14/07/03 20:18:22.23
襲名からの歩みを「人と違うことが創造性があるとされる映像から、『正解』のある世界に入った。
毎日、足りないものを突きつけられるのは厳しいことだった」と振り返る。
稽古では、指導役の坂東玉三郎に「歌舞伎を忘れなさい」と言われたという。
これまでは「気持ちを入れると(せりふの)音がずれるという悩みの繰り返し」と中車。
「修禅寺物語」を一文ずつかみ砕いて解釈する玉三郎との稽古を通し、
「最初からその音を狙うのと、気持ちで言って音が出るのとは違う。
今回は気持ちを入れることを信じようと思う」と語る。