【同じ語源の世界史用語】at WHIS
【同じ語源の世界史用語】 - 暇つぶし2ch2:世界@名無史さん
14/08/23 23:35:05.94 0
まずは私から

戯曲サロメに登場する古代ユダヤ王女サロメとイスラム圏の挨拶サラームと
バグダッドの正式名称マディーナ・アッサラーム(平和の都)

語源:セム系言語の平和(シャラーム)

こんな感じでまったりいきましょう

3:世界@名無史さん
14/08/24 00:03:48.60 0
グルジア
ジョージア(アメリカの州か?)
ゲオルギア

4:世界@名無史さん
14/08/24 00:53:27.21 0
ルール補足

1)片方が世界史用語で、もう片方が、日常良く知られている一般用語もありです。

デヴィ夫人のデヴィと英語のdivine。違うかも知れないけど、多分
印欧語の頃から分岐した言葉が語源だと思ったりしてます

2)簡単なのもありです。受験で別々に覚えたけど、大学に入って同根だと知ったとか、
というポピュラーなものもOK

例:ローマとルーマニアとか、ツァーとシーザーとか

5:世界@名無史さん
14/08/24 02:21:51.49 0
ロマノフとルーミー

6:世界@名無史さん
14/08/24 03:22:14.26 0
イスカンダルとアレキサンダー
アレキサンダー大王(Alexander)がアラブ圏に伝わったときに
冒頭のAlーが定冠詞の                              

バルキリーとワルキューレ
北欧神話に登場する複数の半神。英語でvalkyrie
独語でWalkure(uはウムラウト付)

ケンペルとケンプファー
ヨーロッパにおいて日本を初めて体系的に記述した『日本誌』の原著者
ドイツ人エンゲルベルト・ケンペル(Engelbert Kaempfer)
オランダ人として来日したのでケンペルはオランダ読みらしい


いかん、全部アニメがらみだ(鬱

7:世界@名無史さん
14/08/24 03:24:09.43 0
なぜか消えてた
>冒頭のAlーが定冠詞のAl(アル)と勘違いされてイスカンダルに

8:世界@名無史さん
14/08/24 08:40:37.55 0
おおもしろい

9:世界@名無史さん
14/08/24 09:29:28.19 0
キリスト教最初の殉教者聖ステファノと
少年十字軍の指導者の名前エチエンヌ

10:世界@名無史さん
14/08/24 09:42:10.86 0
>>4
>デヴィ夫人のデヴィと英語のdivine

クシャーナ朝の王ヴァースデーヴァのデーヴァとデヴィ

11:世界@名無史さん
14/08/24 10:19:19.60 0
イヴァン(ロシア語)=ジョン(英語)=ジャン(フランス語)=ヨハン(ドイツ語)=ヤン(オランダ語、チェコ語)=ヤーノシュ(ハンガリー語)

語源は全てヨハネ(ギリシア語? ヘブライ語?)

12:世界@名無史さん
14/08/24 10:28:32.91 0
ヘボン式のヘボン
女優オードリー・ヘップバーン

13:世界@名無史さん
14/08/24 10:49:22.20 0
ケマル・アタチュルクの「ケマル」とアイユーブ朝のアル・カーミルの「カーミル」
アラビア語の「完全」を意味するカーミルに由来

「アタ」はトルコ語の父で、「林檎の父」を意味するキルギスのアルマアタも同語源

14:世界@名無史さん
14/08/24 11:29:32.27 0
Ω<ヘェーヘェーヘェー

15:世界@名無史さん
14/08/24 12:41:07.78 0
イギリスのアメリカ植民地の「総督」と
独立後のアメリカの州の「知事」は、同じgovernor。

16:世界@名無史さん
14/08/24 13:22:06.35 0
イスラム圏の称号アミール(ティムールとか有名)とエミレーツ航空のエミール

17:世界@名無史さん
14/08/24 13:28:13.97 0
アレクサンドロス大王の奥さんのロクサネと安禄山の禄山は同じ意味
ソグド語の『光』や『明るい』を表す言葉に由来する

18:世界@名無史さん
14/08/24 22:06:00.66 0
イギリスのカンタベリーは東京の神田辺りから来ている

19:世界@名無史さん
14/08/25 00:00:29.37 0
>>6
>イスカンダルとアレキサンダー
アレキサンダーと15世紀アルバニアの英雄スカンデルベグ

まじ苦労して覚えた
イスカンダルのなまりだと知っていればもっと楽に覚えられたかも
まあでもマークシートの場合適当に覚えていても実際のところは問題なかったけど

20:世界@名無史さん
14/08/25 00:09:11.20 0
>>11
ヨセフ

英語、仏語:ジョセフ
独語:ヨーゼフ
西語:ホセ
露語:ヨシフ、ユスーポフ
アラビア語:ユースフ

21:世界@名無史さん
14/08/25 00:18:01.15 0
>>19
自己レス
スカンデルベグのベグがトルコ語のベイ・リクのベイだと今調べて初めて知った
アレクサンダーのアルが取れてイスカンダルになったのと逆のパターンだ

22:世界@名無史さん
14/08/25 03:47:03.29 0
毘闍耶(サンスクリットで勝利を意味するVijaya)と仏逝(シュリーヴィジャヤ)と尉遅(于闐王の血を引く鮮卑系の複姓)とチャイヨー(タイの映画製作会社)

23:世界@名無史さん
14/08/25 10:07:36.41 0
>>13
「安禄山」自体「アレクサンドロス」の音訳

24:世界@名無史さん
14/08/25 10:08:42.32 0
じゃない >>17です

25:世界@名無史さん
14/08/25 11:21:49.67 0
それはまったく根拠の無い俗説

26:世界@名無史さん
14/08/25 12:02:51.71 0
それはデマだとしても、安禄山はアレクサンドロス大王の存在を知っていたのかね

27:世界@名無史さん
14/08/25 19:16:51.21 0
アブドゥル・マリク、マリク・シャー、ニザーム・アル・ムルク、
シリアのモレク神、メルカルト神の語源のセム語の王を意味するマリク

