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▲米国に謝罪を要求する韓国人被爆者キム・イルジョさん=11日、韓国陜川の原爆被害者福祉会館【共同通信】2016/05/13
バラク・オバマ大統領の広島訪問決定と関連し、韓国人被爆者らの間では原爆投下に対する謝罪をオバマ大統領に要求する声が出てきた。被害を招いたのは朝鮮半島を植民地支配して戦争を始めた日本だと非難する声もあった。
大韓赤十字社の推定では広島と長崎で約7万人の朝鮮半島出身者が被爆、直後に約4万人が死亡した。広島で被爆した韓国原爆被害者協会陜川（ハプチョン）支部長シム・ジンテ氏(73)は「被爆者10名中1名が韓国人という事実を知って欲しい」と訴える。オバマ大統領訪問に合わせて、謝罪を要求する内容のプラカードをもって広島に向かう予定だ。
韓国南東部陜川（ハプチョン）にある原爆被害者福祉会館には高齢の被爆者103人が生活する。居住者のキム・イルジョさん(87)は広島の三菱造船所で被爆した夫が第二次世界大戦後に57才で病気で死亡し、一才になる子供も失った。自身も胃癌にかかったが、全部「原爆が原因」と考えている。
「日本は欲を出して韓国と満州を植民地とした。さらに欲を出して戦争を始めて韓国人が巻きこまれた」と怒る。それと共に「日本の敗戦がほとんど確定したのに、米国は民間人を殺す核兵器を使った。責任を認めて謝らな