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島津貞久(1269~1363)
鎌倉時代末から室町時代初期にかけて時代を読んで権力者に味方し、
名目だけの薩摩・大隅・日向の三ヶ国の太守だったのが、名実ともに
薩隅日三ヶ国の守護大名に成り上がる。
90代半ばになって死期を悟ったのか、存命だった息子2人にそれぞれ
薩摩と大隅の守護職を分割して相続させた。これが原因で島津家の
分裂が始まり、島津家中の統一は戦国時代の島津貴久の登場を待つ
ことになる。(実質は実父の日新斎忠良の功績によるところが大きい)
話を貞久に戻すと、分割相続したその年に没。享年95。