以前はモロッコの語源もマリクだと教わってずっと信じていた。

28:世界@名無史さん
14/08/25 19:19:28.70 0
ヨハネ(ヤハウェの恵み)とハンニバル(バールの恵み)
テオドーロス(神の賜物)とデーヴァダッタ(神の賜物、漢訳名は天授)

29:世界@名無史さん
14/08/25 19:39:33.97 0
人名関係でいろいろ

チンギス・カンの本名テムジンは、「鉄を作る人(鍛冶)」を意味する語テムルチ(temur-ci)から来ているとされる
のちにモンゴル帝国の西半分を征服したティムールはそのまま「鉄(temur)」
クビライの孫で帝位を継いだテムルや、ホラズムの武将ティムール・メリク、ジョチ家のモンケ・テムルなども同じ

テムジンの父イェスゲイはバアトル(勇者、英雄)という称号を持っていたが
はるか昔に匈奴帝国を築いた大単于・冒頓(ぼくとつ)の名もバアトルのことらしい
突厥の部族長にも莫賀咄(バガトル)という称号が見られる
なお現在のモンゴルの首都はウランバートル(赤い英雄)という

30:世界@名無史さん
14/08/25 22:06:04.38 0
キューバ前元首カストロとカステラ
どっちも城という単語(カスティーリャ)から

31:世界@名無史さん
14/08/26 00:33:51.51 0
>>29
バアトルは、後代のテュルク語だとバハードゥルという。

勇士、富豪を意味するロシア語ボガトゥィリ(богатырь)もバアトルに由来する。

32:世界@名無史さん
14/08/26 01:08:09.70 0
クリミアとクレムリンは共に「とりで」の意

33:世界@名無史さん
14/08/26 02:48:54.56 0
>>18
それは嘘知識
カンタベリーの由来は「Kent州の町」
タバコの銘柄「ケント」も、このケント州にちなむ

世田谷区用賀の由来はインドのヨガ
平安末期から鎌倉初期に真言宗のヨガ道場があったから
信じられないが本当だ

34:世界@名無史さん
14/08/26 09:04:26.60 0
>>27
mlkは「所有者、主人」の意味があり
中世イスラム世界で活躍したマムルークは「所有されたもの」の意

35:世界@名無史さん
14/08/26 11:19:20.74 0
Ω<ヘェーヘェーヘェー

36:世界@名無史さん
14/08/26 14:03:33.82 0
>>29

猟奇事件で有名になったハンガリー貴族エリザベート・バートリ伯爵夫人の家名もバートル由来

37:世界@名無史さん
14/08/26 15:27:15.74 0
ハンガリーの語源はテュルク諸語のオン・オグル(十の部族)
西突厥の国号もオン・オク(十の部族)
ウイグル可汗国の国号はトクズ・オグズ(九の部族)で
これを滅ぼしたクルグズ(キルギス)は「四十の部族」の意

38:世界@名無史さん
14/08/26 20:01:26.50 0
イランとアーリア

39:世界@名無史さん
14/08/26 20:59:51.88 0
>>34
ヘブライ語でもメレクとかマルカが王を意味する
アケメネス朝のキュロスは「コーレシュ・マルカー」と呼ばれている

なお、アケメネス朝のアルタクセルクセスとササン朝のアルダシールは同名

40:世界@名無史さん
14/08/26 21:05:02.63 0
ウイリアム、ヴィルヘルム、ギョーム、グリエルモ

41:世界@名無史さん
14/08/26 21:31:35.80 0
>>27>>34
オスマン帝国における終身徴税請負制、マーリキャーネ制は、
「所有者のごとく」を意味する。

42:世界@名無史さん
14/08/26 21:59:41.25 0
コサック(コザーク)とカザフ(カザク)は同じ語源
テュルク諸語で「自由な者、放浪者、本来の部族集団から離脱した者」を意味する

43:世界@名無史さん
14/08/26 22:32:26.01 0
ムラービト朝やムワッヒド朝を建てたベルベル人とギリシャ人が異国人を呼んだバルバロイが同源と聞いた。

44:世界@名無史さん
14/08/27 02:29:32.89 0
>>22  乙支文徳の乙支も同源?

文化人類学者レヴィ・ストロースとジーンズのリーバイ・ストラウス

45:世界@名無史さん
14/08/27 03:21:59.18 0
それとワルツ王ヨハン・シュトラウス2世も

46:世界@名無史さん
14/08/27 03:46:03.51 0
ラテン語訳聖書を書いたローマ帝国神学者ヒエロニムスと
イタリア人外タレのジローラモ

ラテン語でヒエロニムス ドイツ語でヒエロニモス 英語でジェローム ポルトガル語でジェロニモ 
スペイン語でヘロニモ イタリア語でジローラモ

ヒエロニムスは聖人で、アパッチ族のインディアン戦士ジェロニモもこれにちなむ
天草四郎の洗礼名もジェロニモ

47:世界@名無史さん
14/08/27 03:57:51.79 0
あんま関係ないけどハイジの本名って(つかハイジが愛称みたいなもんなんだけど)アーデルハイトって言うんだね 随分古風な名前だなあ

48:世界@名無史さん
14/08/27 08:54:01.62 0
ヨーロッパとマグリブは、ともにセム語のエレブ(日の沈む方、西)から

49:世界@名無史さん
14/08/27 17:03:01.11 0
アメリカ大陸の語源はフィレンツェ人の探検家アメリゴ・ヴェスプッチだが
アメリゴはゲルマン系の名で「勇猛な王(Amal-Ric)」の意
西ゴート王アマラリック、フランス人のエルサレム王アモーリー、
ハンガリーの政治家ナジ・イムレなどの名も同語源

