11/05/08 23:57:39.44 0
>>189
『ダントン』は、始まった時点で恐怖政治時代だった。
もうダントンが半ば以上投げやりになっていて、「オメーらにはついていけねーよ」という感じ。
あまり権力闘争が描かれるわけではなく、どんどんロベスピエールとサン=ジュストに追いつめられて
ギロチン。クビがザックリとなるとこまで描写されてたよ。
最後は割と鮮明に覚えてる。
ロベスピエールの下宿にサン=ジュストがうきうきしながらやってくる。
サ:マキシム(ロベスピエール)!やったぞ。民衆は騒がなかった。
ロ:(寝起きでぐったりの状態)
サ:これでやっと理想の政府がつくれるぞ!
ロ:(沈黙ののち)夢をみていた…(以下、よく覚えていないが、これでいいんかなあ、と
自分たちの行いや人生に懐疑的なことを言う)
サ:君は人生に絶望しているのか?ならば、自殺したまえ!
その後、下宿のおかみか誰かが子供を連れてきて、ロベスピエールに、人権宣言か
何かを暗唱させる。
子供が「何人も~…」と棒読みする中で、ロベスピエールは何かに恐怖するように沈黙
しつつ子供を眺める。