16/05/24 23:19:22.71 CAP_USER.net
日本では「過去の病気」と見られがちな結核が、世界で猛威を振るっている。2014年の死者は150万人でエイズを上回り、全ての感染症の中で最多。
年間新規患者数の37%に当たる約360万人が治療を受けられずにいるとみられる一方、不適切な治療により主な薬が効かなくなる多剤耐性結核がインドや中国などで拡大し、深刻な問題となっている。
世界保健機関(WHO)は今月12日、多剤耐性結核の発見と治療を短期間で安価に行える新たな手法を利用するよう奨励する声明を発表、危機感をにじませた。
「世界エイズ・結核・マラリア対策基金」(世界基金)の国井修戦略投資効果局長は「結核は、これまで考えられてきた以上に深刻との認識が世界的に高まっている。
アフリカなどで多剤耐性結核の発生を防ぎながら治療を普及させていく必要がある」と話している。(共同)
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