50:世界@名無史さん
14/08/27 17:56:09.40 0
サハラ砂漠の南のサヘルと東アフリカのスワヒリ
どっちもアラビア語で岸辺を意味するサワーヒルから


バーレーン国王のハマドと預言者ムハンマド
意味はどっちも「誠実な人」

51:世界@名無史さん
14/08/27 17:57:16.58 0
アンダルシアは「ヴァンダル人の国」

52:世界@名無史さん
14/08/27 17:59:15.70 0
アラビア語で地獄を意味するジャハンナムとラテン語で煉獄を意味するゲヘナ

53:世界@名無史さん
14/08/27 18:11:28.54 0
煙草のマールボロとモールバラ公

英語のキング、ドイツ語のケーニヒ、ノルウェー語のコヌング、ロシア語のクニャージ

54:世界@名無史さん
14/08/27 18:13:01.67 0
ダルマとドナー

55:世界@名無史さん
14/08/27 18:13:59.02 0
アレクサンドロスに抵抗したソグド人のスピタメネスと
ゾロアスターことスピターマ・ザラスシュトラ
同族説あり

56:世界@名無史さん
14/08/27 18:19:13.62 0
菩薩とガンディーの唱えたサティヤーグラハ

菩薩はサンスクリット語で「ボーディサットヴァ」て「真理を悟った者」
サティヤーグラハは「真理の把握」

サティヤーとサットヴァが同義


古代インドのコーサラ国の首都のアヨーディヤーとタイのアユタヤ
意味は「難攻不落の城市」

57:世界@名無史さん
14/08/27 18:21:15.62 0
ルーム・セルジューク朝のルーム
ルーマニア

どっちもローマ人の国ということ

58:世界@名無史さん
14/08/27 18:23:56.79 0
毛織物のカシミヤはカシミールに由来

なおポーランドのカシミール(カジミェシュ)大王はなにも関係ない模様

59:世界@名無史さん
14/08/27 19:14:04.91 0
レッド・ツェッペリンの名曲「カシュミール」

60:世界@名無史さん
14/08/27 19:46:51.81 0
ネギ科の野菜エシャロット(Echalote)は、
ガザの北にある町アシュケロン(Askelon)が語源で、パレスチナから十字軍が持ち帰ったともいう
アシュケロンの語源は、セム語の重量単位シェケル(shekel)
シェケルの語源はシュメル語で「大麦の重さ(she-kur)」

61:世界@名無史さん
14/08/27 21:00:51.31 0
>>47 オーストラリアのアデレードも同じ語源だな

ジャワ島の山地に住むジャワ人ヒンドゥー教徒バドゥイと、アラブの遊牧民べドウィン

62:世界@名無史さん
14/08/27 21:46:06.51 0
>>13>>42
コサックの首領を指す語、アタマンやヘトマンは、
「父」を意味するテュルク語、アタに由来する。

ロシア語で「父」を意味する語はアチェーツ(отец)だが、
これもテュルク語のアタに由来する。

63:世界@名無史さん
14/08/27 22:14:55.29 0
フン族のアッティラも「アタ」の愛称形らしい

64:世界@名無史さん
14/08/27 22:44:59.58 0
それはゴート語かららしいな

65:世界@名無史さん
14/08/27 23:48:40.75 0
長らくデリーサルタナットのサルタナットがスルタン国という意味だと気付かなんだ

サイイド朝がムハマンドの一族のサイイドのことだとも気づかなんだ

66:世界@名無史さん
14/08/28 15:19:41.29 0
>>49
検索してみたら"Henry"も"Amal-Ric"から来てるっぽい!?

67:世界@名無史さん
14/08/28 16:01:40.83 0
そっちはHaim-Ric(家の支配者、家長)だな

68:世界@名無史さん
14/08/28 22:06:43.35 0
ペルシャのシャーとインドのカーストのクシャトリア

クシャトリアはヴェーダ語のkṣatra-由来
シャーは古代ペルシャ語のxšaΘra-由来
印欧祖語では同語だったとされる

インドのラージプートとペルシャのシャープールは、どちらも王の子の意味でプールの部分は
同語源だが、シャーはkṣatriya-、ラージは印欧祖語h3rēǵs由来なので異なっている

ラージプート諸族はクシャトリアの子孫だと主張していた。実に紛らわしい

69:世界@名無史さん
14/08/29 03:47:14.12 0
ローマ帝国のミトラ教の最高神ミトラは、仏教の弥勒菩薩
ゾロアスター教の最高神アフラ・マズダーは、仏教の阿修羅
満州の地名は文殊菩薩から
ラテン語の神を意味するデウスと、サンスクリットで神を意味するデーヴァは同じ語源

70:世界@名無史さん
14/08/29 06:49:24.03 0
Ω<ヘェーヘェーヘェー

71:世界@名無史さん
14/08/29 13:26:59.40 0
>>59
上の>>4によると、
>ラテン語の神を意味するデウスと、サンスクリットで神を意味するデーヴァは同じ語源
デヴィ夫人も同じ

72:世界@名無史さん
14/08/29 15:10:54.75 0
>>67 ricとラテン語のrex(王)って同根?ついでにドイツ語のreichも

73:世界@名無史さん
14/08/29 23:21:30.02 0
ギリシア語の人名アタナシオス、テオドルと
スラヴ語の人名アファナシー、フョードル。

ギリシア文字のθ(発音:th)は、キリル文字だとф(発音:f)に置き換えられる。

74:世界@名無史さん
14/08/29 23:47:30.38 0
ミスル(現在のエジプトの国の名)と聖書の登場するエジプトの国名ミツライム

エジプトのミスルは、イスラームがエジプトを征服した時現カイロに軍営(ミスル)を
設立したことが由来だと思っていたら、セム系言語でのエジプト名が由来だそうな

アケメネス朝ペルシャの碑文にもエジプトはムドラーヤと出てくるそうなので、
元々他称だったもの自国名になってしまった、ということなのだろうね
(古代エジプトの自称はケムト)

