トイレ、行ってる間一人にできないんだよ」
男友「女ちゃん?」
男「そう」
男友「お前過保護すぎだろ…ていうか、最近ベタベタしてるし。目に余るというか羨ましいというか」
男「…一人にするとな、例えばトイレの前で待たせとくだろ」
男友「あ?ああ」
男「戻ってきたら、ぶるぶる震えててさ、汗だらだらで、手とかつかむとすごく冷たくて、顔色も真っ青で」
男友「………」
男「…できるだけ、一人にしたくないんだよ。今のアイツ」


75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 02:42:19.36 +0pPyHmM0
女「っ!!」
男「あ…」
女「男くんっ」
男「わ、悪い。ちょっと、男友に頼まれて」
女「男くん男くん男くんっ」
男「ごめんな…」
女「男くんっ」
男「………」
女「ここで、待ってるって言ったのにっ」
男「ごめん」
女「…ぐすっ…やだよぅ………行かないで…」
男「…ごめんな…俺はどこにも行かないから…」


男友「………」

76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 02:44:49.26 sbmoKPM+O
なんか実際にいたらうざそうだけど、大切にしてあげたくなるな

紫煙

77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 02:45:44.71 rcWu8CwAO
期待

78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 02:53:33.16 +0pPyHmM0
男「ただいま」
女「ただいま」
男「おかえり」
女「…おかえりなさい………やっぱり、なんか慣れないね」
男「そうだな…」
女「ごはん、準備するね」
男「ああ」
女「…男くんはテレビでも見ててって言いたいんだけど」
男「わかってる。隣にいるから」
女「うん…ごめんね」
男「…なんか手伝うことあるか?」
女「あ…えっと、じゃあ、タマネギ切ってくれる?」
男「………俺がジャガイモを切るから、お前、タマネギで」
女「えぇっ!タマネギ、目に染みるから男くんに頼んだのにっ!」
男「いや、俺も目に染みるのイヤだし」
女「ひ、ひどいー…そ、それじゃあ、じゃんけんで。負けたほうがタマネギで」
男「最初はグー…ちーけった!」
女「え?……い、今のなに?は、反則!『ちーけった』って、なに?」
男「いや、ウチの田舎では『じゃーんけんぽん』とか言うのはゲーム機くらいだし」
女「そんなローカルネタ…」
男「はい、タマネギ。俺、ジャガイモね」
女「うー…」

79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 03:02:46.15 +0pPyHmM0
女「男くん」
男「ん?」
女「…あとは、これ、かき混ぜるだけだから」
男「そうだな」
女「うん…片手でできるんだよね」
男「…そうだな」
女「左手、空いてる」
男「……そうだな」
女「…左手、空いてるんだけどな」
男「………そうだな」
女「男くんの右手もフリーだよね」
男「………」
女「………」
男「………これでいい?」
女「えへへ…」

80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 03:05:24.69 nXBz5d3WO
支援

81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 03:07:05.88 +0pPyHmM0
男「いただきます」
女「いただきます」
男「…あの、女さん?」
女「なんでしょう?男くん」
男「………さっき、手、握らせたでしょう?」
女「あ、これ結構よくできたかも。美味しい」
男「自画自賛か?ていうかシカト?」
女「うん、握ってるね」
男「いい加減、放してくれ、メシ食えん」
女「そう?」
男「俺は右利き」
女「…はい、あーん?」
男「………まさか、これがしたいがために?」
女「あ、熱いかな?ふーふー………あーん」
男「いいから、俺の右手をはなせ」
女「ほら、早くしないと、こぼれちゃうよ?」
男「………左手で食う」
女「だ、ダメだって!インドでは左手は食事で使ったら…」
男「ここは日本だと…」
女「ね?誰も見てないし、はずかしくないよ?」
男「…男の尊厳」
女「男くんは、尊厳と私、どっちをとるの?」
男「………」
女「はい、あーん♪」

82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 03:10:14.17 +0pPyHmM0
女「ごちそうさまでしたっ」
男「…ごちそうさま」
女「男くん?顔赤いよ?」
男「…ほっとけ」
女「ふふっ…さ、洗い物しよ」
男「覚えてろよ…」

83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 03:13:52.06 +0pPyHmM0
男「…そろそろ、風呂入って寝るか」
女「あ…そうだね。下着とって来ないと」
男「…タンスとかも、こっちの部屋に持ってきたらいいんじゃないか?」
女「え?…でも、狭くなるし」
男「まぁ…」
女「じゃ、行こっか」
男「ああ」

84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 03:15:13.57 rcWu8CwAO
確認したいんだが
ヤンデレ方向は無しか?

85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 03:19:31.88 +0pPyHmM0
女「う」
男「どうした?」
女「えと」
男「ああ、トイレ?」
女「………そう」
男「わかった」
女「…『わかった』じゃなくて」
男「わかってるって、ドア越しに手つないでたらいいんだろ?」
女「うん…それと」
男「ほら、早くしたら?」
女「耳栓」
男「ほら、早く済ませ」
女「………」
男「……わかった、耳栓な」
女「あとヘッドホン」
男「………音くらい、別に良くないか?」
女「…よくないっ!」

86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 03:22:05.02 +0pPyHmM0
お腹がすいたのでカップラーメンをすすります。

ヤンデレ方向…わかりません…男くんと女さん次第ではないでしょうか…

新一じゃんるってなんでしょう…

87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 03:24:34.78 rcWu8CwAO
そうかありがとう
おもうぞんぶんにすすってくれ

88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 03:39:29.82 3AWTp0f50
支援

89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 03:50:35.94 +0pPyHmM0
男「………」
女「…ふぁ…」
男「…なんでそんなに長く風呂に浸かれるんだ?」
女「男くんも一緒に入ったらいいのに」
男「いや、質問の答えになってないだろ…」
女「…一緒に入ったらいいのに」
男「入れるか、その狭さで…一人でも足が伸ばせないっていうのに」
女「それはまぁ…」
男「…だいたい、風呂のときくらいは手、つないでなくてもいいんじゃないか?」
女「だって、手、はなしたら病気で消えて死んじゃうよ?」
男「………なんていうフレア?」
女「私、合併号って、いじわるだと思う」
男「………」

90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 03:57:49.95 +0pPyHmM0
女「小学校のときだったかなぁ」
男「え?」
女「友だちが折り紙の船を作ってて、『ここ、つまんで』って言うの。船の先端」
男「………騙し舟だっけ?」
女「うん。目、開けたら…マストの部分つかんでた」
男「………」
女「ちょっとびっくりした」
男「…」
女「目閉じてる間に男くんいなくならない?」
男「俺は、どんなマギー司郎だ…」

女「これは本当にあなたの手?目を閉じて…開けてもあなたはそこにいる?」

91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 03:58:31.74 GJFzvE4GO
月曜まで待つんだ!

