16/02/21 14:53:04.14 CAP_USER.net
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村山富市元首相=大分市(撮影日:2015年12月28日)
3月に92歳の誕生日を迎える村山富市元首相が20日夜、都内で開かれた社民党大会関連行事の「社会民主党20周年 交流の夕べ」であいさつし、存在感を示した。村山氏は「平和憲法が守れたらいつ死んでもいい」などと訴えた。詳細は次の通り。
◇ ◇ ◇
いやあ、私はこの会場に入ってですね、涙が出るんですわ。こんなにねえ、(雨天で)足元が悪い時にねえ、支えてくれる皆さんが大勢おるんだと。
本当に感謝の言葉もございませんが、厳しい環境の中でね、歯を食いしばって頑張っておる社民党の皆さんを激励してほしいと思うんです。
党が分裂したことを思い出すとねえ、社民党に残った皆さんは必死の覚悟だったですよ。せっかく先輩が築いてきた社会党の流れを守っていかないかんと。労働組合が、支持母体が連合に行ってですねえ、社会党の支持から離れたと。
それについていくんじゃね、情けないじゃないかと言うんでねえ、本当に決死の覚悟でねえ、頑張ったんですよ。だんだん力が弱回っていく社民党に対してですね、今日の集会を見ますとね、まだまだ捨てたモノじゃないと(拍手)。頑張らないかんと!!(拍手)
特にねえ、今の国会をごらんなさいよ。憲法なんていうモノをねえ、閣議で勝手に変えてですねえ、閣議で決めたからと言ってねえ、それをまかり通していくようなねえ…。
あのシリーズ(シールズ?)に集まった学生の諸君がねえ、私の所へ来て言いましたよ。「日本はこれでいいんだろうか」と。「もう心配でたまらん」と。「だから黙っておれないんだ」と。こう言って学生が立ち上がったんじゃないですか。
その学生の声で奥さん方もねえ、子供を背負ってですよ、「黙っているわけにはいかん」と。そういう運動が起こってきているんですよ。
憲法をねえ、安倍ごときが勝手に解釈を変えてねえ…。私どもはどんなことがあっても平和憲法だけはしっかり守っていこうというんでねえ、これまで歯を食いしばって頑張ってきたんですよ。それで今日の日本は築かれているんですよ。
どこに変えなきゃならん理由があるんですか? なんにもないですよ。
日本の周辺に不穏な空気があると言うんならね、不穏な空気をなくす努力をすればいいじゃないですか。それが日本が平和憲法を持って初めてできることですよ(拍手)。相手は強化しよると。
それに対抗して強化しなきゃいかんと言ってやっていけば、昔と同じじゃないですか。そんなことは平和憲法を持っている日本にはできませんよ。
私は総理の時にアジアの国を回りましたよ。みんな言うんですから。「日本の国はありがたい」と。「紛争があり、戦争があっても一方に加担をしない」と。「中立を守って、しかもね、国民の暮らしに関するような援助をしてくれる。日本の国はありがたい」と(拍手)。
私はそういう日本の国を勝手に変えていこうなんていうねえ、しかも国民の意思を無視してですよ、なんですかあの国会の状況は。問答無用じゃないですか。
総理自らが「まだ国民には周知していない」と言いながらねえ、質疑を打ち切って強行採決をやったんでしょ? しかも憲法違反の法律ですよ。あんなことをねえ、国民が認めるわけにはいきませんよ、これは(拍手)。
第一ねえ、53条によってねえ、議員の皆さんが署名をしているんですよ? 国会の開会を要請した。これ、憲法にあるんだから。憲法を無視してですよ、国会が開かれなかったじゃないですか。
都合の良いことはやるけど、都合の悪いことはしない。そんなことを国会で堂々とやるような政権でしょ?
私は言っているんです。先は短いかもしれんけども(笑)。死ぬわけにはいかん!!(拍手)。どんなことがあってもねえ、平和憲法だけは守るぞ!!(拍手)。私はねえ、そのことだけをねえ、声を大にして叫びたいと思うんです。
もうねえ、それがうまくいったらいつ死んでもいい(笑)
もう私は92歳ですよ? だけど死ぬわけにはいかんから(拍手)。皆さん、どんなことがあったってねえ、憲法だけは譲っちゃいけませんよ。その決意をしっかり固めていただく。
そして、参院選で敵(かたき)をとる。それくらいの決意でお互い頑張ろうじゃないですか。
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