75:世界@名無史さん
14/08/30 00:10:11.62 0
定説ではないが、クロアチアで現在も主張されている説(いくつかの教科書にも
載っているらしい)

クロアチア語での国名hrvatskaの起源が、アフガニスタン西部の古代名称
アラコシアに由来するという説(だからクロアチア人はイラン起源という説)

こちらには、インドのサラスヴァティー川とも関連するという記事
URLリンク(www.iranchamber.com)

だとすると、サラスヴァティーは女神の名称でもあって、日本にも入り弁財天とされているから、
もしこの説が正しいとすれば、クロアチアと弁財天は同根ということになる。
これは、説の正邪に関わらず、クロアチア人との話題には使えるネタ
クロアチアに旅行する日本人は是非使ってみて欲しい

76:世界@名無史さん
14/08/30 02:25:04.30 0
モンテネグロの呼称。

「モンテネグロ」は、元来イタリア語での言い方。
現地で話されているセルビア語では、ツルナゴーラという。
トルコ語では、カラ・ダーという。

いずれの言語においても、「黒い山」を意味する。

77:世界@名無史さん
14/08/30 02:53:10.64 0
「赤毛のアン」の作者モンゴメリー
英国陸軍元帥モントゴメリー
どちらの姓もスペルはMontgomery

78:世界@名無史さん
14/08/30 02:59:26.72 0
ややこしいのがモールス符号の発案者「モールス」
ラファイエットや第二代大統領ジョン・アダムズの肖像画を描いた
画家としても著名で、その場合の表記は「モース」
どっちなんだと調べたら‘Morse’
モーゼかい

79:世界@名無史さん
14/08/30 03:09:09.17 0
アドリア海は、イリュリア語のadur「海」が語源で
ローマの五賢帝の一人ハドリアヌスの先祖はこの海に面した町ハドリア(現アトリ)の出身
「ロッキー」のエイドリアンはハドリアヌスに由来する人名
トルコのトラキア地方の町エディルネは、ハドリアヌスが築いたハドリアノポリスの訛り

80:世界@名無史さん
14/08/30 13:07:19.38 0
>>65
中世スペインの英雄エル・シッドのシッドは、サイイドのこと

81:世界@名無史さん
14/08/30 13:07:23.41 0
ブリテン島のウェールズ(Wales)やコーンウォール(Cornwall)、
ベルギーのワロン地域(Walloon)、ルーマニアのワラキア(Wallachia)は同じ語源で、
ゲルマン人がケルト・ローマ系の連中をwalha(よそもの)と総称したため。
イタリアをポーランド語でWlochy、マジャル語でOlaszと呼ぶのもここから。
おそらくガリア(Gallia)やゴール(Gaul)も同じ語源(/w/が/g/に訛った)。

82:世界@名無史さん
14/08/30 17:57:02.99 O
仏様に供える水の閼伽(あか)とaqua
野干とジャッカル

83:世界@名無史さん
14/08/30 20:04:03.38 0
ウリャンハイとオランケも同源?

84:世界@名無史さん
14/08/30 21:04:47.20 0
>>82
>閼伽(あか)とaqua
それは語源俗解
URLリンク(www.manduuka.net)

85:世界@名無史さん
14/08/30 23:49:11.45 0
共和国republicと英連邦commonwealthと
日本国憲法第十二条の公共の福祉common goodと
政治思想上の共通善common good
善(富)を共有する、というアリストテレス、キケローの国家論に基づく。

86:世界@名無史さん
14/08/31 00:27:12.13 0
アウグストゥスとセバスチャン
ラテン語のアウグストゥス(尊厳者)のギリシャ語訳がセバストスで、
東ローマ皇帝の称号の一つだった。

東ローマ皇帝テオフィロスと中世正教会の異端派ボゴミル派の始祖ボゴミルと
モーツァルトの通称アマデウス。
ギリシャ語の神+愛がテオフィロスで、そのスラブ語訳がボゴミル、
ラテン語訳がアマデウス。
ドイツ語ではゴットリープ。

87:世界@名無史さん
14/08/31 13:22:53.03 0
ヴェネツィアとヴァンダル族。
どちらも英語のwander(放浪する、動き回る)、wind(風)と同じ語源。
北欧神話には金星の神アウル・ヴァンディル(輝く放浪者)というのがいる。

ヴェネツィアはイタリック系のウェネティ族が住んでいたことからその名があり、
ブルターニュ地方の町ヴァンヌはガリア系のウェネティ族に由来する。
西スラヴのヴェンド人はヴァンダル族との関係も指摘される。

88:世界@名無史さん
14/08/31 18:44:56.10 0
ヘブライ語のベンとアラビア語のイブン
どちらも~の息子という意味

架空の人物であるが、ベンハーは、アラビア語発音だとイブン・ハーとか
イブン・シーナーはベン・シーナー とかになるのかな?

89:世界@名無史さん
14/09/01 00:47:58.62 0
東南アジアのカンボジア王国は、バラモン僧のカンブー(Kambu)が建国者とされることからその名があるが、
ヴェーダや仏典によれば現アフガニスタン南部にカンボージャという蛮族がおり、
インド西部のキャンベイ(カンバート)湾もカンボージャ族に由来するといわれる。
またアケメネス朝ペルシアの大王カンビュセス(ペルシア語名カンブージヤ)も同じ語源ともいう。

90:世界@名無史さん
14/09/01 01:24:22.78 0
>>88 イブン・フ(ー)ル?

