16/06/14 23:28:18.79 CAP_USER.net
中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国は14日、雲南省玉渓市で特別外相会合を開催した。
AFP通信によると、ASEAN側は声明で最近の南シナ海情勢について「深刻な懸念」を表明した。
ASEANが中国との会合の場で、中国の軍事拠点化の動きを直接批判するのは異例で、
双方の対立とASEAN側の危機感を浮き彫りにした。
声明は名指しを避けながらも、南シナ海の動きについて
「信頼を損ない、緊張を高めるもので、平和・安全・安定を損なう可能性がある」と非難。
人工島造成を進める中国に自制を求めたほか、
国連海洋法条約など国際法の原則に従い、南シナ海の航行・飛行の自由の重要性を強調した。
これに対し、中国の王毅外相は会合で
「われわれの共通認識と協力を拡大し、相違に対しては適切に管理、対処しなければならない」と強調し、
双方の協力強化と対立回避を訴えた。
南シナ海をめぐっては、フィリピンが提起した仲裁裁判の判断が近く下される見通し。
仲裁裁判への参加を拒否している中国に不利な判断が出るとの見方が強まっており、
中国は今回の会合でASEANとの協力強化を主張することで、国際社会による「包囲網」拡大を抑えたい考えだった。
しかし、逆にASEAN側の強い批判を受けたことで、中国側は外交的に難しい立場に置かれた形だ。
以下ソース:時事通信 2016/06/14-22:24
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