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安倍首相は、中国の習近平国家主席と、10日午後、北京の人民大会堂で会談を行った。「笑顔なき会談」からは、中国側の思惑も見え隠れする。
10日夜に開幕したAPEC(アジア太平洋経済協力会議)には、安倍首相、アメリカのオバマ大統領など、21の国と地域の首脳が集った。
13年ぶりにホスト国を務める中国の習近平国家主席は、笑顔で首脳陣たちを招き入れた。
しかし、安倍首相を迎える時、笑顔はなかった。
この数時間前に、2年6カ月ぶりの日中首脳会談が行われた。
握手を交わす両首脳。
しかし、この時、安倍首相は「公式にお会いすることが非常にうれしい」と話しかけたが、習主席は、険しい表情のまま反応を示さず、目を合わせることさえ避けた。
このあと会談は、およそ25分間行われた。
この中で習主席は、日中関係改善の第1歩であり、今後も徐々に、関係改善のため努力していくとしたという。
歴史認識問題については、「13億人の国民の感情の問題だ」とした。
一方、安倍首相は、歴代内閣の歴史認識の立場を引き継いでいる。
菅官房長官は、この会談を受けて、「わたしも映像を見ましたけれども、どうしたらよかったんでしょうね。お互いに、さまざまな問題を乗り越えて、首脳会談を実現したということは、極めて大きかったと思いますよ」と述べた。
習主席の冷淡とも見える態度から始まった、今回の首脳会談。
その背景について、中国情勢にくわしい富坂 聰氏は「国旗がなかったりですとか、笑顔を両方が向けて、カメラにサービスするというショットもなかったですね。やっぱり、国民の目を意識しているんだと思いますね」と話した。
日中首脳会談の前に行われた、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領との首脳会談の様子を見ると、習主席は、握手に笑顔で応えていた。
2人の背後には、国旗が並べられていて、日本との対応の差は歴然だった。
中国メディアは、今回の首脳会談を淡々と伝えている。
中国国営のCCTVは「習近平国家主席は10日、人民大会堂で、APEC首脳会議に出席するため訪中している安倍首相の求めに応じ、会見しました」と報じた。
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