91:世界@名無史さん
14/09/01 04:02:03.37 O
ケチャップは魚醤が由来とか

92:世界@名無史さん
14/09/01 04:24:44.23 O
先斗町とpoint

93:世界@名無史さん
14/09/01 08:44:29.05 0
>>88
「HUR」を「ハー」と発音するのは英語だけ

94:世界@名無史さん
14/09/01 09:11:25.24 0
アルタイ山脈、アルトゥン山脈、アルタン・ハーン、阿什河、愛新覚羅氏
みな「黄金(altin)」を語源とする

95:世界@名無史さん
14/09/02 21:17:52.54 0
>>88
ベン・グリオンとか?

96:世界@名無史さん
14/09/02 21:27:35.69 0
バラモン教の聖典ヴェーダ(veda)は、「知識」を意味する語根vidから来ており
ケルトの祭司ドルイド(Druid)は「オーク(daru,欧州楢)の賢者(vid)」を意味する
vidはラテン語video(私は見る)、英語wise(賢い)やwit(ウィット、機知)、
ギリシア語historia(調べて知ったこと、歴史)の語根でもある

97:世界@名無史さん
14/09/02 22:40:54.95 0
ヒンディー語で10万を意味するlakhと、ベーグルに挟む鮭の切り身ロックスも同源とか
鮭の方が本義。インドに入った後、魚と言うよりその数が印象に残って、10万と言う数を指す語になったか

98:世界@名無史さん
14/09/02 23:30:38.79 0
>>94
「金貨」を意味するロシア語アルトゥィン(алтын)も
テュルク語のアルトゥン、モンゴル語のアルタンに由来する。

「お金」を意味するロシア語ヂェニギ(деньги)は、
「銀貨」を意味するモンゴル語テンゲに由来する。

99:世界@名無史さん
14/09/02 23:50:10.27 0
>>88
>アラビア語のイブン

コイツの省略形がビン。

例えば、オサマ・ビン・ラディンとかアル・ワリード・ビン・タラールとか。

100:世界@名無史さん
14/09/03 13:54:11.72 0
イスラエル十二支族のひとつベニヤミンは「右手の子(ベン・ヤミン)」と解釈されるが
日が昇る方(東)を向いて右側は南になるため、ヤミンには「南」という意味もある
アラビア半島南端のイエメンはアラビア語でヤマンといい、やはり「右」「南」を意味する
インドでも「右(ダクシナ)」が南で、デカン高原のデカンはダクシナの訛り

101:世界@名無史さん
14/09/03 22:44:43.26 0
シャーナーメに登場するイラン神話の王ジャムシードと閻魔大王
どちらもインド・イラン人のイマに遡る

102:世界@名無史さん
14/09/03 23:43:26.56 0
トンガとハワイのコナ

103:世界@名無史さん
14/09/04 00:04:32.42 0
もしかしてベニヤミンってベンジャミンと同じ?そうすると、
ベンジャミンとイエメンは同語源ということに

104:世界@名無史さん
14/09/04 04:12:06.87 0
ジャミンの部分が。
そう考えるとベンジャミンの愛称がベンってのも間抜けだな。英語では菊を俗にmum(マム)というけど、
これもchrysanthemumの語末の、よりによって一番意味に寄与してない部分を取って使ってる

105:世界@名無史さん
14/09/04 08:59:15.77 0
ジェノヴァとジュネーヴは同じ語源
ケルト語genawa「入り江」から

106:世界@名無史さん
14/09/04 11:14:55.59 0
ゲール語だとgenawaから超絶的な音韻変化をしてるんだろうな

107:世界@名無史さん
14/09/04 12:44:48.09 0
トルコ南部のハタイ県の名は、遥か昔のヒッタイト帝国にちなむ。

オスマン帝国が滅んだのち、この地はフランス領シリアに編入され、アレクサンドレッタ県が置かれた。
だが住民は「トルコ人(当時はイスラム教徒)」が過半数を占めていたため、彼らはトルコへの編入を求めた。
そしてアレクサンドレッタ県とその首都アンタクヤを、当時のトルコの歴史観で
「原トルコ民族の国」と見なされていたヒッタイトにちなんで「ハタイ」と呼び始めた。
1938年、ハタイはフランスからの独立を果たし、翌年トルコに編入された。

URLリンク(www.geocities.co.jp)

108:世界@名無史さん
14/09/04 16:22:35.82 0
元アルジェリア大統領のベン・ベラのベンって、もしかしたら
アラビア語のイブンのベルベルなまりかなんかなんだろうか

109:世界@名無史さん
14/09/04 16:35:04.26 0
ハタイ県とやらに旅行してみたくなったわいな

110:世界@名無史さん
14/09/04 19:40:20.06 0
>>108 否めなす人質事件の首謀者ベルモフタールのベルも、ベンの変形かな

111:世界@名無史さん
14/09/04 20:14:33.84 0
ドイツのアーヘン、南仏のエクス=アン=プロヴァンスは
ラテン語のaqua(水)が語源で、泉や温泉が湧いていたことから

112:世界@名無史さん
14/09/04 21:40:42.16 0
>>107
トルコ共和国初代大統領ムスタファ・ケマルが、
鉱山経営のために設立した銀行、エティ銀行もヒッタイトに由来する。

113:世界@名無史さん
14/09/04 22:00:13.72 0
戦前だったかの刊行の世界史本を読んだ時、「ハツチ帝國」と書いてあったけな

114:世界@名無史さん
14/09/05 00:51:21.22 0
ブラジルのベレンとベツレヘム

115:世界@名無史さん
14/09/05 03:44:53.92 0
カンボジア、クメール王朝の首都ウドン
一説によると16世紀この近辺の日本人の町に住んでいた日本人により
現地の食が伝えられて日本の麺類「うどん」になった

民名書房ではなくて本当にある説だ

116:世界@名無史さん
14/09/05 10:33:24.42 0
クメール語のオンコー(訛ってアンコール)、タイ語のナコーンは
ともに梵語のナガラ(都市)が語源
釈迦が入滅した地はクシナガラ