92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 04:03:15.97 +0pPyHmM0
男「電気消すぞ?」
女「…うん」
男「…おやすみ」
女「おやすみなさい」
男「………」
女「…あ、あのね」
男「…ん?」
女「電気…ごめんね、真っ暗にできなくて」
男「え?ああ…別にいいよ」
女「うん…」

93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 04:07:32.84 oTxiB/MpO
何がヤンデレ方向だ
もう十分病んでるわ
そしてそれがいい

94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 04:10:11.54 +0pPyHmM0
女「ね、私って魅力ないかな?」
男「な、なにが?」
女「…すぐ隣で寝てるのに」
男「………」
女「おそったりしない?…ガマンしなくていいよ?」
男「…まぁ、そりゃ………学生だし」
女「私は…私を捨てないでくれるなら、何されてもいいよ?」
男「………」
女「…それに、キスで子どもできたりしないよ?」
男「………」
女「………どうして、キスさえ、してくれないの?」
男「………」
女「…男くん?…寝ちゃった?」
男「………」
女「………おやすみなさい」

男(……捨てないでくれるなら、何されてもいい…かぁ…)

95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 04:12:54.68 rcWu8CwAO
>>93良いのは分かってんだよカス

96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 04:14:40.63 +0pPyHmM0
コッケコッコー

男(ん…あさ?………メール?…男友か)

男(…バイト?……夏休みを利用してって………こんなのするかよ…ありえん)

男「ふぁぁぁぁ」
女「あ、おはよう」
男「おはよ…」
女「ゴハンできてるよ」
男「うん…顔、洗ってくる」

97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 04:18:38.92 76qiF0toO
境界例でggrks

98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 04:18:52.37 +0pPyHmM0
男「…弁当?」
女「うん。作ってみた」
男「なんでまた…」
女「え?…こっちの方が食費軽くなるし……それに二人きりで食べれるし」
男「あ…えっと」
女「ね?」
男「ああ」
女「味の方は、いつもどおりで飽きちゃってるかもしれないけど」
男「いや、俺は好きだよ」
女「………」
男「どうした?」
女「…ううん。なんでもない」

99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 04:26:19.87 +0pPyHmM0
キーンコーン

男「これで、試験終わりっと」
女「ようやく夏休みだねぇ」
男「ああ…あとレポート2つ提出終わったらな」
女「まだ終わってなかったんだ。じゃ、今から図書館かどこかでやろ?私も手伝うし」
男「そうだな。頼む」
女「…あ、ちょっといい?」
男「どうした?」
女「……ええと」
男「あ、トイレ?」
女「………うん」
男「行ってこい」
女「………うん」
男「…さすがに、公共のトイレの中にまでついていけない」
女「…だよね。すぐ戻るから」
男「ああ、じゃ、ここで待ってる」
女「………待っててね?」
男「あ、ああ…」

100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 04:28:26.45 Hdj+u/Y60
sien

101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 04:30:36.66 +0pPyHmM0
ブーブブブブー

男「…電話?………誰だ、この番号」

教授『男か?学籍番号068-S23009?』
男「はい、男です…って、教授?なんの用ですか?…ていうか、なんで俺の番号を」
教授『事務に聞いた…で、用件なんだが…』

102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 04:33:31.84 rcWu8CwAO
>>93いや何でもない>>95はスルーしてくれ

103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 04:40:27.32 5G9x6NfR0
>>1の文才に嫉妬wwwww
がんがって!!

104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 04:42:10.21 +0pPyHmM0

女「レポート、けっこう早く終わったねぇ」
男「ああ…」
女「私のおかげ?」
男「…そうだな」
女「えへへ…ね、夏休みって、どうするの?…実家に帰る?」
男「いや…盆には帰るかもしれんが、いつも帰ってないしな」
女「良かったぁ。じゃあ、夏休みはさ、ずっと二人きりで過ごそ?」
男「…お前、夏休み、どうするんだ?」
女「え?…だから、二人で」
男「教授から電話あった」
女「あ………そう」
男「卒論、前倒しでやるって、夏休みはフィールドワークの行程組んでたって」
女「…うん」
男「でも、最近、お前に電話つながらなくて、計画できないって…お前、着信拒否してるって」
女「…うん」
男「…どういうこと、だよ?自分で、研究したいって、なんとか学って言ってただろ…どうして…」
女「……だって…呼び出されて、教授と話してたら、男くん、どこか行っちゃうでしょ?」
男「………」
女「そんなことよりさ、夏休みどうする?海とか山とか行ってもいいけど、疲れるしさ、二人きりで部屋でダラダラ過ごすっていうのも…」
男「………」

105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 04:50:10.45 nXBz5d3WO
支援支援

106:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 04:50:27.27 5G9x6NfR0
更に支援

107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 04:51:24.57 Hdj+u/Y60
もひとつ支援

108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 04:56:31.61 +0pPyHmM0
男(ええっと…着替え、とりあえず、これだけあればいいか…)

女「ZzzZzz…ふゅ?…男くん?」
男「あ…起こしちゃったか?悪い、まだ寝てていいぞ」
女「…その荷物、なに?」
男「あ…いや、ちょっとな」
女「どこか、行くの?」
男「えっと…」
女「わ、私も行くっ」
男「いや、それ無理だから…」
女「…男くん、一人で行くの?私を置いて?」
男「まぁ、そうなる…案外早く帰ってくるかもしれないし、長くても3週間くらいらしい」
女「『絶対に捨てない』って言ったじゃない…」
男「捨てるわけじゃ…」
女「やだ…行かないで、置いていかないで、なんでもするから」
男「帰ってくるから」
女「ウソ…ウソだよ。帰ってこないもん、男くんも私を置いてくっ」
男「…信じてくれないか?」
女「どうして?私の何がダメ?…どうしたら、男くん、離れて…ヤだ…」
男「…ごめん、な」

109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 04:58:38.56 nXBz5d3WO
ヤンデレ路線はやめてえええ

110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 04:58:45.32 5G9x6NfR0
男いい奴すぎがんばれ

111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 04:59:37.00 zyJ+HfojO
妹萌の人かな?

112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 05:04:10.06 +0pPyHmM0
女「………」

女(男くん…どこにいるの?)

女(…電話、つながらない)

女(…メールもない)

女(…捨てないって言ってくれたのに)

女(…信じたかったのに)

女(………やっぱり、私は要らない子なんだ)

113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 05:06:10.09 +0pPyHmM0
女「…おとこ、くん」

114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 05:11:50.12 +0pPyHmM0
男友「あれ?女ちゃん?夏休みだってのに、どうして大学?」
女「男友くんこそ…」
男友「え?いや、俺はサークルが………って、やせたね…というか、やつれた?」
女「…そうかな。ごはん、ちゃんと食べてるけど…たまに吐いちゃうし…」
男友「夏バテ?消化にいいものとか食べた方がいいよ?」
女「うん…」
男友「あと、本気でヤバイって思ったら病院行くんだよ?」
女「大丈夫だよ…」
男友「マジで大丈夫?…男と連絡取ってる?」
女「…おとこ?」
男友「え?そう、男」
女「………おとこ、くん?」
男友「そう」
女「それ、誰?」

115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 05:13:16.89 Hdj+u/Y60
ほほぅ……
wktk

116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 05:13:21.80 3pExTFFbO
ええええw

117:ちんこ ◆PENISmqLSE
08/08/21 05:15:54.11 FjR+O14gO
続けて

118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 05:16:45.52 +0pPyHmM0
女「えぅ…」

女(…気持ち悪い)

女(………お腹からっぽなのに…まだ気持ち悪い…)

女(…お掃除、しないと)

女(きれいにしないと…おこられる…)

女「………っく……よし…」

119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 05:20:37.46 +0pPyHmM0
女(………何もすることない)

女(どうしよう…今日も図書館?)

女(…大学で散歩?)

女(…教授のとこ……は行きづらいし)

女(ネットの掲示板にでもなにか書き込んで…)

女(………せっかくの夏休みなのにな)

女(…もうそろそろ3週間か)

女(………3週間?…なにが?)

