16/03/26 16:33:41.19 CAP_USER.net
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講演する加藤達也前ソウル支局長（岡本義彦撮影）
山口県下関市で２５日に開かれた長州「正論」懇話会の第１３回講演会で、
産経新聞の加藤達也前ソウル支局長＝現社会部編集委員＝は「最近、韓国は反日を控えているが、北朝鮮問題で余裕がないだけだ。本質を見極めて、対応しなければならない」と強調した。講演の主な内容は次の通り。
◇
韓国の朴槿恵（パク・クネ）大統領は国家指導者として、日本の名誉を侵害する発言を続けていました。しかし、昨年１２月の慰安婦問題を巡る合意以降、朴大統領と閣僚による告げ口外交は、なりを潜めています。
北朝鮮の金正恩（キムジョンウン）第１書記がずいぶん挑発的なことをやっているからです。反日外交をやっている余裕がない。だが、（北朝鮮の）挑発がやめば嫌がらせが始まると思っています。
そのような韓国を読み解くキーワードは、意思の疎通や情報の共有ができない「不通」と「忖度（そんたく）」です。
昨年４月に８カ月間の出国禁止を解除され帰国しました。日本政府はそれまで強い調子で「産経新聞の支局長コラム問題を重視している」と、韓国側に出国禁止解除を求めました。しかし、朴大統領には伝わっていなかった。
私が帰国する前に、朴大統領の側近が、「日本に加藤を帰国させることをお許し下さい」と伝えると「その記者はまだ韓国にいたんですか」と答えたそうです。
側近は朴大統領が怖いのです。
大統領のお父様、朴正煕（チョンヒ）元大統領は尊敬の念とともに、怖ろしいイメージを持たれています。そのお嬢様、朴大統領は「姫」と呼ばれています。
姫からご下問されることもない、コミュニケーションもない。姫がどんなことを考えておられるか、こんなことを言っては怒られるんじゃないかと忖度し、遠慮がちな政権運営がなされています。
私の５００日間の体験は、日本人が韓国という国を考える際に、非常に大きな意味を持つと思っています。
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