117:世界@名無史さん
14/09/05 20:41:32.52 0
まさかマレー語のヌグリ(州)も?
ちなみにヌグリ・スンビラン州のスンビランの方を漢字で書くと森美蘭 森蘭丸みたいw

118:世界@名無史さん
14/09/05 23:05:03.58 0
>>117
Negeriは「州」じゃなくて「村」です
それも標準マレー語じゃなくてミナンカバウ語で
URLリンク(en.wikipedia.org)

119:世界@名無史さん
14/09/06 11:03:48.26 0
日本語版記事に騙された
ということはマレー語だとTaman NegaraのNegaraってことか。意味は国って事みたいだけど

120:世界@名無史さん
14/09/06 13:53:13.84 0
>>99
少し違う。
イブンの省略形はブンで、それが現代のアラビア半島で訛ったのがビン。

121:世界@名無史さん
14/09/06 17:52:47.08 0
女性形はビントだけど、これも昔はブントとかだったのかな

122:世界@名無史さん
14/09/06 22:27:01.05 0
子音語根に付く母音に訛ったもクソもないとおもうんですが

123:世界@名無史さん
14/09/06 22:48:41.24 0
グルジアと、イランのカスピ海南岸のギーラーン州及びゴレスターン州・ゴルガーンは、
ともに古代ペルシア語で「狼」を意味する語varka(中期ペルシア語形gurg)に由来し、英語wolfと同じ語源である。
古代ギリシアではグルジアをイベリア(Iberia)、カスピ海南岸地域をヒルカニア(Hyrkania)と呼んだが、
これもvarkaに由来し、アルメニア語形Hverを通じて伝わったものらしい。

URLリンク(ameblo.jp)

124:世界@名無史さん
14/09/06 22:52:19.34 0
グルジアと、イランのカスピ海南岸のギーラーン州及びゴレスターン州・ゴルガーンは、
ともに古代ペルシア語で「狼」を意味する語varka(中期ペルシア語形gurg)に由来し、英語wolfと同じ語源。
古代ギリシアではグルジアをイベリア(Iberia)、カスピ海南岸地域をヒルカニア(Hyrkania)と呼んだが、
これもvarkaに由来し、アルメニア語形Hverを通じて伝わったものらしい。

125:世界@名無史さん
14/09/06 23:01:05.79 0
>>123 そうですか >>124 へぇ、そんなに大事なことなんか

126:世界@名無史さん
14/09/06 23:50:13.29 0
小アジアのリュキアもだろうか

127:世界@名無史さん
14/09/07 00:40:02.57 0
グルジアの語源は聖ゲオルギオスだと思ってたけど違うのか

128:世界@名無史さん
14/09/08 20:45:33.65 0
ムガール帝国とモンゴル帝国

129:世界@名無史さん
14/09/08 21:30:44.74 0
ブランドのブルガリとブルガリア

ブルガリの祖先はギリシア在住のブルガリア人で、ギリシア語でブルガリア人のことをブルガリといったかららしい

130:世界@名無史さん
14/09/08 22:06:35.70 0
バスクとガスコーニュとビスケー湾

131:世界@名無史さん
14/09/08 22:16:15.09 0
アルヒとアラックとラクと阿剌吉(あらき)

132:世界@名無史さん
14/09/08 23:21:04.66 0
モーセという名は、ファラオの名トトメス、ラムセスなどに含まれる
エジプト語メス(…によって産まれた子)に由来するという説がある
トトメスは「トト神の子」、ラムセスは「ラー神の子」の意

133:世界@名無史さん
14/09/09 03:31:30.34 0
日本の河内とベトナムの河内(ハノイ)

134:世界@名無史さん
14/09/09 04:41:28.10 0
メスによって産まれた子って
オスから子が生まれることは無いんだから何を当たり前のことを

135:世界@名無史さん
14/09/09 04:52:43.79 0
マダガスカルの首都アンタナナリボのリボと、インドネシアのプロウスリブのリブ
千の意。なお、マラガシ語でoと綴る音は実はウのことなので、リブ(実際はリヴだが)とリブで
カタカナ表記だとさらに似通う

136:世界@名無史さん
14/09/09 21:19:54.25 0
シリアとアッシリア

137:世界@名無史さん
14/09/10 03:20:10.14 0
オックスフォードのフォードとフランクフルトのフルト
どっちも「歩いて渡れる浅瀬」の意味
戦略的に重要な地点なので、各地に似た地名がある

138:世界@名無史さん
14/09/10 10:19:17.79 0
>>137
アム・マインとアン・デア・オーダーがどちらも川沿いにあるのは当然のことだったのね。

139:世界@名無史さん
14/09/11 00:16:39.94 0
タシュクルガン(石頭城遺跡)と石城(いしき=棺を納めるために墓の中につくった石の部屋)

以下の説によれば同源

石 isi = ta:š
URLリンク(homepage3.nifty.com)

城 ki = qol-γan
スレリンク(history板:154番)