120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 05:23:53.89 +0pPyHmM0
女「…冷蔵庫、空かぁ」

女(何か買いに行かないとな…)

女(…億劫)

女「…はぁっ」

ピンポーン

女「…誰だろ、新聞屋さん?」

121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 05:25:31.78 nXBz5d3WO
支援

122:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 05:29:05.04 +0pPyHmM0
ピンポーン

女(…もしかして)

女(………もしかして)

ガチャ

女「男くんっ!!」

新聞屋「へ?」
女「あ…」
新聞屋「あ…どーも毎朝新聞ですけど」
女「………」
新聞屋「…あ、あのぉ、三ヶ月でいいんですけどぉ」
女「………男くん」
新聞屋「今なら、洗剤とかつきますよ?」
女「………」

123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 05:31:45.17 +0pPyHmM0
ピンポーン

ガチャ

女「………」
新聞屋「あ、あのですね、今ならこちらの蚊取り線香もセットで」

ガチャ

124:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 05:37:48.07 +0pPyHmM0
ピンポーン

女「男くん…」

女「会いたいよ…」

女「一人はイヤだよ…さみしいよ…」

女「捨てないでくれるって…どこにも行かないって…好きだって…」

ピンポーン

女「…こんなに、こんなに男くん、好きなのにっ」

ピンポーン

女「………」

ピンポーン

ガチャ

女「うるさぁいっ!!!」
男「え…」

125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 05:38:39.63 +0pPyHmM0
男「よっと…」

ガッ

男(開いてない………しかも、カギがない)

男(中に女いたらいいけど…まさか実家に帰ったりしてないよなぁ)

ピンポーン

男(………あ、でも電気のメータ回ってるし…誰か中にいるよな)

ピンポーン

男(…いざとなったら、大家に………でも、とりあえず、女に)

ピンポーン

女「うるさぁいっ!!!」
男「え…」

126:ちんこ ◆PENISmqLSE
08/08/21 05:55:30.96 FjR+O14gO
寝ちゃったか?


127:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 06:00:25.61 +0pPyHmM0
女「あ………男、くん?」
男「…た、ただいま」
女「おかえりなさい…」
男「あ、うん…あのさ」
女「ええっとね、さっきのは、その…新聞屋さんが」
男「え?」
女「ごめっ…なんでもない」
男「とりあえず、上がってもいい?」
女「う、うん…男くんの部屋だし」


おさるさんにひっかかりますた…

128:ちんこ ◆PENISmqLSE
08/08/21 06:07:56.30 FjR+O14gO
そうか。頑張れ
俺は寝るからあとは誰か任せた

129:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 06:10:53.86 +0pPyHmM0
女「…あ、あのね」
男「お前、顔色悪くないか?」
女「え?あ…うん、大丈夫」
男「そ、そうか?」
女「うん…」
男「………えっとな、その」
女「…よかったぁ」
男「うん?」
女「男くん…帰ってきてくれた」
男「…言ったろ?帰ってくるって」
女「うん。でも良かったぁ…もう、どこにも行かないで…ずっと、ずっと、ここにいて」
男「………」
女「男くん?」
男「俺が、どこに行ってたとか気にならないのか?」
女「…いいよ、そんなこと。ね、それよりさ」
男「昨日までバイトしてた。男友の紹介で」
女「え?…どうして?お金が要るんだったら、言ってくれたら」
男「これ、買うため」
女「…?」
男「………その、受け取って欲しい」

130:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 06:12:03.85 3pExTFFbO


131:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 06:25:54.68 +0pPyHmM0
女「…ゆびわ?」
男「そう、指輪…バイト代で買ってきた」
女「………こんなものために?…私は、こんなっ…ただ、男くんが傍にいてくれたらっ」
男「こんなものって…まぁ、そうかもしれんが………もう一つ」
女「…封筒?」
男「…こっちは、役場でもらってきただけ」
女「………これ」
男「その…半分は埋めた。あとは好きにしてもらっていい」
女「…この指輪って?」
男「…たぶん、薬指が一番サイズ合うと思う……右でも左でも」
女「待って…どういうこと?」
男「………俺、口下手だし、そういうの口で伝えるの、苦手だから」
女「で、でも…これって」
男「俺さ、お前の望むみたいな、ずっと一緒って無理だと思うんだ」
女「…え?」
男「お前だって、わかってるだろ?…就職したら、四六時中一緒ってわけにはいかないし
 …来年だって、卒論とかで、ずっと一緒にいられるわけじゃない」


132:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 06:26:53.83 +0pPyHmM0
女「…でも、それでも私は」
男「不安、か?」
女「…うん」
男「傍に、いなくちゃ、信じられないか?俺を」
女「………」
男「俺は、お前のこと、こんなに好きなのに?」
女「…こんなにって?」
男「………一度しか言わないから、よく聞け」
女「うん…」
男「…俺は、お前のこと、他の誰にも渡したくない、ずっと傍にいて欲しい、お前を幸せにしたい」
女「…」
男「…端的に言うと、結婚したいくらい好きってことだ。証拠は今渡したもの」
女「………けっこん?」
男「…大学、卒業したらさ、結婚、しないか」

133:ちんこ ◆PENISmqLSE
08/08/21 06:35:14.68 FjR+O14gO
支援

134:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 06:38:17.38 +0pPyHmM0
女「…な、なんで」
男「なんでって…今、言ったとおり…確かに学生の分際でとは思うんだけど」
女「どうして、私なんか」
男「前言ったろ?好きなもんは好きなんだって」
女「でも…」
男「俺さ、バカだったんだ」
女「え」
男「…お前の傍にさえいれば、お前は笑ってくれるって、幸せになってくれるって思ってた」
女「…そうだよ。私は、あなたさえ」
男「動物の研究、したいんだよな?よくわからんけど」
女「………でも、そんなのより」
男「俺は、お前の傍にいるから」
女「え?」
男「…なんていうか、体は必ずしも隣にいないかもしれんけど、心は、いつも寄り添うから」
女「………」
男「だから、お前は安心して、自分の好きなこと、楽しいことをして幸せになって」
女「心?」
男「…まぁ、心っていうか…心?」
女「………信じるよ」
男「…いいのか?」
女「うん。…たぶん、信じられる」
男「………そうか」
女「ねぇ、私は、この指輪を見るたびに、この指輪を指で撫でるたびに、あなたを感じていいんだよね」
男「あ、ああ」
女「…あなたが、男くんが私のこと好きだって。私が薬指を見るたびに、男くんに好きって言ってもらう妄想を見てもいいの?」
男「…妄想じゃない。………いつも、俺は、その、そう…思ってる」
女「だったら、私は耐えられるよ。さみしくても、不安でも…短い間なら」
男「…そうか」
女「うん…」

135:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 06:50:32.05 +0pPyHmM0
女「男くん」
男「…なんだ?」
女「これ」
男「…って、いや、これは返品は困る」
女「ふふっ…違うよ。そうじゃなくて、男くんに…はめてほしいなって」
男「指輪を?」
女「左手と右手どっちがいい?」
男「…左手で」
女「はい」
男「………………………入った」
女「…ホントにぴったりだね」
男「いいんだよな?」
女「え?」
男「…俺で、いいんだな?」
女「それは…なんで今さら」
男「………お前、俺のこと好きか?」
女「…うん。…って、なんでそんなわかりきったこと」
男「…いや、だって、俺、わからんし」
女「好きかどうかわかんないのは、男くんの方じゃない………未だにキスさえしてくれないし!」
男「そ、そりゃ…お前『捨てないでくれるなら、何されてもいい』とかしか言われないし」
女「…は?」
男「『俺のこと好きだからキスして欲しい』とでも言ってくれれば、俺だってだな」
女「…男くんのこと好きだから、キス、して」
男「………」
女「私は、言ったよ?」
男「………」
女「………どうして、しないの?」
男「…お前な、せめて目をつむるとか、そういう」
女「………ん」
男「………」

136:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 06:51:00.00 EkEIUXKQO
何故だろう
死亡フラグを感じる

137:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 06:55:04.43 +0pPyHmM0
ねぇ、男くん、不思議だね

この指輪、冷たい石と金属だけど、あたたかいよ

あなたのぬくもりが感じられるよ

一人じゃないって信じられる

あなたはここにいる

138:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 06:59:23.28 lNuG7eZTO
ばるばるばるばるばる

139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 07:00:17.44 gbA0xuueO
プープーッ!!キキーッ!!ドムス!!!!!!!




ぴーぽーぱーもー……

140:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 07:01:24.64 UHGttlvX0
バルバルバルバルバルバル  って見た事ある

141:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 07:02:18.66 9knh2fM7O
>>139
やwめwろw


まぁ、子どもの一人でも産めば、大分改善されるだろ……というわけで
( ゚∀゚)o彡゜ガズボズボ!!ガズボズボ!!

142:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 07:03:04.85 +0pPyHmM0
キーンコーンカーンコーン

男「…さてと」
女「男くんっ!どこに行くのっ?」
男「あ、いや、便所」
女「私も行く」
男「…男子トイレには入れないだろ」
女「…トイレの前で待ってる」
男「トイレ待ちされるのって、けっこう恥ずかしいんだが」
女「…恥ずかしくてもいいじゃない」
男「…あのな」
女「ずっと一緒にいてくれるって言った」
男「…言ったけど」
男友「………お前ら進歩がないな」

143:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 07:03:37.73 +0pPyHmM0
おしまひ

144:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 07:04:23.76 9knh2fM7O
>>143
ええぇ乙


ガズボズボ……

145:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 07:05:12.19 sbmoKPM+O
>>1乙!!
楽しかったぜ!!

146:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 07:06:22.65 UHGttlvX0
その効果音出てきたスレのタイトルが出てこない・・・


>>1

147:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 07:16:09.19 +0pPyHmM0
おわりっす。

最後の方、眠くて全く見直さず送信しまくってましたけど、大丈夫でしょうか。
大きな自己矛盾を抱えてないでしょうか。
まぁ、人間矛盾してるのがタテとホコなので良しとしましょう。


ボダですね。ボダです。

そして>>20で明かされる伏線。ベタベタですね。ベタベタです。

ヤンデレを書いているつもりはないんですが…ヤンデレ?

ただの重くてウザい女です…すいません…街で見かけたら、大切にしてあげてください

妹萌のひとです

なんだ…おまいらはそんなに死亡フラグ的バットエンドが好きなのか?
それともバルバルバルバルが好きなのか?
ていうか、ヘリコプター飛ばしてぇっ

ガズボズボってなんでしょう…ボクはちっちゃいのでわかりません…


支援・保守・読者の皆々様、感謝です!
もう、いい感じに朝ですね!眠いっ!
では、学生以下の方々は素敵な夏休みを、それ以外の方は変わり映えのない素敵な日常をお過ごし下さい。

おやすみなさいー


148:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 07:19:56.41 9knh2fM7O
>>147
お兄ちゃんがガズボズボを教えてあげるよ……?さあこっちおいで……


>>146
妹「お兄ちゃんのガズボズボ入ってくるよぉ」みたいな

149:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 07:20:56.58 d4YEWBeL0
共依存ですね、分かります。私にもそんな時期もありまsた。
支援

150:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 07:21:39.31 d4YEWBeL0
支援したとたん消えるなばか

151:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 07:22:22.01 9knh2fM7O
てか男、バイトに行くとき女に気付かれず行くつもりだったみたいだけど……
そんなことしたら女発狂するだろ……何考えてんだ……

152:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 07:27:57.16 gbA0xuueO
>>151
バッドエンド用フラグ

153:眠いけど書かざるを得ない蛇足:プール編
08/08/21 07:38:47.17 +0pPyHmM0
女「男くんっ」
男「な…」
女「会いたかったよ…さみしかったよ…ぐすっ…離れ離れはヤだよ…」
男「………そういう台詞は30分以上、俺と離れてから言おう」
女「だって、さみしかった…」
男「そして、みんながいるところで、抱きついてくるのはやめよう」
女「だって、さみしかった…」
男「それから、えっとな、さみしかったが免罪符になると思うな」
女「…男くん、今日はなんかドライ?」
男「ドライっていうか…」
女「あ、どう?水着似合う?」
男「………まぁ」
女「『まぁ』って、どうなの?…ていうか、目そらさないでよ」
男「…察して」
女「む」
男友「まぁ、解説すると、普段と違って露出の高い女ちゃんを見られて嬉しいというところだね」
男「…お前は見るな」
男友「…なんと酷い…独占欲丸出しの男とかカッコワルいっすよ」
女「………私は独占されてた方が」
男「…お前は何も言うな」
女「…なんて酷い」

154:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 07:44:35.88 +0pPyHmM0
女「んー、夏はやっぱりプールだよね」
男「市民プールだけどな」
男友「ふっふっふ…そこやかしこに水着のお姉さんたちが」
男「子連れだけどな」
男友「…バカめ、人妻の魅力もわからんとは」
女「(…男くんは人妻の魅力なんてわかんなくていいもん)」
男「アホなこと言ってないで準備体操するぞ」
男友「は?」
女「え?」
男「しっかり準備体操はしないとな…いっちにぃさんしぃ…どうした?」
男友「………いや」
女「そ、そうだね…準備体操は大事だよね」

155:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 07:45:29.22 sbmoKPM+O
続きか!?

準備体操www

156:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 07:50:15.58 9knh2fM7O
わーくてーか

157:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 07:55:02.17 +0pPyHmM0
男「…よし、さて、泳ぐか」
女「う…うん」
男友「…まさかここまで徹底的に準備体操をすることになるとは」

ザッパーン

男「…どうした?女」
女「え…あ、うん………ねぇ、男くん、プールサイドで遊ばない?」
男「………」
男友「…もしかして、泳げない?」
女「そ、そんなことは………ちょっと久しぶりなだけで」
男「高校以来、泳いでないとか?」
女「…中学以来。高校の頃はプールの授業なかったし」
男「泳げるのか?」
女「…足がつく深さなら」
男「………」
男友「お、俺、ちょっくら人妻ナンパしてくるべさっ」
女「………」
男「………よし、じゃあ、向こうのプールに行ってみようか」
女「で、でもアレ小さい子用」
男「…そうだな。小さい子用だな。さあ行くぞ」
女「わ、私は大人っ」
男「…うるさい、小さい子。身長があと15cm伸びてから言え」
女「うー…」

158:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 08:01:22.74 +0pPyHmM0
男「…人間は浮くようにできている」
女「…それ体育の先生も言ってた」
男「力を抜いてだな…それで、すぃーっと」
女「男くん、説明下手すぎ」
男「…大人用プールに行くぞ?」
女「そ、そんなぁ…私、困る」
男「ていうか、とりあえず、プールの中に入ったらどうだ」
女「…足、つく?」
男「…幼児用プールに行きたいか?」
女「………信じてる、男くん」
男「俺の腹までしか水ないだろ…自分の目を信じろ」

ザッパーン

女「…浅い」
男「………だから、そう言ってる」

159:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 08:08:42.12 gbA0xuueO
バルバルバルバルバルバルバルバルッ!!!


カシシシシシシシッ!!

女友「……女の水着姿84枚ゲッツ」


バルバルバルバルバルバルバルバルッ!!!!

160:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 08:09:20.57 +0pPyHmM0
男「…顔を水につけるくらいはできるよな?」
女「も、もちろんっ…ぶくぶくぶく…」
男「………」
女「ぶくぶくぶく………」
男「………」
女「――」
男「!?…お、おい」
女「…ごほっ!ごほっ!」
男「………大丈夫か?」
女「…ごほっごほ…」
男「…お前な、なんで泳いでもないのに溺れる…あと少しで人工呼吸行きだぞ…」
女「ごほっ…人工呼吸?………男くんがするの?」
男「…へ?…そりゃ」
女「それとも監視員のひと?…知らない人に唇とられちゃう?」
男「俺がする」
女「…そっかぁ………ぶくぶくぶく」
男「って、やめろっ!」
女「…だって、男くん、人工呼吸」
男「深呼吸しろ!お前、明らかに脳に酸素行ってない!」

161:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 08:12:19.08 +0pPyHmM0
男「…お前って、イルカとか詳しいくせに泳げないんだな」
女「男くん」
男「…なんだよ」
女「それは違うよ。人間の体は水中生活に適してないんだよ」
男「そりゃそうだろ…」
女「まず第一に鼻孔の位置」
男「ごめん…解説しなくていい…」

162:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 08:17:16.21 +0pPyHmM0
男友「おーい、そろそろ帰るか」
男「………」
女「………」
男友「なんで、二人ともそんなに疲れきってる…はっ?…まさか公営のプールで猥褻な行為に」
男「…なぁ、友、知ってるか…人間て水中に適応してないんだって」
男友「え?」
女「…うぅ、しゃべりつかれた」
男「…鼻の穴の位置がな、元々陸上生活を営んでいた生物が水中に…」
男友「…俺たちはプールに来たんだよな」

163:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 08:19:42.73 3J/hXo/lO
久々に心動く新ジャンル見つけた
もっと見たい

164:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 08:22:05.61 d4YEWBeL0
もっとやれ

165:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 08:24:14.16 +0pPyHmM0
男友「じゃ、俺、こっちだからー」
男「じゃーな」
女「またねぇ」
男「………」
女「………」
男「…さて、帰るか」
女「うー…疲れた」
男「疲れたって、お前、大してっていうか全然泳いでないだろ」
女「水の中にいるだけでも疲れるし…」
男「そりゃ…そうなのかもしれんけど」
女「…もう歩けない」
男「しゃがむな。どこの駄々っ子だ」
女「…どうせ、小さい子だし」
男「…根に持つな」
女「ふん、だ」
男「お前な、置いてくぞ」
女「………置いてく?」
男「…んなわけあるか………ほら」
女「…おんぶ?」
男「そうだ…早く乗れ。この格好でいるのも恥ずかしい」
女「…いいの?」
男「歩けないんだろ?」
女「…うん」

166:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 08:25:14.65 d4YEWBeL0
あまあまになる度イライラする自分がイル
テラ嫉妬

167:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 08:32:59.51 +0pPyHmM0
男「よっと…軽いなぁ、お前、ちゃんと食ってる?」
女「うん…」
男「………ていうか、もうちょい体重背中に預けて良いぞ。落ちる」
女「あ、でも…」
男「…俺も、持ちにくいし」
女「でもね…その…ブラつけてないから」
男「………………ブラって」
女「ブラジャー」
男「いや、それは、なんとなく略かなとか思うんだけど…なんで?」
女「だって、早く着替えて、男くんと…さみしかったから」
男「…下着くらいつけろ」
女「ショーツははいてる」
男「………もういい、何も言うな」
女「えっと…背中につけた方がいい?」
男「いい。このままでいい。なんとか家まで持つ。お前軽い。アーユーオーケー」
女「………えいっ」
男「――!?」
女「…ちょっと、あたってる?」
男「や、やめっ…なんか…」
女「んっ…そんな動かないでっ…擦れるちゃう…」
男「――!!!???」

168:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 08:33:56.99 HyH9QFUcO
とりあえず>>1-10まで読んだ
いいと思った

169:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 08:34:53.70 +0pPyHmM0
楽しいプール編 おしまい

とりあえず、もう寝るんだからっ!!
休日を満喫するんだからっ!!

…夏祭り編がぁ

170:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 08:45:05.43 Z5NoX62oO
ここで終わり…だと…?

171:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 09:45:59.56 7ulTZQA3O
1時間なので一度保守

次は10:30頃か

172:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 10:07:03.93 qOSsh7oEO
ほし

173:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 10:22:46.89 LpJG3kC50
ho

174:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 10:37:37.64 R7vjh7yqO
残ってた
感動した

175:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 11:00:28.39 YKtdbCBRO


176:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 11:17:12.39 xOIB2T+N0


177:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 11:19:31.67 B+cAD7hGO
まだまだ保守


178:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 11:21:25.52 PCmRtDeY0
タイトルだけみてただのメンヘラと言いにきました。

179:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 11:50:41.21 N9jx5pvSO


180:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 11:50:54.50 KVIc4PmwO


181:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 11:56:06.13 7ulTZQA3O
どう考えたって間隔早いだろ……500にすら落ちてないぞ
そんなにも埋めて何がしたい………

182:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 12:08:29.72 nXBz5d3WO
落ちないにこしたことは無いさ

183:夏祭り編
08/08/21 12:13:37.48 +0pPyHmM0
男「…待ち合わせ?」
女「うん、そう」
男「なんでわざわざ…」
女「えっとね、ほとんど一緒に住んでるから、ちゃんとしたデートってしたことないじゃない?」
男「ちゃんとしたデート…」
女「うん。待ち合わせして、ちょっと遅れてきて、『待った?』『ううん、今来たとこ、そんなことより今日もかわいいね』みたいな?」
男「…そのテンプレートは誰に教わったのか」
女「男友くん」
男「………本当に余計なことしか言わないよなぁ」
女「?」
男「わかった。…今から30分後、神社の鳥居前な」
女「うん。おめかししていくからー」
男「そうか…じゃあ、先に行ってるぞ」
女「………ま、待って」
男「…ん?」
女「…そんなに急いで行かなくてもいいよね?」
男「いや、まぁ」
女「ちょっと待ってて、すぐお化粧とか済ませて…」
男「…待ち合わせは?」
女「………神社の前に30分後だよね?すぐ支度済むから…」
男「………待ち合わせは?」
女「神社で待ってるより、ここで待ってた方が暑くないし…ね?」
男「………」

184:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 12:17:46.06 LpJG3kC50
支援

185:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 12:25:38.91 +0pPyHmM0
女「ごめんね、待った?」
男「…いや、全く、むしろ同着ゴール?」
女「………む」
男「…いまきたところ」
女「そうなんだ、良かったー」
男(…家から手つないで一緒に来たわけだが)
女「………鳥居の前って人がたくさんだったねー。待ち合わせしてたらはぐれちゃってたかもー」
男「結果オーライ?」
女「そうそれ」
男「…考えるまでもなく、待ち合わせなんて無理だろ」
女「う…だってぇ」
男「まぁ、いいけどさ…花火始まるまで、時間あるし、露店でも見て回るか」
女「う、うん………あ、あのさ、男くん…その…私、変?…ほら、お化粧いそいでしちゃったし」
男「…別に、いつもどおりだ」
女「…いつもどおり、か。………そうだよね。さ、行こ、私、綿アメ食べたいー」
男「………いつもどおり…その……………今日もかわいい」
女「………」
男「………ほんっと、アイツ余計なことしか言わないな…さ、行くぞ。綿アメだな…」
女「…うんっ!」

186:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 12:27:37.92 SXu3AHOl0
うわああああああああおれのこのむねにあるあついもやもやはなんだあああああ

187:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 12:30:06.28 0pf1KtSIO
この女うざすぎ!メンヘラ嫌い

188:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 12:32:06.12 +0pPyHmM0
店「いらっしゃーい」
男「…いしわたアメ?………ほんとにこれ買うの?」
女「え?だって安いよ」
男「値段じゃなくて…石綿って」
店「ただのふわふわした綿アメじゃなくて、本気の、石のように食べ応えのある綿アメだぜ…」
女「へぇ…男くん、食べる?」
男「いや…」
女「すいません…一つ下さい」
店「あいよ」
女「へぇ…使ってるお砂糖、緑色なんですねぇ」
店「ふふん。ウチの店、特別だぜ」
男「………それは、本当に砂糖なのか」

189:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 12:36:34.45 CHhpoQZ8O
追いついた。
>>1には期待している。
頑張ってくれ。

190:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 12:38:57.11 HSXc9sU5O
こんな感じの小説ないかな
依存しきってるやつ

191:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 12:39:58.31 +0pPyHmM0
店「らっしゃい!」
女「りんごあめ下さいー」
店「はいよー!」
男「まだ、甘いものを…」
女「そこは、ほら、甘いものはベツバラ」
男「俺は、お好み焼きとかたこ焼きが食べたい」
店「ほい、300円」
女「はい…男くん」
男「はいはい…っと」
店「………ほい、ちょうど。毎度あり。仲いいねぇ、お二人さん」
女「はい、とっても」
男「………」
店「今が一番楽しい時期ってやつかぁ…いいねぇ、おっちゃん、羨ましいよ!…よぉし、もう一本売ってやる!300円!」
男「そこは、割引するとかするとこじゃないのか」

192:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 12:52:26.29 +0pPyHmM0
女「おいしいねぇ、りんごあめ」
男「…なぁ、なんていうか、あまりにもナチュラルすぎて人から指摘されるまで気づかないことってあるだろ」
女「あ、うん、そうだねぇ。知らないで使ってる方言とかあるし。『はわく』とか『なおす』とか」
男「いやさ、そういう一般的なものじゃなくて…」
女「ん?」
男「…手、つないでるだろ?」
女「つないでるね。…でも、それくらい、みんなやってるし」
男「金、払うときもそのままだろ?」
女「うん」
男「…お前が財布開ける、俺が金をつかんで出す」
女「役割分担だね」
男「………なんか普通にやってたけど、誰もしないだろ、こんなこと」
女「そうかな?」
男「いや、さっきのおっちゃんの顔を見て確信した…」
女「…で、でもさ、お金払ってる間にはぐれちゃったり」
男「………どんな状況かと。もし、はぐれても携帯もってるし」
女「…男くん、携帯、つながらないし」
男「いや、あれは、初日に思いっきり壊しちゃったからで…」
女「いいじゃない。不便じゃないし…それとも、イヤ?ウザい?」
男「…そういう『見捨てるの?ねぇ、見捨てるの?』っていう目、するの反則じゃないかと」
女「…見捨てる?」
男「わかった…家に帰るまで、つないでる。…ただし、放さないと困る状況になったら放すからな」
女「うんっ」


193:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 12:57:15.80 +0pPyHmM0
男「………というわけで、たこ焼きを食うから手を放せ」
女「は、はかったなぁっ」
男「いや、そうしないとたこ焼き、食えんし」
女「…男くんって、ときどき、いじわるだよね」
男「いいから手を放せ、たこ焼きが食えん」
女「わ、私とたこ焼きどっちが大事なのっ!!」
男「………」
女「………」
男「…大事なのは、お前」
女「男くん…」
男「しかし、今食いたいのは、たこ焼きだっ!!放せっ!このっ!!」
女「ひ、ひどいよぉーっ」

194:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 12:57:57.01 czji6kbs0
まさに俺の嫁。

195:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 13:13:25.39 +0pPyHmM0
女「しくしく…」
男「もぐもぐ…たこ焼き、うまいぞ。冷めないうちにお前も食ったら?」
女「しくしくしく…」
男「…泣いたふりしながら、指輪なでるのやめないか」
女「しくしく…2週間前、泣きながら告白してくれた男くんはウソだったんだ…これが本性…」
男「人聞きの悪い…泣いてないし、俺」
女「あんなに好きだとか愛してるとか言ったオンナ捨てて、三大欲求の一つに走るんだ…」
男「…ホントに人聞き悪いな、それ」
女「どうせなら、食欲と睡眠欲以外のものに走ってくれればいいのに…」
男「………ほら、食え。お前の分、青ノリなしだぞ。美味いのに、青ノリ」
女「…ごまかすし………手、放しちゃって、離れ離れになっちゃったらどうするのよぅ…」
男「そう言われても、手の代わりに、右腕ががっちりホールドされてるんだが」
女「だ、だって…」
男「………ほら、たこ焼き、うまいぞ?…あーん」
女「………わ…お、男くん?」
男「どうした?こっちは青ノリついてないほうだぞ?…あーん」
女「………あ、あー…」
男「はむ…もぐもぐ………やっぱ、青ノリ、あったほうがいいな」
女「………」
男「………怒った?」
女「あー…」
男「………ほら」
女「ん…もぐもぐ…おいしい」
男「……だろ?ほれ、自分で食え」
女「ヤ。全部食べさせてくれるまで、許さない。私、怒ってる」
男「………あーん…」
女「ん…もぐもぐもぐ…」

196:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 13:14:11.15 iYhLGcEA0
石綿飴?

197:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 13:29:45.25 +0pPyHmM0

男「…さ、花火も終わったことだし、帰るか」
女「あ…うん」
男「どうした?わたアメ食ったし、りんご飴食ったし、ベビーカステラ、たこ焼き、カキ氷その他諸々食っただろ?」
女「た、食べてばっかじゃないもん…金魚すくいもしたし、射的もしたし」
男「他にどっか行きたいとこあるのか?まだ店開いてるから…あー…でもクジ系はダメだぞ。アレ、当たり入れてないからな」
女「そ、そうじゃなくて…」
男「ん?………トイレ?」
女「それは、まだガマンできるし」
男「我慢するなよ…行って来い………ていうか、家に帰ったほうが早いか」
女「あ…えと」
男「どうした?」
女「………男くん、青ノリ、口についてる」
男「え?………とれた?」
女「ううん、そこじゃなくて……とってあげる、から」
男「………って、おい、お前」
女「んっ………」
男「………」
女「…とれた?」
男「………あ、あのな」
女「うん、とれてるね。正解は前歯でしたー。…だから、デート中に青ノリとか、かっこわるい」
男「………」
女「…蹂躙されて涙目の男くんもそそるなぁ…なんちゃって」
男「………お前の前歯にもついてるぞ」
女「…男くん?目がマジ…」
男「…やられっぱなしで、引き下がれるかと」
女「お、男くん?ここ、公道…ていうか、みんな見てる…」
男「お前が言うかお前が」

198:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 13:39:35.48 +0pPyHmM0
男「………まさか歯の裏側まで」
女「ふふん…普段の研究の成果がいかされてるのよ」
男「…普段の研究って」
女「…あ…ちがっ…違うよ?こんなことするの男くんが初めてで、普段は文献による研究を…」
男「あ…まぁ…」
女「…お、男くんは?」
男「…そりゃ、初めてだろ……されるがままだったし」
女「そっか…良かったぁ」
男「………口の横、よだれ」
女「え?」
男「…れろっ」
女「ふぁ………」
男「…これで、満足か?」
女「………な、なによぉ、その言い方」
男「いや、だって、キスしたかったんじゃないのかと」
女「…そうだけど、そう言われるとミもフタもないというか」
男「俺も、したかったからさ、お前と」
女「………………男くん?」
男「さー帰るぞー」
女「男くん?ちょっと待って、今何か非日常的な何かが」
男「ほら、トイレ我慢してるんだろー早く帰るぞー」
女「そ、そういうこと、大きな声で言わないでー」

199:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 13:41:00.17 +0pPyHmM0
なつまつり編 おしまゐ

おなかが空いたので、お風呂に入って、柴刈りに行ってきます。

200:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 13:48:36.91 +0pPyHmM0
>>190
ミザリーとか結構近いんじゃないかと…

>>187
メンヘラってだけでキライにならないでください…

>>151
準備し終わってから、起こして、話をして、行くつもりだったんだと思う、たぶん。

201:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 13:52:57.87 sbmoKPM+O
続き楽しみにしてるぞ!

202:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 13:55:49.07 8MTd+SEyO


203:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 14:10:55.61 HSXc9sU5O


204:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 14:29:15.43 xOIB2T+N0


205:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 14:29:59.08 HSXc9sU5O
人いないのかよ保守

206:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 14:37:31.25 9knh2fM7O
(・∀・)いいよいいよー


207:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 14:39:10.39 lnLpbL6w0
石綿ってアスベスト……

でも気にしないで保守

208:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 14:52:52.72 95HmP7Px0
追いついた、>>1乙!
保守保守ー

209:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 14:53:56.98 95HmP7Px0
sageちまったぜ
保守

210:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 15:07:49.34 W2Nm+rqL0
TV『いえ、奴はとんでもないあなたの心を盗んでいきました』

女「………」
男「………」

TV「あなたの心です」

女「んー…ちょっといい?」
男「なにが」
女「ほっぺた」
男「え?…まぁ、いいけど」
女「んー…ちょっとヒゲ………むー…」
男「…ひっぱるな、痛い」
女「もしかしたら、ルピンの変装かもと」
男「そんなわけあるか…」

211:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 15:09:15.58 /pA7+Sob0
>>210
TVの彼は、大事なことだから2回言ったのか?

212:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 15:10:52.42 95HmP7Px0
>>210
大事なことなn(ry

213:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 15:12:44.92 W2Nm+rqL0
ピンポーン

女「はいはーいっ、男くん、お客さんだよ」
男「…また、新聞屋か何かじゃないのか」

ガチャ

男友「ちーっす」
女「あ、男友くん、ひさしぶり」
男「…なにしに来た」
男友「おー、二人そろってお出迎え?そんなVIP待遇じゃなくても…あ、カバン持って」
男「なにしに来た、と」
男友「遊びに来ただけじゃんよー…オジャマしますー。つーか、ホントに同棲みたいなことしてんだね、ていうか同棲?」
女「えへへ…」
男「…まぁ」
男友「それで、女ちゃんがシーツを抱きながらしくしく泣いてる横で気だるげに煙草を吸う感じのイベントは体験した?」
男「帰れぇっ!!」

214:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 15:15:20.69 9knh2fM7O
友なにしにきたw泊まる気かw

215:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 15:16:37.12 9knh2fM7O
てか>>1とは別人?

216:ID変わってるけど>>1ですよん
08/08/21 15:26:43.93 W2Nm+rqL0
男友「まーそう言うなって」
女「男くん、煙草吸うの?」
男「いや…女も、こいつの言うことを真に受けないで…」
女「………」
男友「いやー、ウチのしょうゆ切れちゃっててさぁ、貸してくんね?」
男「そういうことは自分ちの向こう三軒両隣に言え」
男友「わかってねぇなぁ…現代のご近所づきあいの希薄さを」
女「んー…そういえば、反対側のお隣さんって挨拶して以来、会ってないなぁ」
男友「まぁ、お前らは、ちょっと親しくなりすぎなんだけどな」
男「…で、なにしに来たんだよ」
男友「遊びに来たんだって。もちろん、二人の愛の巣にお邪魔するってことで、このとおり、お土産も持ってきたぞ」
女「…ほーめい?」
男友「そう、鳳鳴。吟醸だぞ?うまいぞ?とりあえず、冷やして飲んだ方がいいだろ?この季節。冷蔵庫借りるぞ」
女「あ、うん」
男「………なにしに来たんだ、お前」

217:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 15:35:56.75 9knh2fM7O
把握。期待。

218:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 15:43:36.18 W2Nm+rqL0
男友「………ふっ」
女「あ…」
男「窓のサンに、指滑らせんな…姑か」
男友「これくらいは嫁いびりにも入らんぞ?…まぁ、掃除はしているようだな」
女「…よめ…お、お嫁さん?」
男友「うんうん、その反応は好印象」
男「………」
男友「…つーか、お前ら、家の中でも手つないでるのかよ…トロイか?」
男「ネタ、かぶってるから。そのネタ、もう使ったから」
女「あのバスケットの漫画、終わっちゃうのかな」
男友「打ち切りっぽいよね」
女「嫌いじゃないんだけどなぁ…サムライうさぎも終わっちゃったし」
男「あれは、残念だったなぁ」
男友「そうそう、今週の赤マルでさ…」

219:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 15:53:42.62 8MTd+SEyO
続きはまだかね


220:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 15:56:35.76 W2Nm+rqL0
男友「しかし、宴会をしようにもメンツが少ないな」
男「…宴会って」
男友「ま、いいか。3人でも。よーし、今日は酔うまで飲むぞー」
男「酔ってもいいが、自力で帰れよ」
男友「…大丈夫、今日は勝負下着だから―」
男「………自力で帰れよ」
女「くすくす…二人とも仲いいよねぇ」
男「…そんなことは」
男友「くっくっく…まぁ、男は既に俺ナシではいられない体に調教されて」
男「ないから。ていうか、男に言うな。キモイ」
男友「キモイって言われた!!」
女「…ちょうきょう?」
男「あ……いや、その、だな…今のはこいつの悪い冗談で」
男友「そうそう、俺たちの関係はトムとジェリーとか項羽と劉邦とか夏木と冬原みたいな関係なんだって」
女「えーっと、それ前に聞いたよね………私と男くんの関係と同じってこと?」
男「違うから!!」
男友「…そこまで否定しなくても」
男「お前も声を揃えて否定しろ!!」

221:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 16:01:45.96 QEKSJPSB0
まだ残ってたことに感激した
続けてくれ

222:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 16:08:32.71 W2Nm+rqL0
男友「では、今日、世界で起こった何か素敵なことに…かんぱーいっ」
女「かんぱーい」
男「乾杯」
男友「ごくごくっ…しかし、一杯目から日本酒とは」
男「ごくごくっ…普段、酒のまないからな」
女「ごめんね、置いてなくて」
男友「いや、俺、日本酒しか飲めないし。好都合。さー飲むぞー。ぐへへへ…兄ちゃんいいケツしてんなぁ」
男「さ、触るな…ていうか、俺にそんなことして、何が楽しい…」
男友「反応が楽しい。…それに、女ちゃんに同じことできないだろ」
男「…させるか」
女「………ごくごく…」
男「っ?!…お、女?なにを」
女「え?…あ、友くんがお尻さわってたから…私も、って」
男「………」
男友「…女ちゃん」
女「え?なに?どうしたの?二人とも」
男友「…触り方がダメだよ。そんなことじゃ、男を絶頂に導くなんて無理だ」
男「!?」
女「そ、そうなの?」
男友「そう…最初から、力一杯揉むんじゃなくて、まずは、触れてるか触れてないかギリギリのところで…」
女「ふむふむ」
男「ちょ、やめ…やめてぇっ」



223:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 16:14:46.06 wf9gpVL10
わくてかすーる!わくてかすーる!(つくつくぼうしのリズムで)

224:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 16:26:15.94 W2Nm+rqL0

男友「………ぐぅ」
男「…早速、つぶれてるし。女、とりあえず、男友をすみの方に運んで」
女「…ごくごく…ぷはぁっ………なに?」
男「…お、女?」
女「………男友くんはずりゅい」
男「酔ってる?」
女「…男くんと、私のわかんない話ばっかりして…いっつもそう…」
男「………いや、わかられたら、それはそれでなんというか…」
女「さっきも、未亡人とか、黒ストとかMiG-25とか…」
男「話、入ってきづらいよな…確かに」
女「男くんは私のなのに」
男「…ていうか、男友に嫉妬するか」
女「…っ!!…男くんは私のだよねっ」
男「女?ち、近い…っていうか、なんで、これ、俺、押し倒されてる!?」
女「私は男くんのものだよ!…男くんは私のでしょ?」
男「いやまぁ…そ、それは…」
女「どうなの!?」


225:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 16:27:16.44 W2Nm+rqL0
男「…俺はお前のもんだ」
女「だったら…じゃあ、キスして」
男「………こ、ここで?」
女「…してくれないんだったら、私がするっ」
男「え…あ、いや…」

ガタッ

男友「あ、悪い。…続けて。俺のことは空気のような…そうレフェリーかなにかだと思って」
男「………レフェリーを空気呼ばわりしちゃダメだと」
女「…ちゅーしてって!」
男「お前は現状を把握しろ…」
男友「うむ。俺のことは気にせず、騎乗位なりなんなり励んでくれ。携帯、携帯っと」
男「お前は帰れぇっ!!」

226:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 16:31:54.47 in1UviMA0
カッパノベルズで刊行してほしいものだぜ

227:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 16:33:51.70 PTzH1THzO
アニメ化希望

228:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 16:35:44.24 9knh2fM7O
中年あたりにコミカライズしてほしい

229:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 16:37:53.38 W2Nm+rqL0
男友「…旦那がうるさいので帰るよ」
男「旦那言うな」
女「ごめんね…大丈夫?帰れる?」
男友「まぁ、酔うほど飲んでないしね。…あ、そうだ、二人にプレゼントがあったんだー。はい」
男「いらん」
女「なになにー?開けていい?」
男友「もちろん」
男「………くびわ?」
女「ここ、ペット禁止だよ?」
男友「うん。それ、ペット用じゃなくて、ちゃんと人用だから」
男「………」
女「人用?私か男くんがつけるの?」
男友「うんうん。いやー買ってくるの恥ずかしかった。あんな店入ったの初めてだしさぁ。二人のために…と」
男「………」
女「あ…えと、ありがとう」
男友「いいってことよ…じゃあな!アバヨっ!!」


230:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 16:38:35.01 W2Nm+rqL0

男「………」
女「………」
男「さ、さてと、片づけを」
女「これ…私がつけたほうがいい?」
男「か…か、かたづけを」
女「…それとも、男くんがつける?」
男「かかかかたづけをを」
女「………えっと、こう、かな?」
男「………」
女「…似合う?」
男「………」

231:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 16:39:10.30 W2Nm+rqL0
えーっとこれってなに編だったけ?編 おしまい

232:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 16:44:52.30 9knh2fM7O
どんな終わり方だwおつ

233:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 16:46:05.78 wf9gpVL10
萌えました。

234:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 16:47:55.51 PTzH1THzO
乙、引き続き期待

235:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 16:49:31.10 5/kImBvj0
首輪編乙

236:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 16:52:03.30 R7vjh7yqO
こういうの大好物

237:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 16:55:43.50 W2Nm+rqL0
と、いうわけで、ちょっと今からおでかけするので終わります。

やばいっすね…なにを書いているんでしょう、俺は。
ちなみに…上のほう出てきてる生物学?ぽい話やイルカの話は筆者の遠い記憶を元に作られたフィクションです。
単語とかテキトーで、それっぽく語呂のいい感じで書いてるだけなので、真に受けないで下さい。フィクションです。

アスベストは確か蛇紋岩あたりが風化してできるんだよね?……というのも遠い記憶のカナタですね。てへ。

あいかわらず、他に誰も書いてくれませぬ…昨夜は書いてくれたのに…
平日の昼間だからでしょうか。ううむ…。

帰りは不定です。今日中に帰ってこられると信じています…きっと。
なので、誰かssを書いたり、保守してくれたりすると
血涙を滂沱と流しまくります。滂沱とか使っちゃった。一度使ってみたかったんです、滂沱。使い方違ってたら恥ずかしい…。

では、皆さま、よい黄昏を

238:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 16:56:23.91 9knh2fM7O
男の里帰り編キボンヌ

239:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 17:21:42.31 WXKI2sgg0
今来たんだが終わり?

240:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 17:26:59.35 DMjOU41h0


241:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 17:33:53.44 QEKSJPSB0
首輪は男がつけるものだ
そしてつけたまま両親に挨拶偏希望

もういないだろうけど……

242:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 17:39:35.53 HSXc9sU5O


243:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 17:58:41.61 sM/LUine0


244:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 17:59:28.25 To2/6KGr0
URLリンク(jbbs.livedoor.jp)

245:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 18:03:23.60 Qb4uiohw0


246:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 18:06:03.59 B+cAD7hGO
電車内でニヤニヤ保守


247:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 18:25:47.84 5/kImBvj0
新?ジャンルさんはハッピーエンドの達人やで!
大好きです^q^

もっと甘々展開を書いていただけると俺の頬筋が崩壊します

248:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 18:32:21.13 CSEWicve0
妹萌えとかカカシの人か?

まだ読んでないけど

249:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 18:44:41.58 R7vjh7yqO


250:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 18:53:53.52 B+cAD7hGO
今現在の新ジャンルスレはこれだけか

251:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 19:08:14.99 HSXc9sU5O
落とさせるものか

252:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 19:13:02.81 AeLq4/uuO


253:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 19:13:41.44 JN8G1vB+0
見捨てられ子安に見えたのですっとんできました

254:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 19:19:51.44 95HmP7Px0


255:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 19:35:39.25 VU3INmbAO
あぁん

256:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 19:46:02.24 95HmP7Px0
ほー

257:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 20:02:06.88 HSXc9sU5O
しー

258:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 20:02:20.55 95HmP7Px0
しゅー

259:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 20:30:53.87 9knh2fM7O


260:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 20:44:29.07 9knh2fM7O


261:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 20:57:32.83 fwFCKY/XO


262:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 21:09:38.67 SDRok1zpO
まだあったのかよwww

263:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 21:17:59.55 DMjOU41h0


264:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 21:31:50.14 sbmoKPM+O


265:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 21:44:41.83 95HmP7Px0


266:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 21:44:49.02 R7vjh7yqO


267:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 21:50:03.81 fwFCKY/XO


268:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 22:00:55.34 5XTUWtXZO
男「おーい、行くぞー」

妹「お兄ちゃまぁ、待ってよぉ…きゃっ!」

コケッ☆

妹「ふぇぇぇん…」

男「あぁもう、大丈夫か?」

妹「…うん。お兄ちゃまぁ…私、ドジだけど…見捨てないでね?」




何処かで見たことあるかもしれんが保守

269:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 22:02:21.26 rIhA5KUB0
ACか境界例ですね、わかります

270:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 22:05:56.05 8ZcnbnCNO
男「―すいません」

女友「はい?(ウホッ、いい男!」

女(うげっ!?)

男「女という子を知りませんか? 君くらいの学年だと思うんだけど……」

女友「ああ女ならここに―ってなんで隠れてんのよ、アンタ」

女「あああああもー! なんで学校にまでくるんだよっ!」

男「今日は一緒に買い物行く約束だっただろう? 待ちきれなくて」

女友「ちょっとちょっと女! 誰誰誰誰この人お兄さん!? ところで今すっっっごい
いい事思いついたんだけど友達がママになるのって素敵だと思わない?」

女「女友。もちつけ。残念だけど兄じゃない」

男「彼氏です」

女「そしてお前はなにを言ってるバカ親父」

271:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 22:14:58.06 PTzH1THzO
12人の妹にチンポしゃぶられたい

272:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 22:23:10.99 a2ZiR5LOO
>>268は出来の悪い妹の一人として
>>270の元ネタが激しく気になる今日この頃

273:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 22:36:46.70 8ZcnbnCNO
女「買い物はボクが帰ってからっていっただろ? なんで来るのさ」

父「父さん娘と離れてるとじんましん出ちゃうんだ。不安で」

女友「お父さんだったんですか! おいくつですか? 不倫は文化ですよね?」

女「女友うるさい。仕事は?」

父「父さん営業外回りでほんとによかった」

女友「『高校教師』って素敵なドラマだと思いません? 青い果実に興味あります?
不倫は文化ですよね? 大事な事だから二回言いまし―」

女「あああああどいつもこいつもおおおおおっ!」

274:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 22:51:19.49 /0Rb1KqB0
なんかただの甘えんぼうになってしまいましたね。

275:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 22:51:45.77 DMjOU41h0


276:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 22:57:59.06 8ZcnbnCNO
女友「じゃああたしはここでっ! お父様、今度ゼヒお食事でもご一緒しましょう!」

父「いやあ、はっはっ」

女友「あ、女はまた明日ねー」

女「ボクはついでかよっ!」

父「父さんもまだまだイケるなあ。妬いた? ねえ妬いた?」

女「イヤ別にぜんぜんまったくこれっぽっちも」

父「またまたー。そんなこと言ってると父さん若い子とイチャイチャしちゃうぞー?」

女「いいんじゃない? しなよ」

父「………」

女「………」

父「…嘘だからね? 父さん娘が一番だからね?」

女「………」

父「だから見捨てないでね? ね?」

女(弱い……)

277:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 23:07:52.02 EbGM4MKGO
あれ?話変わってね?

278:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
08/08/21 23:11:12.47 VU3INmbAO
あぁ


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