16/02/20 21:28:59.29 QkL9T4P9.net
韓国の子供がアメリカへ養子に行く数が減り、代わって中国とロシアからの養子が増えたことで、
韓国が養子輸出国という不名誉を脱することができるという期待が起こっている。
米国務省の統計によると、1980年代までアメリカへの養子輸出で断然「先頭」を走っていた韓国が、
中国とロシアに次ぐ3位に後退した。
1989年から2004年までに養子に入った子供は中国出身が3万5730人で一番多く、ロシアが3万4688人、
韓国は2万7361人で3番目だった。韓国は1989年から1994年まで、1991年を除いてずっと1位を占め、
一時はシェアが40%に達した。しかし1995年からは中国とロシアに次ぐ3位、2002年からはグァテマラが3位で
韓国は4位になり、比重も10%へと低下した。年平均の新規養子も1710人で、2000人を越える
中国やロシアに比べて相当減少した。
しかし、韓国がいまだ「養子輸出国4強」に入っていることは深刻な問題だ指摘されている。
特に、過去40年間に海外へ養子に行った子供(13万8486人)の23%に当たる3万1239人が障害児であったのに対し、
同期間の韓国国内で養子に行った子供は5万4639人だけであり、なかでも障害児は0.3%(159人)に過ぎなかった点を見ると、
韓国国民の養子に対する認識の転換が切実な状況だ。
韓国からの養子は1953年に初めてアメリカの地を踏んだが注目を引くことはなかった。
しかしソウル五輪が開かれた1988年に、ニューヨークタイムズ紙が「孤児輸出国」というタイトルの記事を扱った後、
急に社会問題として認識され始めた。当時、海外への養子を禁止しようという世論まで起きた。
その 一方で、国内での養子縁組が不可能なら外国に送ってでも良い養父母に会えるようにしてやらねばならない
という認識が広がるきっかけにもなった。
▽中央日報米州版(韓国語)
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