140:世界@名無史さん
14/09/11 23:36:16.65 0
>>134
タツノオトシゴを除く

141:世界@名無史さん
14/09/11 23:44:50.22 0
>>132
モーセって、ようするに父なし子、という意味でもあるのだろうか。。。

142:世界@名無史さん
14/09/12 00:06:48.21 0
>>122
アラビア語は母音を明確に区別する言語なんだがね

143:世界@名無史さん
14/09/12 00:53:11.33 0
カリフォルニアとカリフ

144:世界@名無史さん
14/09/12 02:59:38.60 0
Cali=暑い forn-=竈 って意味のラテン語じゃなかったっけ

145:世界@名無史さん
14/09/12 08:22:08.44 0
>>140
メスが産んでオスは育児をしているのだよ

146:世界@名無史さん
14/09/13 21:54:18.74 0
>>142
フスハーとアンミーヤの違い、フスハーの地域差などが原因だろう

147:世界@名無史さん
14/09/14 14:46:36.89 0
それを訛ったと言ったのでは

148:世界@名無史さん
14/09/14 16:23:53.40 0
英国の通貨ポンドと、旧スペイン領での通貨ペソは同じ語源
ともに「重量」を意味する

149:世界@名無史さん
14/09/14 17:45:59.78 0
Ω<ヘェーヘェーヘェー

150:世界@名無史さん
14/09/15 19:10:06.40 0
>>146
よく知らないんだけど、フスハーではイブンでアンミーヤではビンってこと?
でも今のサウジアラビアの公用語はフスハーだよね?
なのにサウジアラビアでもビンと言っていると思うんだけど

151:世界@名無史さん
14/09/15 19:23:59.15 0
>>150
URLリンク(en.wiktionary.org)
URLリンク(en.wiktionary.org)

بنの方が基本形というだけであって、どちらでもいい
アラビア語の語形変化が不規則的なのもあって、フスハーの中でも同じ意味の同じ語源の様々な言い方がある

152:世界@名無史さん
14/09/15 20:43:30.95 0
マクトゥーム家とかの頭についてる冠詞アールと、他の姓でも見られるアルも同じ語源かな

153:世界@名無史さん
14/09/15 23:57:18.23 0
ギリシャ語のポリス、ドイツ語のブルク、梵語のプラは同じ語源で、
「高い」「丘」「砦」を意味し、防衛に適した小高い丘(アクロポリス)の周りに集落ができたことから「都市」「国」を指す。
小アジアの古代都市ペルガモンも同じという。

154:世界@名無史さん
14/09/16 00:42:09.00 0
山の名前に多い-ベルクもブルクと同源?
ちなみに英語読みだとどっちも母音がシュワーで同じになる
ブルクの方は英語の-boroughと同源みたいだな
bergも何か対応する英語の同系語があったはずだけど、思い出せない

155:世界@名無史さん
14/09/16 02:25:10.39 0
icebergとかに化石化してるんじゃなかったか?

156:世界@名無史さん
14/09/16 13:22:22.40 0
etymonlineだけ見てたらpolisとburgが同源とは気付かないな、
みんなどういう資料を使って調べてるんだ?

157:世界@名無史さん
14/09/16 13:44:31.79 0
wiktionary

158:世界@名無史さん
14/09/16 14:21:50.56 0
英語じゃなんとburgと同系の語が、全く逆の「穴」という意味に
burrow
砦という意味から発展したんだろうな

159:世界@名無史さん
14/09/19 01:55:24.63 0
古代ローマのマリウスが撃退したキンブリ・テウトニ族のテウトニと
中世のチュートン騎士団のチュートンが同じ

アングロサクソンのサクソンとドイツのザクセン州が同じ

基本的な話だろうけど、高校の頃は知らずに別々に覚えた

160:世界@名無史さん
14/09/19 19:25:51.88 0
スコットランドの語源には諸説あるが、スカンジナビアと同じく印欧語の語根skot-(暗い、影)に由来するともいう
英語のshadowやshadeと同じで、ケルト神話にはスカサハ、北欧神話にはスカジという影の国の女神がいる

ちなみにスキタイやソグド、サカなどは、「射撃」を意味する語根skeud-に遡る
英語のshotやshoot、ラテン語のsaggitarius(射手、いて座)、近世ロシアの銃兵隊streltsyなどと同じ語源

161:世界@名無史さん
14/09/20 11:38:59.82 0
テウトニ、チュートン、ドイツ、ダッチは「民衆」を意味するゲルマン語theudoからで
イタリア語ではドイツ人をテデスコ(tedesco)と呼ぶ

162:世界@名無史さん
14/09/21 01:26:16.06 0
俺らにはまったくそんな感覚はないけど
非漢字文化圏の人には
トーキョー・トンジンカイフェンフ(東京開封府)・トンキン(現ハノイ)など
アジア各国の歴史で見られる都市名が「東の都」って単語由来なのは気づきにくいんだろうか

163:世界@名無史さん
14/09/21 02:57:45.36 0
>>162
Tokyo(東京:The Eastarn Capital)
DongJing(东京:The Eastarn Capital)
DongGyeong(경동;:The Eastarn Capital)
DongKing(Đông Kinh:The Eastarn Capital)

という感じで注釈しておけばいいんだ

164:世界@名無史さん
14/09/21 19:11:09.52 0
ハノイってどこに対して東の都なの?

165:世界@名無史さん
14/09/21 20:43:09.80 0
後黎朝の時にタインホアが西都(西京)、ハノイが東京とされた

166:世界@名無史さん
14/09/21 21:03:17.38 0
河内なのに東京

オイ、ワレ男っちゅうもんわな
酒の一升も飲んじゃってさ
競馬もやっちゃってさ
その為にさ思いっ切り働くんじゃいワレ
てやんでべら坊めやんけ

ふと思い出したw

167:世界@名無史さん
14/09/22 04:14:57.97 0
ハ・ノイもカワチも「河の内にある町」という地形由来

W杯ドイツ代表にSchweinsteigerという選手がいたがSchweinは豚で
直訳すると「豚小屋に住む者」「豚を飼う人」
日本で言うと猪飼さん
地名由来かもしれんけど

168:世界@名無史さん
14/09/22 10:45:36.39 0
この豚野郎!

169:世界@名無史さん
14/09/22 16:57:11.57 0
>>165
サンクスです

170:世界@名無史さん
14/09/23 15:46:30.47 0
ボヘミアとバイエルンは、ともに先住民のボイイ族から

171:世界@名無史さん
14/09/23 22:57:04.70 0
>>139
テュルク語における「クルガン」は、
「城砦」を意味するアラビア語カルア(qal‘a。ペルシア語ではガルエqal‘e)
の借用というのも考えられないかい?

