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既に新聞沙汰
暮らし・まち・安全のカルテ:
第2部 ITの闇/4 「友人」ある日ストーカーに
◇増殖する狂気
正体を現さないストーカーもいる。大手家電メーカー系列会社に勤めていた男性(35)は
今年、ネット上の掲示板に実名で「スカートの中を盗撮しようとした」などと事実無根の
書き込みをされた。以前に同様の被害に遭った際、相手の男を突き止めて刑事告訴の意向も
あることを伝えたが、その男の知人が会社の同僚だった。
会社によると、その同僚から男性の仕事上の手続きミスの報告を受け、退職させたという。
その後、社内でなければ知り得ない退職の経緯が、掲示板に載った。男性は「匿名の人物
のウソの書き込みで職を奪われ、退職後も中傷が続く。同僚たちを疑わざるを得ないが、
問い詰めたくても話に応じない」と憤る。
同社は「書き込みと退職とは関係ない」と話す。同僚たちは「男性の被害妄想」と、書き込み
への関与を否定する。
毎日新聞 2005年4月21日 東京朝刊