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――半年後。
佳織は邑久の元に帰ってくる。
イージー殺しは大塚の東奔西走によって、佳織に直接の罰はないということになった。
しかし、もうアルカディアもブレナムもクズキリもない。
それらのものを、たとえどんな方法でも解体した佳織に罰は下せないという結論が下ったのだ。
邑久は戻ってきた佳織に一言だけ。
「おかえり、もしよかったらお前にも屑桐って名字名乗ってもらうがいいか?」
俺たちは、決してジャンクビリオン(十億の屑)なんかじゃ、ない。
青い空は、どこまでも俺たちを祝福した。