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バンダイナムコホールディングス 合併以来初の最終赤字
玩具・ゲーム大手のバンダイナムコホールディングスが7日発表した2010年3月期
連結決算は、最終損益が290億円の赤字(前期は118億円の黒字)に転落した。
ゲームソフト事業の営業赤字に加え、一部子会社の不振などで計約220億円の
特別損失を計上したことが響いた。通期の最終赤字は、ナムコとバンダイの合併で
05年に同社が発足して以来初めて。
世界的な景気低迷で主力の玩具やゲームソフトの販売が落ち込み、売上高は前期比
11.2%減の3785億円。映像音楽ソフト事業の不振も加わり、営業利益は91.6%減の
18億円と大幅減となった。
11年3月期は、玩具事業で女児や幼児向けなど新規分野を拡大し、ゲームソフト事業も
欧米を中心にてこ入れを図ることで、売上高は5.7%増の4000億円、営業利益は
5.83倍の110億円、最終利益は45億円と黒字転換を見込んでいる。
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