16/05/31 07:40:23.05 CAP_USER.net
27日、東京の羽田空港を出発して金浦(キンポ)空港に向かう予定だった大韓航空旅客機の左ウイング下のエンジンから火災が発生する事故が発生した。滑走路を移動中だったところで、搭乗していた乗客253人は非常脱出によって大きな負傷もなく全員が脱出した。
だが大韓航空の乗務員が乗客を緊急脱出させる過程で適切な措置を取ったかをどうかをめぐり論議が起きた。
大韓航空乗務員がまともに対応していなかったという指摘だが、これに対し大韓航空にいちいち反論する資料を出した。マニュアルどおり迅速かつ正確に乗客を脱出させたというのが大韓航空側の主張だ。
◆非常脱出過程が不適切だったという指摘に細かく反論
大韓航空がこうした反論資料を出したのは、大韓航空の現職副機長キム・スンギュ氏のフェイスブックの文章が大きな反響を呼んだことも作用した。
キム副機長は28日午前1時ごろ、自身のフェイスブックに書いた文で某通信社の記者が書いた記事に言及して「記者がまともに取材もしないまま書いた記事だ」として「大韓航空の乗務員は、全員が学んだ通り完ぺきに緊急脱出を実施した」と主張した。
フェイスブックではキム氏が書いた文章に2000件を超える「いいね」がつき、500回以上共有されるなど反応が熱かった。
議論になっている1つは、客室乗務員が声ばかり張り上げて組織的に対処できなかったということだ。これに対する大韓航空の主張はこうだ。
乗務員の非常事態の規則遵守は大声を出し(Shouting)、簡単明瞭に情報を伝えることによって乗客が安全に避難できるよう促す。
一部の乗客の立場としては不明瞭に見えるかもしれないが、そのようにしなければ乗客を早期に降機させにくい。
合わせてほかの乗客に対する負傷の危険性、スライドの破損などを考慮して乗客に手荷物を捨てて脱出するようにとの指示も一緒に出した。
また、スライドの下段で客室乗務員の安全措置が不十分だったという主張に対してはこのように主張した。
マニュアル上、緊急発生時の最初にスライドに乗って脱出する人は非常口に座っている乗客だ。非常口の着席乗客はほかの乗客がスライドに乗って降りてくる場合、下段で助けることになっている。
その後、客室乗務員が降機すれば一緒にほかの乗客を助けることになる。一部の動画で乗客の降機を助けていた人々がまさに非常口に着席していた乗客だ。該当便ではこうした手続きどおりに遂行した。
乗務員らが降機後、傍観者のように見物だけをしていたという主張に対しても大韓航空側は以下のように事実ではないと説明した。
客室乗務員はすべての乗客を安全地帯に避難させるよう統制する一方、最も基本の手続きである現場から脱出した乗客人数をすぐに確認した。また消防隊との協力のもと乗客と負傷者を世話する一方で、空港当局の指示によりバスで移動したことがある。
当社の運航乗務員は非常事態を仮定して実際と全く同じ訓練を常に繰り返し、万が一の緊急時に備えている。該当便の運航乗務員もまた、このような経験によってマニュアルに基づき緊急時の手続きを迅速かつ正確に遂行した。
これと共に大韓航空は事故当時の実際の実行手続きも説明した。該当便の機長は離陸滑走中にエンジン異常信号メッセージを確認するとすぐに離陸中断(Reject Take-off)を決め、副機長はリジェクト(Reject)を復唱したという。その後すぐに推進力装置を止め、ブレーキと逆推進力装置を作動して安全に航空機を止まらせるようにしたと大韓航空は説明した。また航空機が完全に止まった後、手続きどおりにすぐにエンジンに装着された消火器を噴射し、にもかかわらず、再び異常信号メッセージが浮かび上がるとすぐに再度消火器を噴射したという。このようにしても状況が好転しないため遅滞することなく直ちに乗客の脱出を命令し、乗客が全員脱出して乗客がいないかどうか確認した後、乗務員は最後に脱出したということだ。
中央日報 2016年05月30日
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