172:世界@名無史さん
14/09/26 07:46:25.45 O
Haya haya! Jippun Jippun!

173:世界@名無史さん
14/09/28 23:58:59.09 0
スレチだけど、ズラタン・イブラヒモビッチのイブラヒモビッチはムスリム南スラブ人の末裔のボスニャク人を父親に持つ、アブラハムの子って意味だよね。

174:世界@名無史さん
14/09/29 01:08:04.76 0
ニケーア公会議のあった場所でもあるルームセルジューク朝の首都ニカイアと、
プロンビエール密約のあったフランスのサヴォイア、ニースのニースは
共にギリシャ神話のニケnikeからきている

175:世界@名無史さん
14/09/29 11:17:47.16 0
世界史用語ではないが、靴メーカのナイキもnikeが語源

176:世界@名無史さん
14/10/05 12:53:11.80 0
ザナドゥ(Xanadu、キサナドゥとも)と上都(シャンドゥ)
前者は欧米で“幻想の都市”、あるいは“桃源郷”のような意味合いで用いられる言葉
後者は元朝の夏の都であり、マルコ・ポーロが東方見聞録で叙述したことによりその名が西欧に伝わった

177:世界@名無史さん
14/10/05 21:21:16.21 0
というか、コールリッジが上都を夢想して歌ったのがXanaduでない?

178:世界@名無史さん
14/10/05 21:38:27.95 0
ナイキ・アジャックス
ナイキ・ハーキュリーズ
ナイキ・ゼウス
ナイキ・スパルタン
ナイキJ

179:世界@名無史さん
14/10/05 21:56:37.61 0
内モンゴルの包頭市(Baotou)は、モンゴル語Bughutu(鹿のいる場所)の漢字音写であるが、
満州南部にあった古代の国・夫余(ふよ)も穢人の言葉で「鹿」を意味する。

180:世界@名無史さん
14/10/05 21:57:53.18 0
奈良公園もBughutuと呼ぼうぜ

181:世界@名無史さん
14/10/05 22:19:29.32 0
>>177
まぁそうなんだけど、お蔵から引っ張り出してきたにせよ元ネタであることには違いない

182:世界@名無史さん
14/10/05 23:16:24.45 O
ロシア語の公はドイツ語の王と同じ語源
だから大公は大王
ただし外国の王を呼ぶ言葉は別にあった
東ローマ皇帝の称号もギリシャ語の王

183:世界@名無史さん
14/10/06 01:36:34.21 0
殷と燕

184:世界@名無史さん
14/10/06 01:38:22.28 0
コーカサスのグルジアは反ロシアの立場でロシア語読みの「グルジア」から
英語読みの「ジョージア」にするよう日本政府にかねてから申し込んでいたが
2014年10月に日本政府はグルジアの要請を受け受け入れ国名を、「ジョージア」
に変更することを決定した。綴りはアメリカのジョージア州と同じ「Georgia」

ジョージア州はイングランド王ジョージ2世からの命名だが、英語圏の名前Georgeは
イングランドの聖人ゲオルギオス(ギリシャ語で農夫)から来てるがグルジアの国名も
グルジアがイングランドと同じ聖人ゲオルギオスであるから。

なお、コーカサスもかつてはロシア語読みの「カフカス」と呼ばれていたが英語読みの
「コーカサス」にとっくになってる。なぜ日本政府がグルジアからの申し出を断り続け
たかは不明。なお、同じく柔道強国のカザフスタンも国名を「スタン」と言うペルシア語
読みからカザフ語の「カザフエリ」に変更する予定。

よって、リオデジャネイロや東京オリンピックは確実に「グルジア」から「ジョージア」になる。

185:世界@名無史さん
14/10/06 01:52:47.72 0
ロシア語が嫌だからってなぜ英語にする必要があるのか
サカルトヴェロと呼べばいいだろ

186:世界@名無史さん
14/10/06 03:06:09.47 0
聖ゲオルギオスはグルジア人にとって大切な存在なんだろう(建前)

187:世界@名無史さん
14/10/06 04:03:28.37 0
因みにフランスの守護聖人はジャンヌダルク、アイルランドは聖パトリックで
アイルランド系の多いアメリカ東海岸の警官や消防士の守護聖人にもなってる
日本はフランシスコ・ザビエルだそうだ。
ザビエルと同じバスク人の新しいサッカー監督は日本の守護聖人になってくれるかな?

188:世界@名無史さん
14/10/06 09:07:10.97 0
>184
昔は「英語読みの『コーカサス』は良くないから『カフカス』にすべき」と言われてたのになあ

189:世界@名無史さん
14/10/06 23:31:01.77 0
>>184>>188
そもそも「カフカース」って大元をたどれば古代イラン語になるわけだが。

190:世界@名無史さん
14/10/09 03:56:36.52 0
ロシアの都市「ズラトウスト(Златоуст)」はザラスシュトラの現代ペルシャ語読み「ザルトシュト(Zartosht)」と似ている

調べてみると都市名は金口イオアンなる聖人からとられていて「金の口」という意味のロシア語
Zaraϑuštraの前部分は「金」を意味する*zar-であるとされるので(後半の-uštra-は「ラクダ」という意味)、
半分は同根だった(スラヴ祖語*zȏlto、印欧祖語*ǵʰel-、なお英語goldやサンスクリットのहिरण्य (hiraṇya)も同源)

191:世界@名無史さん
14/10/09 06:40:42.58 0
そういうの見つかると、ちょっと嬉しいよな

192:世界@名無史さん
14/10/09 18:10:54.95 0
金口イオアン
英語にしたら John the Golden Mouthかw
その吐息が触れたものすべてを金に変える超人みたい
なんかカッコいい


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