16/05/31 12:31:51.09 CAP_USER.net
今国会で成立したヘイトスピーチ解消法をテーマにした緊急学習会が30日、
神奈川県川崎市川崎区の市教育文化会館で開かれた。市民ら約180人が参加し、
法の意義や今後の課題を学んだ。
学習会は「『ヘイトスピーチを許さない』かわさき市民ネットワーク」が企画し、
外国人の人権問題に詳しい師岡康子弁護士が解説した。これまでの政府の姿勢は、
新法を作るほど人種差別やヘイトスピーチがあるとは認識しておらず、現行法で対応でき、
啓発で対処することが適切としていたことを指摘。
人種差別撤廃条約には加盟したものの、具体化する法律はなく、
「特定の人権侵害について対処できても、人種差別や条約違反と認められるケースはほとんどなかった。
不特定の集団に活用できる法律もなく、野放しにされてきた」と解説した。
成立したヘイトスピーチ解消法は「国が初めて差別の被害を認め、
差別は許されないと宣言したことには意義がある」と力を込めた。
一方で、在留資格にかかわらず人権を保障する取り組みなども必要とし、
「まずは各自治体で実態調査をすることが出発点」と強調した。
カナロコ by 神奈川新聞 5月31日(火)7時3分配信
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
ヘイトスピーチ解消法の意義や課題を解説した学習会=川崎市教育文化会館
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