10/03/22 11:18:19
>>37
NNSに限らず同軸ケーブルで宅側端子に配信しているCATV局では、BS-IFの周波数同一パススルーは物理的に不可能。
そのため、BS配信をやろうとするCATV局では、
① 変調方式を変換して同軸通過域に帯域を合わせる方法(トランスモジュレーション)で配信し、宅側(各TV毎)に復調動作をする
STBを置いて、そこから取り出した映像・音声信号を観る。(ビデオデッキと同等の扱い)
② BS-IFの変調方式は弄らず、そのまま帯域のみを同軸通過域まで落として(ダウンコンバート)配信し、宅側に逆の動作をする
アップコンバータを置いて、BSチューナ搭載のTV側の標準機能でみる。
のいずれかによるしかない。
②の方法だと、BS対応のTVの機能を活かせるし、アップコンバータ1台で配下の複数のTVやビデオデッキごとにSTBを買わされる
(借りさせられる)必要がないので、ユーザ的にはメリットが多いが、ダウンコンバートする帯域のために相当数のチャネルを無駄に
つぶされるので、これをやってるCATV局は全国的にも数えるほどしかない。
しかし、①の方法を取ってSTBを拡販していけば、当初はBS目的だった客に対しても、付随して有料チャンネルの販売を見込める
こともあるので、NNSを含めほとんどの局では①の方法を採用している。
俺はこれ以上NNSにカネを払いたくないので、CATV経由のBSは諦めて、BS-CSパラボラアンテナを取り付けて、保安器より宅内
側に混合器を置き、混合させている。(各TV側には分波器を付ける。)